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【ドラマ】デーモンズ・クライド

【サマリー】
これはアメリカのアクションドラマの日本語吹き替え風番組である。
CTA:テロ対策エージェンシー捜査官チャック・バウワーやその仲間達の活躍をコミカルに描くコメディドラマ。

トムには理想の女性像があるようだ。
朝から呼び出されたチャックはある頼みを受ける事に。

🐶チャック・バウワー
🍇トム・ボーマン
👠ジーナ・マオラーノ
🚓男性警察官
👹アンドリュー・ブルック

【冒頭】
🍇運命的な出会いは逃してはならないもの。(真面目)
🍇私は真面目な経理担当、トム・ボーマン。(真面目)
🍇やっと、私にぴったりの女王様を見つけた。(真面目)

【内容】
🐶「え~っと、この辺なんだがな~。」
🐶「トムの奴、急に呼び出しやがって何なんだ一体。まだ朝7時だぞ。」
🐶「お、あった!トムの車だ。」
(ノック音)(車ドア開ける音)
🐶「よぉトム。」
🍇「チャック、おはようございます!乗って下さい。」(明るめ)
🐶「あぁ。ふっ。っく。」
(車ドア閉じる音)
🐶「ふぅ~。で、どうしたんだ朝っぱらから?」
🍇「ちょっと待って下さい。今良い(いい)所なんです。」(忙しそう)
🐶「ん?何だ張り込みか?双眼鏡まで持ち出してやけに本格的だな。」
🍇「…」
🐶「君がそうやってると、張り込みというかただの覗きだな。ハハッ」
🍇「チャック、ちょっと見てみて下さい。あそこのアパート、左から2列目、3階のバルコニーです。」(明るめ)
🐶「ん?何だ?」
🐶「え~っと…」
🍇「見えますか?洗濯物を干している女性。」(明るめ)
🐶「あぁ。おっ、えらく美人じゃないか~。スタイルも良さそうだし。」
🍇「そうなんですよ~。」(分かってくれて嬉しそう)
🐶「ん?もしかして本当に覗きか?ストーキングしてるのか君は?」
🍇「違います!彼女は私にとって運命の相手なんです!」(強く)
🐶「運命の相手だぁ?知り合いなのか?」
🍇「彼女を知ってからまだ1週間しか経ってませんが、時間は重要じゃありません!」(強く)
🐶「はぁ…どうやって出会ったんだ?」
🍇「実はですね、カフェで偶然隣の席になったんですよ~。」(嬉しそう)
(モワモワ音)
🍇「あ~オーシリー・ヒップバーンの新作楽しみだなぁ」(ニヤニヤ独り言)
👠「あ痛たたた…ちょっと鞭打ち(ムチウチ)になってるわ…」(ちょいセクシーに独り言)
🍇「えっ、ムチ!?」(驚く)
👠「昨日馬乗りになった時に激しく抵抗されたからだわ…」(ちょいセクシーに独り言)
🍇「う、馬乗り!?ハヒョ~」(歓喜)
(プシュー音)
🍇「これはドストライクだと!もうバババときましてね!」(嬉しそう)
🐶「それを言うならビビビだろ!」
🍇「で、そのまま後をついて行って住まいを探り当てまして。」(嬉しそう)
🐶「え?」
🍇「それ以来こうやって時間がある時は彼女の部屋を見守っているんです。」(嬉しそう)
🐶「ちょっと待て!本当にストーカーじゃないか!」
🍇「違いますよ!変な虫がつかないか心配してるんですって!」(否定)
🐶「変な虫は君だろ!」
🍇「ちゃんと彼女の事も調べましたよ。名前はジーナ・マオラーノ、28歳。不動産会社に勤めています。出身はダラス、一人っ子のようです。」(真面目)
(紙の音)
🐶「なんだ、やけに詳しいな。」
🍇「はい、ダニエルに頼んで身元調査システムで調べてもらったんですよ~。ふふふ。」(嬉しそう)
🐶「公私混同も甚だしいぞ!こんな事にシステムを使うな!」
🍇「まぁまぁ、堅い事言わないで下さいよ。」(なだめる)
🐶「君は真面目さが取り柄じゃなかったのか?」
🍇「私は真面目に彼女を心配しているんです。」("真面目に"を強調)
🐶「まったく…はぁ~。で?どうする気なんだ?」
🍇「どうにかして彼女と接点を持ちたいんですよねぇ。」(すこし困った感じ)
🐶「接点ねぇ~。」
🍇「そこでチャックの出番です!」(嬉しそう)
🐶「え?」
🍇「"Red Demon Cried"ってお話知ってますか?"泣いた赤鬼"です。」(明るめ)
🐶「何だそれ?」
🍇「日本の昔話なんですけど、ある所に心の優しい赤鬼がいまして、友人の青鬼にどうやったら人間と仲良くなれるか相談したんです。」(真面目)
🐶「はぁ…」
🍇「青鬼の提案した作戦はこうです。青鬼が人間を襲う。そこへ赤鬼が助けに現れて青鬼を退治する。」(真面目)
🐶「うん。」
🍇「これで赤鬼は人間からの信頼を得て仲良くなる事が出来た、というお話です。」(明るめ)
🐶「なるほどな。つまり、君が赤鬼で、人間が彼女、青鬼が僕、というわけだな。」
