ep.31 ドラキュラ男 チャック・バウワー

【サマリー】
このチャンネルはアメリカのアクションドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の日本語吹き替えパロディーチャンネルである。
CTA:テロ対策エージェンシー捜査官チャック・バウワーの活躍をコミカルに描くコメディドラマ。

仕事のポールに代わりハロウィンイベントで子供達を見ることになったチャック。
ドラキュラに扮しポールの家へと向かう。

👱🏻‍♂️チャック・バウワー
👩🏻‍🦱クロイ・オブラク
👨🏿‍🦲ポール・マクフライ

【冒頭】
混沌とする世界情勢。テロの脅威は常に存在する。
僕は連邦捜査官、チャック・バウワー。
今日は、想い出に残るハロウィンイベントになりそうだ。

【内容】
👱🏻‍♂️「(寝息)」
(ノック音)
(ドアを開ける音)
👩🏻‍🦱「チャック、ポールが…あら?」
(ドアを閉める音)
👨🏿‍🦲「あ、チャック、居眠りしてますね?」
👩🏻‍🦱「勤務中なのに…もう!サボってばっかりなんだから!」
👨🏿‍🦲「どうしますか?クロイさん。」
👩🏻‍🦱「ふふ。ちょっと脅かしちゃおうかしら。」
👨🏿‍🦲「え?どうするんです?」
👩🏻‍🦱「まぁ見ててポール。」
👩🏻‍🦱「…ア"~」
👱🏻‍♂️「…う、う~ん…ふぉっ、ふぉっ、ぬぉ~!!」
(飛び起きずっこける)
👱🏻‍♂️「はぁうぁ!」
👱🏻‍♂️「痛ってぇ~!」
👩🏻‍🦱「ア~ハッハッハッハッハッハ~!」
👨🏿‍🦲「ハ~ハッハッハッハッハッハ~!」
👱🏻‍♂️「う〜夢か。ん?何だお前ら!くそっ!痛えな!腰をしこたま打ったぞ!」
👩🏻‍🦱「ア~面白い(笑)」
👱🏻‍♂️「笑い事じゃないぞ!今オレに何かしただろ!!」
👩🏻‍🦱「勤務中に居眠りなんかしてるから目を覚まさせてあげたのよ!感謝して!」
👨🏿‍🦲「クロイさん、ちょっとやりすぎですよ!面白かったですけどね!」
👱🏻‍♂️「ったく…うっくっ。」
(起き上がる)
👱🏻‍♂️「ふぅ~で、何の用だ?二人して。」
👩🏻‍🦱「あ、そうそう、チャックあなた今夜暇でしょ?」
👱🏻‍♂️「暇暇言うな!オレだって色々…」
👩🏻‍🦱「どうせ出会い系サイトのチェックでしょ!また!」
👱🏻‍♂️「そ、そそそれだけじゃないぞ!」
👩🏻‍🦱「じゃぁ何よ!言ってみなさいよ!」
👱🏻‍♂️「え~っと、あれだポインポイン美女とデートの約束が…」
👩🏻‍🦱「嘘ばっかり!」
👱🏻‍♂️「どうでもいいだろ!そんな事!で、何だ?今夜何かあるのか?」
👨🏿‍🦲「今日は31日。ハロウィンですよ!」
👱🏻‍♂️「あぁ~ハロウィンか。あれは子供のイベントだろ?」
👨🏿‍🦲「はい、実はウチの近所で毎年ハロウィンイベントがあるんです。」
👱🏻‍♂️「あぁ~そうか。ポールの所は子供が多かったよな。」
👨🏿‍🦲「はい、そうなんですが…実は私、今夜は夜勤でして子供を見てあげることが出来ないんです。」
👱🏻‍♂️「うん。それで?」
👩🏻‍🦱「チャック、あなた代わりにポールの子供達を見てあげてくれない?」
👱🏻‍♂️「何でオレが行かないといけないんだ!奥さんがいるだろ!」
👨🏿‍🦲「ウチの家内は今妊娠中でして…」
👱🏻‍♂️「何だと!?って事は…8人目か!?一体どうなってるんだ!?」
👩🏻‍🦱「お腹も大きくなってきて大変なんだって。だから子供達を見る人がいないのよ。ハロウィン子供達も楽しみにしてるし。ね、あなた子供好きでしょ?」
👱🏻‍♂️「ん~まぁ子供は嫌いじゃないがな。でもなぁ…」
👩🏻‍🦱「行かなかったら毎日留守電に呪怨ボイス吹き込むわよ!あ"~」
👱🏻‍♂️「おい!やめろ!殺す気か!」
👩🏻‍🦱「じゃあ行って!」
👱🏻‍♂️「う~わかったわかった!行けばいいんだな!」
👨🏿‍🦲「ありがとうございます!助かります!」
👩🏻‍🦱「よしっ!いい子いい子!」
👱🏻‍♂️「ったく。」
👨🏿‍🦲「ではこれを。」
👱🏻‍♂️「ん?何だこれは?」
👨🏿‍🦲「イベントの衣装です。これを着て下さい。」
👱🏻‍♂️「ん?」
