ep.29 新米テロリスト シスター・マヨ
【サマリー】
このチャンネルはアメリカのアクションドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の日本語吹き替えパロディーチャンネルである。
CTA:テロ対策エージェンシー捜査官チャック・バウワーの活躍をコミカルに描くコメディドラマ。
ちょっとおっちょこちょいで優柔不断な新米テロリスト"シスター・マヨ"。
機密情報を得る為、チャックの昔の友人になりすまし、ハニートラップを仕掛ける。
👱🏻♂️チャック・バウワー
🥗シスター・マヨ(メリル・ゴールドバーグ)
🧚🏻♀️天使
🧛🏻♀️悪魔
📷ピロシキ・サイポジ
【冒頭】
🥗混沌とする世界情勢。テロに対する当局の圧力はどんどん強くなっている。
🥗私は新米テロリスト、シスター・マヨ。
🧚🏻♀️私はマヨの天使
🧛🏻♀️オレはマヨの悪魔
🥗🧚🏻♀️🧛🏻♀️今回のミッションで、一人前のテロリストとして認められたい。
【内容】
🥗「ふぅ~遅いわね。」
(想像音)
🧚🏻♀️「マヨちゃんもう30分も待ってるわ。」
🧛🏻♀️「なかなか来ないな。」
🧚🏻♀️「今回のミッション何だったかしら?」
🧛🏻♀️「ピロシキさんの話聴いてなかったのか?今から来るチャック・バウワーっていう捜査官のスマホから、機密情報のアクセスファイルをコピーするんだ。」
🧚🏻♀️「あ、そうだったわ。でも本当に大丈夫?誰だっけ?昔の友達を演じるんでしょ?バレないかしら。」
🧛🏻♀️「あぁ、メリル・ゴールドバーグってやつだ!ファイルにあった写真を元に精巧な特殊メイクをしたから外見は結構似てるぞ!」
🧚🏻♀️「何だか心配だわ…」
🧛🏻♀️「このレストラン薄暗いし、バレっこないって!バウワーはヌケてるって話だし!」
🧚🏻♀️「でもバレなかったとしても、その後は?」
🧛🏻♀️「ホテルに誘い込んで、ピロシキさんがくれた睡眠薬で眠らせればイチコロだ!あ、バウワーだ!来たぞ!」
(歩いて来る音)
👱🏻♂️「メリル?」
🥗「チャック?」
👱🏻♂️「おぉ~メリルか!久しぶりだな!10年いや15年ぶりか?全然変わってないな!」
🥗「あなたも昔のままね。チャック。」
🧛🏻♀️「ほら、バウワー全然気付いてないだろ!こいつチョロイぜ!」
🧚🏻♀️「でもマヨちゃん油断しちゃダメよ。」
👱🏻♂️「いや~すまないな。待っただろ?道が混んでてな。」
🥗「気にしないで。食べるものは私が適当に頼んでおいたわ。」
👱🏻♂️「そうか。悪いな。」
(座る音)
👱🏻♂️「ところで、急に連絡くれるなんて一体どうしたんだ?」
🥗「実はちょっと聞きたい事があって。…スネークの事よ。」
👱🏻♂️「あぁ~スネークの事か。君達とっくの昔に別れたと思っていたが、まだ会ったりしてるのか?」
🥗「友達としてね。何あったら頼りになるから。でも最近彼と連絡が取れないの。こんな事今まで一度も無かったのに。チャック、あなた何か知らない?一番の親友でしょ?」
👱🏻♂️「あ、あぁ…実は…アイツ、任務中に行方不明になってな…僕も心配してる所だったんだ。」
