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【読書】幸村を討て 著者今村翔吾

戦国時代最後の戦い
大阪冬の陣夏の陣が舞台

徳川と真田の戦いを軸に
取り巻く武将達の思惑、生き様が描かれる

真田の家を残す長男信之、
真田の名を残す次男幸村の物語

負けるとわかって豊臣方につく諸将ー
死に場所を求める者、
自分を高く売れる機会を窺う者、
功名心の塊、
夢を諦める時が来た者(徳川方・伊達)、
約束を守りぬく者の物語

それらが縦の糸、横の糸に織り成される

徳川家康 
何故儂を殺さなかった?

織田有楽斎
交渉力 車の両輪
内通してたが変心、
が追われる…

南条元忠
忍びの力で人生逆転狙う
弥三郎だっけ?忠義の男

後藤又兵衛
ただただ功名心

伊達政宗

毛利勝永
約束 あなたを守ります たとえ弱くとも

真田信之
家を守る!
父からも疎まれるほどの、父をも凌ぐ智力
家康との畳の上での合戦

真田幸村
名を残す!
関東勢百万も候え、男は一人もいなく候う
天下人をあと一歩のところまで追いつめることで語り継がれることに

男には負けるとわかっていても戦わなねばならぬ時がある!な世界。
(今の僕の担当業務みたい。サラリーマンならわかるよね?)
めちゃくちゃおもろかった。映画化希望。

分厚い

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