ep.36 チャック銭湯に行く

【サマリー】
このチャンネルはアメリカのアクションドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の日本語吹き替えパロディーチャンネルである。
CTA:テロ対策エージェンシー捜査官チャック・バウワーの活躍をコミカルに描くコメディドラマ。

大学から来た旧知の学者マシュー・ミリントンと共に、彼が大好きな銭湯に行く事になったチャック。日本のお風呂文化を堪能しよう。

👱🏻‍♂️チャック・バウワー
👩🏻‍🦱クロイ・オブラク
🐷ジェイムス・アリソン
👨🏿‍🦲ポール・マクフライ
🛀マシュー・ミリントン

【冒頭】
混沌とする世界情勢。テロの脅威は常に存在する。
僕は連邦捜査官、チャック・バウワー。
今日は、日本のお風呂文化を学ぶ良い機会になりそうだ。

【内容】
(歩く音)
👩🏻‍🦱「あ、チャック!」
👱🏻‍♂️「ん?どうしたクロイ?」
👩🏻‍🦱「メール見た?今日カリフォルニア大から学者の先生が来るって。」
👱🏻‍♂️「いや、まだ見てないな。何だって?」
👩🏻‍🦱「爆破事件の分析結果が出たから直接話したいって。」
👱🏻‍♂️「そうか。その先生って誰だ?」
👩🏻‍🦱「え~っと、マシュー・ミリントンって先生よ。」
👱🏻‍♂️「マシュー・ミリントン!」
👩🏻‍🦱「知ってるの?」
👱🏻‍♂️「あぁ、昔一緒に仕事をした事がある。変わった奴でな。」
🐷「ゲ~ップ!」
👱🏻‍♂️「ん?おい!ジェイムス!何食ってるんだ!」
🐷「え?焼き芋~美味しいよ。やっぱりこの時期はコレだよね!」
👱🏻‍♂️「にしても食い過ぎだろ!一体何本食ったんだ!?」
🐷「え~っと30本位かなぁ~」
👱🏻‍♂️「さ、30本だと!?」
(歩いて来る音)
👨🏿‍🦲「チャック!」
👱🏻‍♂️「ん?」
👨🏿‍🦲「カリフォルニア大からお客さんです。」
🛀「やぁチャック・バウワー!」
👱🏻‍♂️「おぉ~マシュー!」
(握手)
🛀「元気そうだな。」
👱🏻‍♂️「あぁ久しぶりだな!ミリントン准教授!」
🛀「今は教授だ。2年前に昇格したからな。」
👱🏻‍♂️「そうか。どんどん出世していくな。今~ちょうど君の話をしてたんだ。」
🛀「案外早く着いてしまってな。忙しい所悪い。」
👱🏻‍♂️「いや、構わない。後でゆっくり飲みに行こう。」
🛀「あ、君に一つだけ頼みがあるんだが。」
👱🏻‍♂️「ん?何だ?」
🛀「リトルトーキョーに銭湯が出来たってのは本当か?」
👱🏻‍♂️「あぁ~お風呂屋か。今話題になってるぞ。な、ジェイムス!」
🐷「はい!僕もよく行きますよ!」
🛀「そこに是非連れて行ってくれないか?」
👱🏻‍♂️「はっはっは。君ならそう言うと思ったぞ。」
👩🏻‍🦱「どういう事?」
👱🏻‍♂️「いや、マシューはな。大のお風呂好きなんだ。昔から温泉とかあちこち行ってたな。」
👩🏻‍🦱「へぇ~そうなのね。」
🛀「論理的でない相手と付き合うのは、精神的に疲れるからな。疲れにはお風呂が一番だ。」
👱🏻‍♂️「オーケー!一緒に行こう!僕も気になってたんだ。」
🐷「僕も行く~!」
👨🏿‍🦲「あ、私も一緒に!」
👱🏻‍♂️「よしっ!決まりだ!」
(♬化身 Aメロ)
★I.L.
🐷「よ~し、おっ風呂~!」
👱🏻‍♂️「お~誰もいないな!貸し切り状態だ!」
(歩く音)
🛀「よいしょっと。」
👱🏻‍♂️「ん?おいマシュー!こんなところで逆立ちするな!それに、ちょっとはタオルで隠せ!」
🛀「知らないのか?こうやって頭の血流を良くすることで、ストレス解消や疲労回復に効果があるんだ。それに、何も隠す必要はない。本来生物として自然な姿なんだから、何も恥じることはない。」
👱🏻‍♂️「い、いやでも目のやり場に困るだろうが…」
👨🏿‍🦲「私も全然恥ずかしくないですよ~!」
👱🏻‍♂️「ん?ぬぉっ!ポール!…ス、スゴイな君は!」
👨🏿‍🦲「はい?何の事です?」
🐷「ワァオ~」
🛀「Mr.ポール、君は群れを率いるリーダーの素質がありそうだ。」
👱🏻‍♂️「さすが子供が7人いるだけあるな!」
👨🏿‍🦲「もうすぐ8人ですよ!ハ~ハッハッハハ~」
🛀「生物学的にも非常に興味深い事だ。」
🐷「あ、う~何かオシッコしたくなってきちゃった。どうしよ?」