🥗「そうだったのね…。危ない仕事だってのは聞いてたけど…心配だわ。」
👱🏻♂️「メリル。大丈夫だ。僕達が必死になって捜してるから。すぐに見つかるさ!」
👩🏻💼「失礼します。」
👱🏻♂️「あ、あぁ。お、ステーキか!?」
(皿を置く音)
👩🏻💼「ソースはそちらからどうぞ!」
👱🏻♂️「あぁ、ありがとう。」
👩🏻💼「ごゆっくりどうぞ。」
(歩く音)
👩🏻💼「あの二人、別れ話かな?男の方、すごく嬉しそうにしてたけど、振られるんだ、可哀想。」
🧚🏻♀️「聞こえた?ウエイトレスの心の声。」
🧛🏻♀️「うん、何か勘違いされたみたいだな。」
👱🏻♂️「ふふ。昔、皆で一緒にファミレス行ったよな!覚えてるだろ?」
🥗「え?」
👱🏻♂️「え~っと、これとこれ。」
🧛🏻♀️「マヨネーズとケチャップ?」
👱🏻♂️「忘れたか?君と僕のステーキの食べ方。変だ変だと皆でバカにしてたよな。」
🥗「え、えぇ覚えてるわ。」
🧚🏻♀️「え~ファイルにはそんな事まで書いてなかったわよ!」
👱🏻♂️「僕らは普通のソースはあまり好きじゃないもんな。さ、君からどうぞ!」 🥗「そ、そうね…」
🧛🏻♀️「どっちだろ?」
🧚🏻♀️「困ったわね。」
👱🏻♂️「どうした?レディーファーストだよ!」
🧚🏻♀️「マヨネーズよ!」
🧛🏻♀️「ケチャップだ!」
🧚🏻♀️「これはステーキよ!ケチャップなんておかしいわ!」
🧛🏻♀️「マヨネーズだって変だろ!」
🧚🏻♀️「ケチャップは酸っぱくて美味しくないのよ!」
🧛🏻♀️「マヨネーズはオェってくるんだよ!」
🧚🏻♀️「マヨネーズ!」
🧛🏻♀️「ケチャップだって!やんのかコラァ!」
👱🏻♂️「メリル?どうした?」
🥗「あ…え~っと私ちょっと食欲がなくて…」
👱🏻♂️「そうか?じゃぁ僕からかけようかな。」
(持つ音)
👱🏻♂️「へっへっへ。僕らが好きな食べ方はやっぱりこうだよな!」
🧚🏻♀️「え!?両方持ったわよ!?」
🧛🏻♀️「嘘だろ!?」
(ビューっと出す音)
🧚🏻♀️「キャ~!!!」
🧛🏻♀️「ウェ~!!!」
(場面変わる)
👱🏻♂️「ふぅ~結構食べたな。そろそろ出るか?」
🧚🏻♀️「ほらマヨちゃん!ここで誘うのよ!」
🧛🏻♀️「そうだ!誘え!」
🥗「え~っと…チャック…その…私…」
🧛🏻♀️「興奮してきちゃったって言え!」
🧚🏻♀️「直接的過ぎるわよ!」
🥗「ちょっと…酔っちゃったみたい…」
👱🏻♂️「ん?大丈夫か?タクシー捕まえようか?」
🥗「大丈夫…ちょっと休めば平気…」
🧛🏻♀️「ほら、ホテルに誘え!」
🧚🏻♀️「オブラートに包んでね!」
🥗「…どこか、静かな所で休みたいの。」
👱🏻♂️「ん?少し外でも歩くか?」
🥗「う~んと…ほら…ホ、の付く所とか…」
👱🏻♂️「ホ?…あぁ。ホームセンターか。」
🧚🏻♀️「ホームセンター!?」
🧛🏻♀️「アチャー!」
🧚🏻♀️「信じらんない!」
🧛🏻♀️「こりゃハッキリ言わないと!」
🥗「えっと…ホ、ホテルでちょっと休まない?」
👱🏻♂️「ホテル?あ、あぁ~そういう事か!アハ、アハハ~」
🧛🏻♀️「コイツ、アホなのか!?」
🧚🏻♀️「どうしようもない男ね!」
(♪JOY Aメロ)
★I.L.
