ep.35 チャック公園でのんびり過ごす

【サマリー】
このチャンネルはアメリカのアクションドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の日本語吹き替えパロディーチャンネルである。
CTA:テロ対策エージェンシー捜査官チャック・バウワーの活躍をコミカルに描くコメディドラマ。

暑さも和らぎ、穏やかに過ごす秋の季節。
チャックは娘のキャシーと公園で待ち合わせ、久しぶりの休みをのんびりと過ごす。

👱🏻‍♂️チャック・バウワー
👱🏻‍♀️キャサリン・バウワー

【冒頭】
混沌とする世界情勢。テロの脅威は常に存在する。
僕は連邦捜査官、チャック・バウワー。
これは、久しぶりの休日を娘とゆっくり過ごすある秋の日の話である。

【内容】
(歩く音)
👱🏻‍♂️「いや~いい天気だな。涼しくなってきたし、今日は絶好のピクニック日和だ。」
👱🏻‍♂️「やっぱり秋の行楽シーズンだと公園も人だらけだな。親子連れにカップルにジョガーに。だいぶ賑わってるな。」
👱🏻‍♂️「しっかしキャシーがまだ来てないな。また遅れてるのか?」
(受信音)
👱🏻‍♂️「ん?」
👱🏻‍♂️「お、キャシーからメッセージだ。」
(タップ音)
👱🏻‍♀️「(パパ、もうグリーン・パークにいる?私はもうすぐだから、先に着いていたら芝生の所で待ってて。)」
👱🏻‍♂️「そうか。じゃぁこの辺で娘が来るのを待つとするか。えぇと、レジャーシートは…しまった!持ってくるの忘れた!テーブルの上に置きっぱなしにしちゃってたか。ん~まぁいいか。芝生の上も気持ちいいだろ。よいしょっと。」
(座る音)
👱🏻‍♂️「ふぅ~。こうやって休みをのんびり過ごすのも久しぶりな気がするな。キャシーに会うのもいつぶりだ?2ヶ月ぶり位か?」
👱🏻‍♂️「昔はよくここに来て過ごしたもんだがな。あの頃はキャシーもまだ小さかったし、テルマも元気だったな。…懐かしいな。」
(♬魔法って言っていいかな? Aメロ)
★I.L.
👱🏻‍♂️「はっ!危ない危ない。ぼーってしてたらついウトウトしちゃったぞ。」
👱🏻‍♂️「うっくっ!キャシーが来るまで出会い系アプリのチェックでもするか。」
(タップ音)
👱🏻‍♂️「ふ~む。お、この娘可愛いな!え~っと、スリーサイズは…おぉ!88.58.88か!ナイスバディだな!取り敢えずハートマークを付けてと、ちょっとメッセージ送ってみるかなぁ~」
👱🏻‍♀️「パーパ!」
👱🏻‍♂️「ぬぉっ!キャ、キャシー!」
👱🏻‍♀️「何してたの~?」
👱🏻‍♂️「い、いや何でもない!遅かったな!結構待ってたぞ!」
👱🏻‍♀️「ふふふ。実は少し前に着いてたんだけど、後ろのベンチからパパの事ずっと見てたのよ。パパ気づかないんだもん。」
👱🏻‍♂️「あ、あぁ~そうだったのか。」
👱🏻‍♀️「パパ元気にしてた?ずいぶん久しぶりね。」
👱🏻‍♂️「あぁ~パパは元気にしてたぞ。仕事は忙しかったがな。キャシーはどうだ?」
👱🏻‍♀️「私も元気よ。最近色々バタバタしてたけど。」
👱🏻‍♂️「そうか。」
👱🏻‍♀️「今日は本当に良い天気ね。この公園も来るの久しぶり。」
👱🏻‍♂️「そうだな。昔はよく来たよな。」
👱🏻‍♀️「ええ、私ここ大好きだったもの。」
👱🏻‍♂️「あぁ気持ちいい場所だよな。お、ほら、蝶ちょがパパの肩に止まったぞ。」
👱🏻‍♀️「う~ん?パパ、それ蝶じゃなくて蛾よ。」
👱🏻‍♂️「うぉ!あっちへいけ!」
👱🏻‍♀️「(クスクス笑う声)パパったら相変わらずドジね。」