(服を広げる音)
👱🏻‍♂️「赤と黒のマント?これドラキュラじゃないか!」
👨🏿‍🦲「ちゃんと牙のマウスピースもありますよ!」
👱🏻‍♂️「欽ちゃんの仮装大賞か!」
👩🏻‍🦱「ここで着替えて行ってね!」
👱🏻‍♂️「まったく。着ればいいんだろ。着れば。」
(場面変わる)
👱🏻‍♂️「どうだ?似合うか?」
👨🏿‍🦲「バッチリですよチャック!」
👩🏻‍🦱「案外イケるわね。」
👱🏻‍♂️「はは。オレは何着ても似合うからな。」
👨🏿‍🦲「あとコレも持っていって下さい。」
👱🏻‍♂️「ん?スプレー?」
👨🏿‍🦲「ヘリウムガスです。最近子供達がハマってるんですよ。一緒に声を変えて遊んで下さい。」
👱🏻‍♂️「あぁわかった。」
👨🏿‍🦲「あとウチの住所です。」
👱🏻‍♂️「ここにいけばいいんだな。」
👨🏿‍🦲「お願いします。」
(♬エロティカ・セブン Aメロ)
★I.L.
(運転の音)
👱🏻‍♂️「う~んと、この辺なんだがな。」
👱🏻‍♂️「おっと、牙を付けるの忘れてた。ドラキュラだからな。あ、その前に水を飲んどくか。」
(水を飲む音)
(キー音)
👱🏻‍♂️「ぬぉっ!(ブーと吐く音)(溢れる音)危ねぇ!」
(キー音)
👱🏻‍♂️「あの野郎!急ブレーキかけやがって!」
👱🏻‍♂️「ったく。ふ~水溢しちゃったじゃないか。は~(舌打ち)股間がグショグショだ。ん~まぁいいか。すぐ乾くだろ。」
(場面変わる)
(運転の音)
👱🏻‍♂️「えぇ~とここだな。セントダウアー通り67番地と。」
👱🏻‍♂️「クロイ!ポール!聞こえるか?」
👩🏻‍🦱「聞こえるわチャック。」
👱🏻‍♂️「今ポールの家に着いたぞ。今から中に入る。」
👨🏿‍🦲「時間通りですね!」
👱🏻‍♂️「あ、ポール、何て言えばいいんだ?」
👨🏿‍🦲「"お菓子をくれなきゃいたずらするぞ"です!」
👱🏻‍♂️「"お菓子をくれなきゃいたずらするぞ"だな。了解した。ぁ~」
👱🏻‍♂️「あ、ヘリウムヘリウム。ん~折角だから変な声で行ってやるか。」
(スプレー音)
👱🏻‍♂️「(吸う音)ア~ア~。お、声変わったな。ハッハッハ。変な声だな。」
(車を降りる音)
(歩く音)
(ベルの音)
👱🏻‍♂️「ア~ア~。オカシヲ。オカシヲクレナキャ。よしオッケーだな。(咳払い)」
(ドアを開ける音)
🧓🏻「はいどちら様?」
👱🏻‍♂️「オカシヲクレナキャ いたずらするぞ!」
🧓🏻「ヒッ!キャー!!!」
(ドアが閉まる音)
👱🏻‍♂️「お、おい!ん?声が戻ったぞ。」
👱🏻‍♂️「さっきの誰だ?おい!ポール!聞こえるか?」
(視点変わる)
👨🏿‍🦲「はい!チャック!どうしました?」
👱🏻‍♂️「何か年配の白人女性が出てきたぞ!本当にここお前の家か?」
👨🏿‍🦲「え?おかしいですね?住所合ってます?」
👱🏻‍♂️「え~っと、セントダウアー通り67番地だろ?」
👨🏿‍🦲「チャック!住所が違います!セントダウ"ワー"通り67番地です!アーじゃなくてワー!」
👱🏻‍♂️「何だと!?じゃぁここは別の家か!?」
(パトカー音)
👱🏻‍♂️「ん?」
👩🏻‍🦱「はっ。」
(キーボード音)
👩🏻‍🦱「チャック!今その住所から警察に通報があったみたい!」
👱🏻‍♂️「何ぃ!?」
(クリック音)
🔊「緊急出動要請緊急出動要請。セントダウアー通り67番地に股間を濡らしたドラキュラ姿の変質者ありと通報が入った!至急急行せよ!」
(視点変わる)
👩🏻‍🦱「チャック!警察が来るわ!」
👱🏻‍♂️「な、何だと!?ちょっと待て!警察に事情を話してくれ!」
👩🏻‍🦱「すぐには無理よ…上層部を通さないと…」
👱🏻‍♂️「何という事だ…」
👨🏿‍🦲「チャック!ひとまず逃げて下さい!」
👱🏻‍♂️「うっくっ!こりゃマズイ!」
(走る音)
(パトカー音増える)
🚓「そこのドラキュラ男!待て!止まれ!」
👱🏻‍♂️「はぁはぁ~うぉ~またこのパターンか~!!」
(♬エロティカ・セブン サビ)
★END

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