👱🏻♂️「メリル、大丈夫か?」
🥗「大丈夫よ。チャック。」
👱🏻♂️「あ、え~っと僕はそろそろ帰ろうか、な?」
🧚🏻♀️「マヨちゃん、捕まえなきゃ!」
🧛🏻♀️「そうだ!もっと強引に!」
🥗「チャック…私、実は今日あなたに会ってからずっとドキドキが止まらないの。」
👱🏻♂️「え!?」
🧚🏻♀️「キャ、マヨちゃんたら。」
🧛🏻♀️「いいぞ!続けろ!」
👱🏻♂️「メ、メリル、どうしたんだ?」
🥗「あのね…久しぶりに会ったけど、あなたとても素敵だわ。」
👱🏻♂️「メリル…」
🧛🏻♀️「よっしゃ!もうひと押しだ!」
🥗「今日は…帰りたくない。朝まで一緒にいて。」
🧚🏻♀️「キャ~!」
👱🏻♂️「僕も…君と朝まで一緒にいたい。」
🧛🏻♀️「よしっ!引っかかった!」
🥗「良かった。…あ、ちょっと待ってて。今酔い醒ましの薬飲むから。」
(歩く音)(バックを漁る音)
🧚🏻♀️「睡眠薬ね!」
(水を注ぐ音)(薬を開ける音)
🧛🏻♀️「薬を飲んだフリをするんだ!」
🥗「(水を飲む音)ふぅ。」
🧚🏻♀️「次はバウワーの分も!」
(水を注ぐ音)
🧛🏻♀️「睡眠薬、バレないように入れろ!」
(薬を入れる音)
🧚🏻♀️「大丈夫!バウワーは気付いてないわ!」
(歩く音)
🧛🏻♀️「自然に渡すんだ!」
🥗「チャック。あなたもお水飲んで。」
👱🏻♂️「あ、あぁありがとう。」
(水を飲む音)
🧛🏻♀️「飲んでる飲んでる!」
👱🏻♂️「ぷはぁ。」
🧛🏻♀️「どうだ?効いたか?」
🧚🏻♀️「効き目はすぐに現れるはずよ!」
👱🏻♂️「ん、ん~変だな。僕も酔っ払ったのか、な…」
(倒れる音)
🥗「やった!」
🧛🏻♀️「よし!」
🧚🏻♀️「さ、マヨちゃん、早くスマホを!」
(服を弄る)
🧛🏻♀️「ズボンの後ろポケット!」
🥗「あった!」
🥗「え~っと、暗証番号…」
🧛🏻♀️「123456!」
🥗「オーケー解除出来た!」
🧚🏻♀️「アクセスファイルを探して!」
🥗「え~っと…」
🧛🏻♀️「そう!そこのフォルダだ!」
🥗「え、何これ!?」
🧚🏻♀️「キャッ!」
🧛🏻♀️「コイツ…エロ動画ばかりじゃないか!?」
🥗「ひどいわね…」
(電話が鳴る音)(ピ音)
🥗「はい。」
📷「アタシよ!」
🧚🏻♀️「ピロシキさん!?」
🥗「どうしました?」
📷「悪いんだけど~アタシ、渡す薬、間違っちゃったみたいなのよ。」
🥗「え!?」
📷「でもダイジョブよ!死ぬような薬じゃないし。媚薬よ媚薬…むしろ元気になっちゃうかもね~ホッホッホッ。じゃね~」
(ツーツーツー音)
🥗「び、媚薬…」
🧛🏻♀️「って事は!?」
👱🏻♂️「ん、ん~何か寝落ちしてたか…ん?メリル、どうしたんだ?…」
🥗「はっ!(驚き息を呑む)」
🧚🏻♀️「バウワー起きちゃった!!」
👱🏻♂️「ん?…なんだ一人で動画観て楽しんでたのか。悪いな寝ちゃって。」
🧛🏻♀️「イヤイヤ!勘違いだ!」
👱🏻♂️「うっくっ。さ、メリル、もっと近くに来てくれ。ハハ…ハハハ。」
🥗「い、いや…私…」
🧚🏻♀️「マヨちゃん逃げて!」
(走る音)
👱🏻♂️「メリル!」
🧛🏻♀️「外に逃げるんだ!」
(ドアを開ける音)
🥗「ハァハァハァハァ~ x3」
🧚🏻♀️「そのまま走って!」
(走る音)
(ドアが開く音)
👱🏻♂️「メリル~!待てよ!」
🧚🏻♀️「来た!!マヨちゃん急いで!」
🧛🏻♀️「逃げろ~!!」
👱🏻♂️「メリル~!!!一緒に熱い夜を過ごそう~!!」
🥗「キャ~!助けて~!(叫ぶ)」
(♪JOY サビ)
★END
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