【ドラマ】新支部長に要注意

🐶チャック・バウワー
🐺クロイ・オブラク
🐹ダニエル・マクレガー
🍇トム・ボーマン
👹アンドリュー・ブルック

【冒頭】
混沌とする世界情勢。テロの脅威は常に存在する。
僕は連邦捜査官、チャック・バウワー。
今日は、オフィスに新しい支部長がやってくるらしい。

【内容】
🐶「会議会議~っと。」
(ドア開閉音)
🐶「うぉっ。もう皆揃ってたのか。」
🐺「チャック!遅いわよ!どこ行ってたのよ!」(ヒソヒソ強く)
🐶「あぁクロイ。いや~ちょっと休憩室にいたら電話が来てつい…」
🐺「大事な会議ってメール来てたでしょ!新しい支部長の件!」(ヒソヒソ強く)
🐶「あ、あぁ~そいやそうだったな。」
👹「ん~ん~(咳払い)、やっと皆揃ったようだな。」(厳格な感じ)
👹「諸君、私はアンドリュー・ブルック。ニューヨーク支部から来た。今日から私がこのCTAロサンゼルス支部の支部長だ。」(厳格)
🐶「めちゃくちゃ強面だな。怖そうな人だ。」
🐺「シッ!」(ヒソヒソ強く)
👹「いいか。まず諸君に言っておく。今、我が国は未曾有(みぞう)の危機に面していると言ってもいい。ロシアや中国、中東にも多くの敵がいて、常に我が国を陥(おとしい)れようと狙っている。テロという手段でだ!国内にも既に多くのテロリスト達が潜伏している。いつどこで大きな事件が起こってもおかしくない。」(厳格)
👹「これを見ろ!昨年下半期のテロリストの検挙率だ。全米各地にあるCTAの支部の中で、このロサンゼルス支部はどうだ!?圧倒的に低い検挙率。たるんでるとしか思えん!君たちは一体何をやっているんだ!」(怒り)
(机を叩く)
🐶「うおっ」
👹「ロサンゼルスというのは合衆国の中で最も重要な都市の一つだ。私がニューヨーク支部から来た理由、それはこの都市を守る為、この支部を立て直す為だ!」(それはこの都市を~以降 強く宣言する感じ)
🐶「…」
👹「今日から一週間、君達の仕事ぶりを細かく見させてもらう。それによっては今の職務・階級が剥奪・降格になる可能性もある事を肝に銘じておいてくれ。そのポジションに相応しい人材か判断し、この支部に必要な人間だけを残す。私が支部長になったからには容赦はしない!厳しくやるぞ。覚悟してくれ。」(厳格)
🐶「ひょぇ~怖ぇ~」
👹「特に君だ!」(急にズバッと強く指す)
🐶「うぉっ!ぼぼぼ僕!?」
👹「チャック・バウワー、君の事はよ~く知っているぞ。ニューヨークでの件もな。」(厳格)
🐶「あ、あぁ~ははっ。丸腰でテロリストを倒した件かな?ニューヨーク支部でも噂になっちゃってたかぁ~はっはっは。」
👹「違うな!不真面目で身勝手。まともに任務をこなせていない。この支部の成績の悪さは君に大きな原因があり、捜査指揮官として不適格だと私は見ている。」(呆れた感じもかもしつつ厳格さキープ)
🐶「うっ。えっ。」
👹「いいか、バウワー。これから言動に注意しろよ。私にはいつでも君をその椅子から引きずり落とす権限がある。」(静かだが強い)
🐶「う…」
👹「以上だ。各自仕事に戻ってくれ。」(切り替え、少し軽くなる)
(手を叩く)
(足音)(ざわざわ)
🐺「チャック…まずいわね。支部長、本気であなたを潰しにくるかも…」(声を落とし気味で心配感)
🐶「う~む。弱ったな。」
🐹「チャック、大丈夫ですか?」(心配そう)
🐶「あぁダニエル。」
🐹「気をつけた方がいいですよ!支部長に目をつけられてます。」(心配)
🐶「そうだな~。どうしたもんか。」
🐹「今、相当チャックの印象悪そうですからね。こういう時は逆にこっちから近付くべきだと思うんですけど…」(真面目)
🐶「こっちから近付く?どうやって?」
🐹「う~ん、一緒に食事したり、週末、テニスやゴルフをしたり仲良くなるんです。そうすればチャックの良さもちゃんと見てもらえるはずです!」(真面目に明るく提案)
🐺「ダニエル!それ良いアイディアじゃない~!」(明るく)
🐶「なるほどな。しっかし、あの怖そうな支部長と仲良くなんてなれるかな…」
🐺「あっ、そういえば支部長、めちゃくちゃコーヒー通らしいわよ!」(思いつく)
🐶「コーヒー?」
🐹「それですよ!取り敢えず、支部長の部屋にコーヒーを差し入れして誘ってみましょう!まずはお互いを知る事ですよ!」(明るめ)
🐺「そうね!あ、私ブルーマウンテンの豆持ってるから作ってあげる!高いやつよ~!」(明るく)
🐶「あ、あぁ。じゃぁ頼む。」
★I.L.
(ノック音)
👹「はい。」(厳格だが少し柔らかく)
🐶「失礼しま~す。」
(ドア開ける音)
🐶「支部長!コーヒーを…ん?」
🍇「あ、チャックさん。お疲れ様です。」(ヘラヘラ明るい)
