ep.19 メタルギアショリッド スネーク&チャック

【サマリー】
このチャンネルはアメリカのアクションドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の日本語吹き替えパロディーチャンネルである。
CTA:テロ対策エージェンシー捜査官チャック・バウワーの活躍をコミカルに描くコメディドラマ。

チャックの前に高校時代からの友人、ショリッド・スネークが会いに来る。
旧知の友人と思い出話に花を咲かす中、一本の電話が…

👱🏻‍♂️チャック・バウワー
👩🏻‍🦱クロイ・オブラク
🧑ダニエル・マクレガー
🐍ショリッド・スネーク

【冒頭】
混沌とする世界情勢。テロの脅威は常に存在する。
僕は連邦捜査官、チャック・バウワー。
今日は旧友と心が熱くなる一日になりそうだ。

【内容】
(歩いてくる音)
🧑「チャック、お客さんが来てますよ。」
👱🏻‍♂️「客?こんな夜にか?」
(歩いてくる音)
🐍「よぉ~チャック・バウワー!」
👱🏻‍♂️「ショリッド・スネーク!久しぶりだな!急にどうした?」
🐍「フッフッフ。いやたまたま近くを通り掛かったからな。あいさつしに来たのよ。」
(歩いてくる音)
👩🏻‍🦱「チャック、知り合い?」
👱🏻‍♂️「あぁクロイ、コイツはショリッド・スネーク。スネーク、クロイ・オブラクと、ダニエル・マクレガー、ウチの分析官だ。」
👩🏻‍🦱「何かどっかのゲームの主人公の名前に似てるわね。」
🐍「やぁべっぴんさん。今夜一杯付き合わないか?」
👩🏻‍🦱「え~っと、遠慮しておくわ。」
🐍「フッフッ。べっぴんさんはシャイなんだな。オタコン、君は仕事が出来そうだな。」
🧑「オタコンじゃないですよ!ダニエルです!ところでコンバットスーツ姿ですけど、戦争でもやってるんですか?」
👱🏻‍♂️「コイツはいつもこういう格好なんだ。」
👩🏻‍🦱「二人は長い付き合いなの?」
👱🏻‍♂️「高校の同級生でな。腐れ縁みたいなもんだ。ところでスネーク、今どこの部隊にいるんだ。」
🐍「あぁ、それはだな…(タバコに火を付ける音)(煙を吐く音)待たせたな。」
👱🏻‍♂️「さっさと言え!」
👩🏻‍🦱「ちょっと、ここはタバコ禁止よ!」
🐍「おぉそうか。分かった分かった。」
(タバコを消す音)
🐍「オレは今FBIに籍を置いている。」
👱🏻‍♂️「FBIか。お前らしくないな。あそこは規則が厳しいだろ。時間を守らないお前には向いてなんじゃないか?」
🐍「ふっ、そうかもな。」
👱🏻‍♂️「コイツは昔から遅刻魔でな、時間通りに来た試しがないんだ。」
🐍「フッフッフッフッ、お前とはよく盗んだバイクで走り出したもんだな。」
👱🏻‍♂️「夜中に校舎の窓ガラス壊して回ったりな。」
🧑「尾崎豊ですか!?悪さしすぎですよ!」
🐍「フッフッフ、このチャックはな。よく前のチャックが開いていてな。全開のチャック、そう呼ばれていたよな~チャック・バウワー!」
👱🏻‍♂️「うるさい!ほっとけ!」
(電話の音)
👩🏻‍🦱「オブラク。…了解。」
(パソコンの音)
👩🏻‍🦱「チャック、連続爆破事件の容疑者グループが爆弾の取引をするという情報が上がってきたわ。港よ。」
👱🏻‍♂️「何?よし、すぐに向かう。あ、今ジェイムスもポールも出てしまっているな。」
🐍「チャック、オレが一緒に行こう。」
👱🏻‍♂️「ん?そうか、心強いな。頼む。クロイ、位置情報を僕の端末に送ってくれ。」
★I.L.
👱🏻‍♂️「あのコンテナ船が容疑者グループの取引現場か。」
🐍「見た感じ特に人影は見当たらないな。ガセじゃないのか?」