👱🏻‍♂️「ハハハ。そいや覚えてるか?ここでのブーメラン事件。」
👱🏻‍♀️「覚えてるわ。誕生日プレゼントで貰った私のブーメラン、パパが思い切り投げたらどこかへ飛んでいって見つからなくなって、私泣いちゃったのよね。」
👱🏻‍♂️「そうそう、そしたらそのブーメラン、ピクニック中のマフィアのボスの頭に突き刺さっててな。」
👱🏻‍♀️「パパは子分達に追いかけられて公園中を逃げ回ってたわよね。」
👱🏻‍♂️「あの時は本当に生きた心地がしなかったぞ!」
👱🏻‍♀️「私はそれを見て爆笑したわ。今でも思い出すと笑えてくるから。フフフ。」
👱🏻‍♂️「アハハ…色々あったな。」
👱🏻‍♀️「本当、あの頃は楽しかった。」
👱🏻‍♀️「…パパ。」
👱🏻‍♂️「ん?」
👱🏻‍♀️「パパ、再婚しないの?」
👱🏻‍♂️「ん、あ、あぁ~そうだな…」
👱🏻‍♀️「私の事は気にしなくていいから。いい人見つけて。」
👱🏻‍♂️「あぁ。良い出会いがあればな。」
👱🏻‍♀️「巨乳ばっかりが女じゃないわよ!」
👱🏻‍♂️「ふぅぉ!ど、どういう意味だ!」
👱🏻‍♀️「私さっき聞いてたんだから!88.58.88か!ナイスバディだな!」
👱🏻‍♂️「ちょ、キャシー!」
👱🏻‍♀️「ふふふ。私ね、パパがママの事、乗り越えてくれて嬉しいわ。」
👱🏻‍♂️「あ、あぁ…キャシーは、もう平気なのか?」
👱🏻‍♀️「私ももう大丈夫。パパや、友達もたくさんいるし。」
👱🏻‍♂️「そうか…」
👱🏻‍♂️「キャシー、そいや昔よく芝生をコロコロ転がって競争したよな。」
👱🏻‍♀️「そうだったわね。」
👱🏻‍♂️「こうやってな。ふっ!キャシーもやってみろよ!ほら!」
👱🏻‍♀️「パパ!そこさっき犬がオシッコしてたわよ!」
👱🏻‍♂️「ぬぉっ!何だと!」
👱🏻‍♀️「アッハッハ~。」
👱🏻‍♂️「ふぅ~そういう事は先に言え。」
👱🏻‍♀️「パパったら。」
👱🏻‍♂️「うっくっ」
👱🏻‍♀️「ねぇパパ、話があるんだけど。」
👱🏻‍♂️「ん?何だ?」
👱🏻‍♀️「私ね、留学しようと思うの。」
👱🏻‍♂️「りゅ、留学!?どこに?」
👱🏻‍♀️「ロンドン。」
👱🏻‍♂️「ロンドンか…遠いな。…でもキャシーが行きたいならパパは賛成だ。」
👱🏻‍♀️「ホント?…だけどパパ一人で大丈夫?寂しいんじゃない?」
👱🏻‍♂️「いや心配するな。パパには仕事もあるし、同僚もいる。いつも言ってるだろ。キャシーは、キャシーがやりたいように生きろ。」
👱🏻‍♀️「パパは巨乳美女を探すのに忙しいもんね。」
👱🏻‍♂️「おい!」
👱🏻‍♀️「ふふ。ありがとうパパ。大好き。」
👱🏻‍♂️「パパもだ。」
👱🏻‍♀️「あ、パパ!ボールが!」
👱🏻‍♂️「ん?」
🧒🏽「すいませ~ん!」
👱🏻‍♀️「あっちに転がってっちゃった。」
👱🏻‍♂️「あ、パパが取ってきてやろう。うっくっ。」
👱🏻‍♂️「え~っと、ボールボール。」
🐶「キャウゥン!」
👱🏻‍♂️「ん!?」
👱🏻‍♀️「パパ?」
👱🏻‍♂️「い、犬の尻尾…」
🐶「ウ"~!!」
👱🏻‍♂️「い、いや、すまないワンちゃん…」
🐶「ウ"~!!」
👱🏻‍♀️「パパどうしたの?」
👱🏻‍♂️「ハ、ハハ…」
🐶「(吠えながら追いかける)」
👱🏻‍♂️「ウォ~!!!!!!」
👱🏻‍♀️「パパ!」
👱🏻‍♂️「キャシー!!助けてくれ~!!!!!!」
(♬魔法って言っていいかな? サビ)
★END

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