🐶「お、トム、君もいたのか。」
(ドアを閉める音)
🍇「えぇ、支部長にコーヒーを差し入れに来たんです。大のコーヒー通と伺ったもので…ホッホッホッホ。」(ヘラヘラ明るい)
🐶「(何っ。トムめ…)」
👹「何だバウワー。君もコーヒーを持って来てくれたのか。悪いな。もうボーマン君に入れて貰った。これは最高の豆だぞ。」(機嫌が良い)
🍇「支部長、トムで大丈夫です。この豆はパナマ産のゲイシャ。これ以上のものは地球上に存在しません。ブルーマウンテンなんかもう目じゃないですよ。ホッホッホッホ。」(明るい)
🐶「えっ。」
👹「ブルマンか…それも良いが、やはりゲイシャには勝てないな。この香り、まさにワンダホ~だ。ハッハッハ~。」(上機嫌)
🐶「そ、そうか…え、えぇと。」
👹「バウワー、君も座りたまえ。三人で少しお喋りでもしようじゃないか。」(明るめに提案)
🐶「は、はい…」
(座る音)
👹「ふむ。ところで、君達は趣味とかあるのか?」(柔らかめに)
🐶「趣味…ですか?」
👹「私は映画鑑賞が趣味の一つだが、私のように他に打ち込めるものがあってこそ仕事も集中出来るものだ。」(真面目に語る)
🐶「(お、映画鑑賞か!チャンス!)実は僕も…」
🍇「私も映画鑑賞が趣味なんです支部長!一緒ですね~!」(明るく大げさに)
🐶「(ぬっ!トムめ…)」
👹「ほぉ~それは素晴らしいな。今度ぜひゆっくり語り合おうじゃないか。」(少し嬉しそう)
🍇「いいですね!ぜひご一緒させて下さい!」(明るく大げさに)
🐶「(お前は成人映画ばっかだろうが!)」
👹「バウワー。君は何かないのか?スポーツとか…」(柔らかめに)
🐶「えっと私は…」
👹「そうだな、読書はオススメだぞ!知識と見聞を深めてくれる人類の優れた発明の一つだ。私は読書も趣味なんだが…」(機嫌良さそうに語る)
🐶「(お、読書!?チャンス!)実は僕も…」
🍇「読書ですか!素晴らしいですね支部長!私もそうなんです!いや~支部長とは気が合いそうです~」(明るく大げさに)
👹「そうなのかトム。うんうん。素晴らしい事だ。」(少し嬉しそう)
🐶「(クソッ!トムめ。邪魔ばっかりしやがって。)」
👹「ところでバウワー。何か言いかけたな。」(柔らかめに)
🐶「あ、あ~僕も読書が趣味で…」
👹「お、そうか、それは意外だな。人は見かけによらないもんだ。」(柔らかめに)
👹「あ~それはそうと、昨夜オフィスに寄った時、経理部のデスクにこんな本があったんだが…ええと。」(思い出し、真面目に)
🐶「ん?本?」
👹「これだ。アマゾネス・グラマラス。」(真面目に)
(物を置く音)
🍇「は~っ!」(息を吸って驚く)
🐶「(げっ!)」
👹「初めて聞く名前の本だから気になってな。中を見てみたら…」(また厳格に戻る)
🐶「(こ、これはマズいぞ…)」
👹「官能小説だ。こんなものが職場にあるとは…たるんでる!そうとしか言えない!」(たるんでる~以降、怒りが)
👹「一体どうなってるのか聞かせてもらいたいな。トム、これは経費で購入したものか?」(睨みを効かせながら怒りを押し殺し)
🍇「いっ、いや…私は、ちょ、ちょっとそこまでは存じ上げないですが…」(焦る)
🐶「(どうするこの状況、どうすればいいんだ)」
👹「ふむ。では質問を変えよう。これは経理部のデスクの上にあった本だ。トム、君はこの本の持ち主を知っているか?」(睨みを効かせながら)
🍇「え、っっと…いや…あの…」(どうしようと困る)
🐶「(…マズいぞマズいぞ。)」
👹「トム、君のデスクの隣にあった本だ。もしかして、君のものなのか?」(問い詰める感じ)
🍇「う…え~~~っと…」(どうしようと困る)
🐶「(どうにか切り抜けろトム!トムぅ!)」
🍇「チャックの本で~す!」(一転、軽く明るく※この切り替えが大事)
🐶「なにぃ~!!!!!!」
🍇「いや~私もビックリしましたよ~!まさかチャックがこんな本を購入してただなんて~!ダメですよね~仕事はちゃんとしないと!私がしっかり回収して置きましたからね!支部長!」(ヘラヘラ明るく)
🐶「(ト、トムゥ~!!!コイツぅぅうう!!!!)」
🍇「あ、私そろそろ戻ろないと!では~!!」(ヘラヘラ明るく逃げる)
(ドア開閉音)
🐶「お、おいっ!トムっ!」
👹「…チャック・バウワー…」(静かに怒りがこみ上げてくる)
🐶「あ、アハハハハ~支部長!こ、これはですね!あの~何というか~」
👹「貴様はアウトだぁ!!」(怒り爆発~出来れば叫んで欲しいです)
(♬Poor ring サビ)
★END

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