👱🏻‍♂️「おいジェイムス!どうしよじゃないだろ!まさかここでする気じゃないだろうな!」
🐷「…え~面倒だなぁ。」
👱🏻‍♂️「さっさとトイレ行って来い!」
🐷「ふぁ~い。」
👱🏻‍♂️「ったく。ここでとかあり得ないだろ!」
🛀「あり得ない?あり得ないなんてことは、あり得ない。」
👱🏻‍♂️「ん?どういう意味だ?まさかマシュー!君も…」
🛀「君が何を言いたいか、さっぱり分からない。」
(場面変わる)
(お湯の音)
👱🏻‍♂️「ふぅ~!気持ちいいな。何かいい匂いがするな。」
🛀「入浴剤だ。この匂いはクナイプだな。」
👱🏻‍♂️「匂いで分かるのか?」
🛀「僕はこの10年クナイプを愛用している。だがこんな事は誰にでも分かる。」
🐷「僕も入ろうっと。ん、よいしょっ。」
(お湯がかなり溢れる音)
👱🏻‍♂️「うぉっ!ジェイムス!お湯が溢れすぎだ!半分位無くなったぞ!」
🐷「え?そう?」
🛀「半分というのは誇張しすぎだな。Mr.ジェイムスは体が大きいが、言っても溢れたお湯の量は、君の二倍程度だろう。」
🐷「いや~やっぱ気持ちいいなぁ~。僕リトルトーキョー大好きなんです。メイドカフェ行って、お好み焼き食べて、そして銭湯!最高!」
(泡の音)
🐷「あっ!」
👱🏻‍♂️「オイこら!お前、今オナラしただろ!」
🐷「えっへっへ。」
👨🏿‍🦲「ハ~ハッハッハハ~。我慢するのは健康に良くないですからね!」
🐷「そうそう。出る時は出ちゃうもんね~。」
🛀「現象には必ず理由がある。オナラにも出る理由がある。」
👱🏻‍♂️「焼き芋の食べ過ぎだろ!ったく。匂いの方が問題だ!」
🛀「問題には必ず答えがある。この場所ではまず匂いは感じない。」
👱🏻‍♂️「クナイプの匂いで打ち消されてる分まだマシだな。」
👨🏿‍🦲「クサイプーの匂いだと困りますもんね!ハ~ハッハッハ~!」
👱🏻‍♂️「ポール!オヤジギャグはやめろ!」
🛀「オヤジギャグは即座に言葉を操るセンスが問われるものだ。Mr.ポールは絶好調だな!」
🐷「う~。」
👱🏻‍♂️「ん?どうした?」
🐷「僕、ちょっとお腹が…」
👨🏿‍🦲「ジェイムス、大丈夫ですか?」
🐷「もしかすると…また出ちゃうかも…」
👱🏻‍♂️「何っ!?」
🐷「う~ん!領域展開!」
(泡がたくさん出る音)
👱🏻‍♂️「ウォ~!!!!!!!」
★I.L.
👱🏻‍♂️「ふぅ~そろそろ上がるか。ん?どうした?」
🛀「チャック、君には聞こえるか?ほら?若い女性達の声だ。」
👱🏻‍♂️「お、本当だな!」
🛀「こっちに来てみるといい。丁度このあたりの壁が低くなっているぞ。」
👱🏻‍♂️「お、頑張ればもしかしたら…へっへっへ。ジェイムス!」
🐷「え?何?」
👱🏻‍♂️「ちょっと肩車してくれ!」
🐷「肩車?」
👱🏻‍♂️「そうだ。ほら、かがめ。」
🐷「ん~」
👱🏻‍♂️「よいしょっと。」
🛀「Mr.ポール!誰か来ないか見張っててくれるかい?」
👨🏿‍🦲「はいっ!」
🛀「どうだ?チャック?何か見えるか?」
👱🏻‍♂️「う~ん、もう少しなんだがな…ジェイムス、しっかり立て!」
🐷「え~これ以上立てないよ~。」
🛀「Mr.ジェイムス。ちょっと耳を。」
🐷「え?」
👱🏻‍♂️「ん~もう少し。」
🛀「ゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョ」
🐷「え~大丈夫かなぁ。」
👱🏻‍♂️「お!ちょっと何か見えたぞ!」
🛀「大丈夫だ。科学は真理を追求する手段に過ぎない。」
👱🏻‍♂️「マシュー!ほら、何か見えそうだ!」
🛀「ほら!今だ。」
🐷「ん~よいしょ~!」
👱🏻‍♂️「うぉ!」
🐷「オリャ~!!!」
👱🏻‍♂️「ヌォ~!!!!!」
(ドシン音)
👱🏻‍♂️「うっくっ!痛ってぇ~」
👩‍👩‍👧「キャー!!!!!!!!!」
👱🏻‍♂️「ヌゥオッ!」
(物を投げつけられる音)
🐷「プッ」
👨🏿‍🦲「プッ」
👱🏻‍♂️「ちょっちょっ!誤解だ!オレは投げられただけなんだぁ~!」
🐷「ハ~ハッハッハハ~ X5」
👨🏿‍🦲「ハ~ハッハッハハ~ X5」
🛀「フッフッフ。実に、おもしろい。」
(♬化身 サビ)
★END

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