見出し画像

「42 Tokyo」が発表されましたね

フランス発祥のプログラミングスクール「42」が東京に進出するようです。256timesを設計するときも参考にさせていただいたので感慨深いですね。

入学までのハードルは高そうですが、「ピアツーピア学習」「先生がいない」「完全無料」などと気になる人も多いのではないでしょうか。

「42」は(日本では有名ではないですが)「銀河・ヒッチハイクガイド」のジョークが由来となっているようです。ちなみに入学前の試験である「ピシン」では「毎朝8:42に課題が出て、23:42までに提出」というルールになっています。そこまで「42」にこだわっているのも気持ちいいですな。

カリキュラムはだいぶハードコアで、C言語から始まってシェル自体をプログラムしたり、Blenderのファイルを読み込めるレイトレーシングのアルゴリズムを書いたり...といった感じらしいです。

「ちょっと応募してみようかな...!」という人は「42」とか「Piscine」でGitHub検索してみるのも良さそうです。日本ではどうなるかわかりませんが、例えば以下のような課題が出るようですね。

Assignment name  : print_memory
Expected files   : print_memory.c
Allowed functions: write
--------------------------------------------------------------------------------
Write a function that takes (const void *addr, size_t size), and displays the
memory as in the example.
Your function must be declared as follows:
void	print_memory(const void *addr, size_t size);
---------
$> cat main.c
void	print_memory(const void *addr, size_t size);
int	main(void)
{
	int	tab[10] = {0, 23, 150, 255,
	              12, 16,  21, 42};
	print_memory(tab, sizeof(tab));
	return (0);
}
$> gcc -Wall -Wall -Werror main.c print_memory.c && ./a.out | cat -e
0000 0000 1700 0000 9600 0000 ff00 0000 ................$
0c00 0000 1000 0000 1500 0000 2a00 0000 ............*...$
0000 0000 0000 0000                     ........$
↑ なかなか...苦笑。

今回、運営を担当される長谷川さんは実際に42に通っていたらしく、noteも書かれていますね。こちらも参考になりますな。

すでに申し込みは開始していて来年からピシン、4月から開講、とのこと。今後に期待したいところです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?