凶夢

　とにかく疲れている。自分も周りも疲れている。今日はぐっすり眠れそうだ、っていう健全な疲れではない。金曜日だからか。季節のせいだろうか。急に寒くなったからか。目に映る景色が淡い色だから余計に世界全体が疲れているように見える。元気なのは選挙の候補者さんたちだけ。

　そして、今朝の夢である。タンスの奥から見つかった古ぼけた封筒に分厚い札束が。ずっしり。二束も。こりゃすごい。一束で一千万はある。二束でマンション買えるやん。うひょ～って繰っていったら、黄色がかったお札の色が白くなって、よくよく見ると諭吉さんじゃなくてバック・ホー（ホーチミン主席のこと）やん。円じゃなくてドン（ベトナムの通貨）かよ～。しかも、紙の2000ドン（100円くらい？）札や。で、目が覚めた。

　まあ、それでも10万くらいはあるんだけど、札束を手にした夢とはいえ、どうしても吉夢には思えない。早速ネットで調べてみたら、

札束の夢の中、あなたが札束を手にする状況にあるなら、それは凶夢です。運気が下がっていることを暗示しています。特に、恋愛運・金運が下がっています。恋人やお金などを自分の所有物として執着しすぎていませんか？そんな深層心理が見せた夢です。自分勝手なところがあるなら直しましょう。
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だって。やっぱりな。まあ、恋愛運はいいとして。執着しすぎですか・・・自分勝手ですか・・・よし、給付金のことは忘れて、静かな気持ちで投票しよう。