見出し画像

「逆算」してますか?私はできません。

 よし、明日からまた仕事なので、今日は早く寝る。逆算して、この時間にはこれを終わらせておく。部屋も片付けないといけないし、明日の準備もある。
 今日も暑かった。空気はもう確実に秋のそれに変わってるんだけど、まだ日差しと気温が高い。昼夜の寒暖差もあるみたいなので、みなさん、「普通の」風邪にもお気を付けください。

「逆算」できない

 つい書いてしまったけど、「逆算」っていう発想が今までどうしても苦手だった。就活とか新人研修とかでよく耳にしたし、社会人でなくても、レポートの期限とかいついつにテストがある、とか、何でもそこから「逆算」して、それに向かって今すべきことをする、というのは当然なんだとは思う。でも、私の場合、それをやってもいつも上手くいかない。初めから無理な計画を立てがちだったり、計画の立て方がマズいのだろうが、それだけではない気がする。

言い訳

 チームで動く場合以外は、そもそも「逆算」しなければならないこと、課題というのは、「やりたくないこと」な場合が多い。だから、「いつまでに少なくともここまでは」、とか、「毎日これだけは」、と決めて自分に強いる訳だ。やりたくないことは、強制的にやっても効率が上がらない。だから、計画してそれを強いるよりも、ふっと気が向いたときにやった方がいい気がする。そして、計画してしまったら、それが遅れてきたときに余計な焦りを生じるかもしれない。更に、どれだけ時間をかけても結果はあまり変わらないってこともよくあるから、毎日歯を食いしばって無理して時間をかけてやった結果と、締め切り直前に半分の時間でやった結果は同じかも知れない。要するに、何が起こるか分からない、その時どういう気分かも分からない未来に対してヘンに計画するより、その時その時の感覚で物事を進めた方がうまくいくこともあるよね。その感覚を磨いていくことは結局はヘタな計画を時間を使ってつくるよりいいんじゃないか。っていう言い訳。

矜持

 もちろん、私も何でも余裕をもって事に当たれたらとは思うけど、それはないものねだりで。やっぱり、ないもの、合わないものを無理して身につける必要はないと思うんだけどな。昨今は、「こうすればうまくいく!それを勉強してないのはその人の怠慢」、みたいな風潮があるように感じて窮屈だ。答えや真実は一つでもいろいろなたどり着き方があっていいんじゃないか、と。それで損したり、失敗したりしてもいいんじゃないか、と。こっちが近道ですよ、とかじゃかましい、と。頑固なのはいけないけど、なんか若いさわやかなスーツ着た、若くしてCEOです、みたいなにいちゃんが表紙に乗ってるような人生の HOW TO 本みたいのは絶対に手に取りたくない!っていう矜持はあってもいいんじゃないか。完全に僻みじゃないか。まあ、僻む権利もあるわな。自己責任で。

 ということで、今日の夜も気が向いたこと、やりたいことだけをやります。では~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?