🍇「今日はやけに物分りがいいですね~。その通りです!」(嬉しそう)
🐶「ふ~む。そんなうまくいくと思うか?もし彼女が僕に惚れたりしたらどうするんだ?」
🍇「それはありえませんから心配していません。」(きっぱり)
🐶「んなっ。ふぅ~君にそれを言われるとはな~。」
🍇「もう少ししたら彼女は出勤の為に外に出てきます。その時がチャンスです。」(ドヤ顔)
🐶「生活スタイルまで把握してんのか。う~ん。分かった。この借りはデカいぞ。」
🍇「やった。お願いします!」(嬉しそう)
(♬りんごあめ Aメロ)
★I.L.
🍇「チャック!聞こえますか?」(明るめ)
🐶「あぁ聞こえるぞ。」
🍇「そろそろ出てくる頃だと思います。スタンバイして下さい。」(明るめ)
🐶「了解。」
🍇「あ、チャック!来ましたよ!彼女です!」(興奮)
🐶「よしっ、作戦通り、僕が彼女に絡む。荷物を奪ったらすぐに君が現れて助ける。いいな!」
🍇「オッケーです!」(気合充分)
🐶「よしっ。行くぞ!」
(足音)
👠「え?」(チャックに気付く)
🐶「よぉよぉ~姉ちゃん。いいケツしてんな~。」
👠「な、何よあなた!」(驚く)
🐶「へっへっへ。引ったくりのブルーデーモンとは俺の事さ。大人しくしろよ。」
👠「え?う~ん、おかしいわね…いつもの奴じゃないわ…」(独り言)
🐶「ん?どういう事だ?」
(視点変わる)
🍇「お、チャックちゃんとやってるやってる。クフフ。ここでカッコよく助けて彼女のハートを…クッヒッヒ。おっと、その前に髪型を整えて…と。」(嬉しそう)
(車が止まる音)(ドアが開く)(足音)
🍇「ん?」(警官に気付く)
🚓「おいお前!ここで何をやってやがる?」(ドスを効かせて)
🍇「えっ!?け、警察!?」(驚く)
🚓「気持ち悪ぃ(わりぃ)奴だな。オラ!後ろを向くんだ!手を車に付けろ!」(ドスを効かせて)
(銃を構える音)
🍇「ひっ、ひぃぃ!」(驚く)
🚓「あー、こちら3号車こちら3号車、通報のあったジョンソン・ストリートにて怪しげな男を発見した!身長5フィート7インチ程度、小太りで眼鏡をかけている。へっ、情報と完全一致だぜ。」(面倒そうに無線~鼻で笑う)
🍇「えっ、えぇぇぇ!?通報!?」(驚く)
(視点変わる)
🐶「ほら、荷物をよこせっ!」
👠「やっ、やめてよ!」(嫌がる)
🐶「(よし、トム、今がチャンスだ!)」
🐶「ブルーデーモンをなめんじゃねぇ!痛い目見たくないだろ姉ちゃん」
🐶「(トム…何をしているんだ?さっさと来い!)」
👠「チッ(舌打ち)。面倒臭…」(急に強気に変わる)
🐶「ん?」
👠「ふっ。アンタ、運が悪かったわね。」(強気)
🐶「え?」
👠「覚悟しなさいよ。総合格闘技やってる私に絡むなんて。」(低音ボイスで)
(指ボキボキ音)
🐶「えっ、そ、総合格闘技!?」
👠「っしゃ~!!うぉりゃ~!!!」(勢いよく叫び顔を殴る)
(ドカ音)
🐶「うぐはぁ~!!」
👠「おらぁあ!!」(勢いよく叫び上段蹴り)
🐶「ごはぁっ!」
👠「どりゃぁあ!!!」(勢いよく叫び腹パン)
🐶「ぐふぅっ」
(視点変わる)
🍇「ごごご誤解ですぅ!」(うろたえる)
🚓「うるせぇ!ブタ野郎!署まで連行だ!」(ドスを効かせて)
🍇「そそそそそんなぁ~!!!?私何も悪い事してないのにぃぃ!」(必死)
🚓「てめぇみてぇな奴はここにいるだけで罪なんだよ!」(どこか嬉しそう)
(手錠をかける音)
🍇「て、手錠!?」(悲壮感)
🚓「へっへっへ。俺様はなぁ、鬼も恐れる警官としてここらじゃ有名なのさ。」(悪の顔)
🍇「えぇ!?」(絶望)
🚓「お前みたいなバカが街を荒らすからストレスが溜まるんだ。今日は存分に可愛がってやるぜ。ヒッヒッヒ~」(サイコパス)
🍇「ヒッ。いやぁあああああ!!」(叫ぶ)
(視点変わる)
👠「うぉりゃあああ~」(勢いよくドロップキック)
🐶「ぬぉおお~!!!!」
(倒れる音)
👠「腕ひしぎ十字固めだぁ!!!」(必殺技)
🐶「うぉ~いってぇええええええ!!!!!」
🐶「ト、トムゥゥウウウウウ!!!」
🍇「チャックゥゥウウウウウ!!!」(叫ぶ!!)
🐶「助けてくれぇえええ!!」
🍇「助けてぇえええ~!!!」(叫ぶ!!)
(♬りんごあめ サビ)
★I.L.
(電話音)
👹「私だ。」(真面目)
👹「んっ!?な、何だとっ!?バウワーとボーマンが留置所にぃ!?」(衝撃)
(立ち上がる音)
👹「うぬぬ~」(怒りがこみ上げる)
👹「あのバカ共が~!!!!!」(怒り大爆発)
★END


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