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「なぜ実行しない評論家と働きたくないのか」に向き合ってみた

今回は「どんな人と働きたいか」について書こうと思います。

これまでたくさんの起業家、投資家、経営者、専門家、公務員、サラリーマンなどにお会いしてきました。

そんな中で、話していて面白い人。そして、一緒に仕事したいなと思う人は、圧倒的に考えていて、そしてそれを行動している人。かつ、過去や現在に批判的だけど、未来に楽観的な人でした。

皆さんはどうでしょうか?

逆に、一緒に仕事する関係に発展しないのは、色々意見や評論はするが、それに対して行動していない人。かつ、未来に悲観的な人です。

もう少し整理してみましょう。意見のある・なしと実行する・しないに分けてタイプにわけると、以下の4つに分かれます。

プレゼンテーション1

1と2は正直なところ、別に気になりません。

私が働きたくないのは、3のタイプです。
意見はあり、主張するが実行しない人です。

きっと同じ意見を持つ人は多いのではないでしょうか。
もし多くの人が同じ意見を持つのであれば、もしかしたらここには一緒に働きたいと考える人のヒントがあるのではと思い考えてみました。

実行しない人の欠点はなんでしょうか。

考えてみると2つ思い浮かびました。

1つ目は、現場のオペレーションを理解できていないこと。
実行しないのだからオペレーションを理解できないのは当然です。

オペレーションを理解していないままの意見は理想論になってしまい、議論が無駄になります。

2つ目は、成功・失敗の経験がないこと。
実行には成功や失敗が伴います。その経験に向き合うことで意思決定の精度が上がっていくものですが、この経験がないと、自ら意思決定することに臆病になり、マネージャーなどの立場になると他人の意見を優先し逃げ道を作ってしまいます。

現場の理解をせずに理想論でしか物事を言わない。
成功・失敗の経験が浅く、いざというときに自己防衛を優先する。

これが3のタイプの人が嫌われる理由ではないでしょうか。

もしそうであるならば、反対のところに一緒に働きたい人のヒントがあるかもしれません。

現場を理解した上で、何をすべきか、何を目指すか議論できる。
自ら責任を取ってきた経験が豊富で、いざという時に踏み込める。

どうでしょうか?

失敗しても良い。大胆に行動する実行家集団になろう。

そう改めて強く思いました。自戒の念も込めて。

皆さんもどんな人と働きたいかを考える上で、どんな人と働きたくないかから反転して考えてみると意外と考えがシャープになるかもしれません。

では、今日はこの辺りで。

この記事は25Holdings Japa代表の藤田が毎週のはじめに日本メンバーに向けて書いているWeekly Blogを一部修正して掲載しています。
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