👱🏻‍♂️「ダニエル!聞こえるか?」
🧑「はい、聞こえてます!」
👱🏻‍♂️「船を衛星でチェックしてくれ!」
🧑「はい、見ていますが怪しい動きはありません!」
🐍「オタコン!船に電気が付いている場所は?」
🧑「ダニエルです!えーっと、特に電気が付いている部屋はなさそうです。」
🐍「ふむ。誰もいないんじゃないのか?」
👱🏻‍♂️「一応船内をチェックしてみよう。」
🧑「サーモグラフィーをチェックしますか?」
🐍「いや、オレのこの眼帯はサーモグラフィーカメラにもなるんだ。チャック、付いて来い。」
(スイッチを入れる音)
👱🏻‍♂️「わかった。」
(走る音)
🧑「船への侵入経路は、タラップ一箇所のみです。気をつけて下さい。」
(走る音)
(タラップを登る音)
🐍「チャック、こっちだ。」
(歩く音)
🐍「ふむ。誰もいないようだな。やはりガセだったんじゃないのか?」
👱🏻‍♂️「そうかもな。だがよくある事だ。」
🐍「その連続爆破事件の容疑者グループってのはどういう奴らなんだ?」
👱🏻‍♂️「あぁ、最近あちこちで公共施設を破壊したり、車を爆破したりしているロケット団って奴らだ。」
🐍「ロケット団か。名前は聞いたことがあるな。」
👱🏻‍♂️「この組織を率いている幹部の3人が特に危険なんだ。」
🐍「幹部?」
👱🏻‍♂️「エンジニアの"ダイナマイト・リン"は爆弾の製造に長けていて、ものすごい数の爆弾を作っては流しまくっている。どんなものも彼女の手にかかれば爆弾に変わるらしい。実行役の”ピロシキ・サイポジ”は盗撮が専門だが、ハッカーとしても超一流だ。何をしでかすか分からない危険な思想の持ち主でもある。そして組織を裏で操っているのが"ラビット・アカマツ"。コイツはいつもウサギの被り物をしていて、ねるねるねるねを作っている。映画好きという事以外正体不明だ。」
🐍「ねるねるねるね?」
👱🏻‍♂️「何でも夜中からねるねるねるねをただ作っては食べるというとんでもないライブを立ち上げて団員を洗脳しているらしい。」
🐍「なるほど。それはかなり凶悪だな。で、その3人がこの船にいると?」
👱🏻‍♂️「いや、どうだかな。ただ、奴らは作った爆弾を海外のテロリストに売って資金を稼いでる。このコンテナ船はそれを運ぶ船なのかもな。」
(船が動く音)
👱🏻‍♂️「ん?」
(汽笛の音)
🐍「何!?チャック!船が動き出した!」
👱🏻‍♂️「何だと!?ダニエル!一体どうなってる!?」
🧑「分かりません!自動操縦か遠隔操作かもしれません!行き先も不明です。」
(走る音)(手すりを掴む音)
🐍「これはマズいな。どんどん岸から遠ざかってるぞ!」
🧑「チャック!早く脱出した方が!」
👱🏻‍♂️「分かってる!スネーク!脱出だ!海に飛び込むぞ!」
🐍「何!?この高さから飛ぶのか!?じ、10mいや、15mはあるぞ!?」
👱🏻‍♂️「仕方ないだろ!早くしろ!」
🐍「ちょ、ちょ、ちょちょちょい!押すな!押すなよ!」
👱🏻‍♂️「また待たせるのか!?もういい!オレが先に行く!ふっ!」
🐍「チャック!」
(飛び込む音)
👱🏻‍♂️「ぷはっ!スネーク!お前の番だ!早く飛び込め!」
🐍「チャ、チャック!」
👱🏻‍♂️「スネーク!グズグズするな!早く!」
🐍「お、オレは、泳げないんだ~!」
👱🏻‍♂️「嘘だろ!?スネーク!」
🐍「助けてくれ~!チャーック!!」
(汽笛の音)
👱🏻‍♂️「スネーク!!!」
(♬宇宙戦艦ヤマト)
★END

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?