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簡易通路

 今日もお疲れさまでした。今日も早起きして、朝のルーティーンをこなして、早朝出勤。気持ちいいね。決めたことがきちんとできる。これ以上に気持ちいいことはない。一方で、できなかった時の気持ち悪さもそれだけ大きい。たとえ正当な理由でできなかったとしても。気持ちいいからやってるつもりが、いつかやらなきゃ気持ち悪いになって、重荷になっていく。自分を縛るものになっていく。ただ、重荷がないと、縛るものがないとふわふわしてとりとめのない毎日を過ごしてしまうのも事実。特にこの時期は自分でつくらないと仕事からの縛りがないので、この朝の活動がいい具合にアンカーになってくれているような気がする。さあ、授業のコマ数激増の新学期が始まっても続けられるかしらねえ。
 昨年末から職場が改修工事していて、まだまだ終わらない模様。私が仕事している部屋(研究室とは別の)に通じる通路に足場を組むことになり、その横の斜面に板が渡されて簡易的な通路となっている。別にそんなことしなくても、もっと通りやすいスペースがあるのだけど、足場で通路をふさぐ代わりに工事の人が何かしたかったんだろうね。ただ、今朝はその簡易通路の上にもでっかい銀色の資材が置かれて通れなくなっていた。そんなことなら別に無理して斜面に通路なんか作らなくていいのにって思いながら部屋に入ろうとすると、明らかに他の職人さんとは違う、ちょっとえらいさんみたいな人が、すみませんねえ、ご迷惑をおかけします、みたいなことを言いながら会釈してくる。いえいえ、別にその簡易通路自体がそもそもいらんし。そして、一仕事終えて部屋から研究室に戻るときにもまだその人がいて、すみませんねえ、と会釈。まさかこの人は、私に会釈する担当として今日一日そこに配置されたのではあるまいな?無駄な通路といい、無駄な人員(ほんとはそんなことはないのだろうけど)といい、そりゃ、工事も長引くわな。

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