週報：IIDXで好きな譜面、消極的デジタルデトックス

・beatmania IIDXが25周年だったらしい。めでたいぜ。

「beatmania IIDX」が稼働25周年！ 音楽ゲームというジャンルを確立させた名作シリーズを振り返る

・なんやかんやありつつも大好きなタイトルなので、せっかくだし好きな譜面を紹介するぜ。beatmaniaの曲は基本的にだいたい好きなんですが、あくまで譜面も併せて好きなのを紹介するぜ。俗に言うと”演奏感”みたいなイメージになるんだけど、要するに実際にプレイしたときの面白さぐらいのラフな感じに思ってくれると嬉しいぜ。厳密な定義は難しいからできないぜ。

・こういうときに公式の動画を張れないのがやきもきするけど、もうそれはどうでもいいぜ！

・じゃあいくぜ！

・BAD BOY BASS!!(dj Remo-con MIX) / Y&Co.

・曲がかっけぇ～～～のは一旦置いておくとして、譜面の塩梅が完璧だと思うんですよね。過不足が一切無い黄金のバランス。「最高のお夜食」っていうテーマに対する「おにぎり・玉子焼き・ウインナー」みたいな譜面。

・数年経っても「いや、やっぱこれなんだよな……」とBAD BOY BASS!!を選曲している未来が見える。

・最後のサビに向けて盛り上がっていくのは音ゲー楽曲の展開として王道的ですが、この楽曲の盛り上がりに譜面が完全にシンクロしているのが最高に気持ちいい。

・4つ打ちのキックが中心となる最初のサビを終えた後、最後の盛り上がりに向けた展開に合わせてアサインされる音がサイケベースからオケヒ、そしてサンプリングボイスへと移行していき、最後のサビでそのすべてが回収される構成はあまりにも見事。音ゲー楽曲・譜面というのはかくあるべしというようなモデルになりえると思う。

・MAD ATTACK / HALFBY

・あぁ、音が鳴るのってめちゃくちゃ楽しいんだ。音ゲーの悦びって要するに「押したボタンで（色んな）音が鳴る」っていうかなり原始的な楽しさに紐づいてると思うんですが、ここまでその欲望を満たす譜面も中々無い。

・ポップンで初めてパーカッシヴをやった時みたいな衝撃がMAD ATTACKにはある。

・楽曲を象徴する特徴的なサンプルボイスがあまりにもしんのすけ過ぎるため、しばしば楽曲自体もしんのすけと呼ばれてしまうMAD ATTACKですが、タイミング良くボタンを押したらしんのすけみたいな音が鳴るゲーム、普通に考えて楽し過ぎるだろう。

・そしてMAD ATTACK特有の面白さとして、ボタンを押して鳴る楽器が曲を通じてほぼ変わらない。すなわち、最初から最後までボタンを押せばしんのすけが鳴る。きっと譜面担当の方も曲を一聴して「これはこの声を楽しむ曲じゃないとダメだ」と思ったのだろう、潔さたるさよし最高に楽しい譜面となっている。

・ただ楽しい譜面だからといって簡単とは限らない。そのシンプルさから純粋なスコア力を問うガチ譜面でもある……アリーナで投げられたときの緊張感たるや！　逆に言うならビルドの16分しんのすけトリルが光ったときの脳汁はつゆだくマシマシである。気持ちええぞ～～～。

・Rowdy / Dazsta

・誇張ではなく初めてプレイしたときは鳥肌が立ったし、なんなら「beatmania IIDXってまだまだこんなやり方があるんだ！！！」と感動して、その場でちょっと泣いてしまった。

・マジのマジでマジに凄い楽しい。チャージノーツが登場したのは18作目のbeatmaniaIIDX ResortAnthem、Rowdyが出てきたのは28作目のBISTLOVER。単純計算で10年経って出てきた譜面だと思うと、音ゲーの譜面の可能性って本当に無限大なんだなぁと思う。

・おそらく音ゲー譜面のリファレンスとしては『Dynamite - USAO』が間違いなくあって、つまり「単にBPMを高速化するでなく音ゲーとして難易度を上げる」ことにフォーカスが当たっている楽曲だと思うんですが、そんなことが些細に思えるぐらいにラスサビのチャージノーツ地帯が革命的にかっこいい。

・今までの譜面には全く無かったタイプの難しさなのに、もちろんびっくりしながら、違和感なく初見で楽しく楽しめるところが凄い。マジでこのラスサビの譜面を考えた人には賞与を出してほしい。これをやりたくて何回もRowdyをやってしまうので。

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・Twitter、というかXがあまりに最悪な状態がずっと続いているので、有意にTLを眺める時間が減った気がする。

・ちょっとしたネタツイにも、シンプルに興味深い話題にも、あるいは真剣に考えたい話にも、すべてにインプレゾンビが湧いてるの、流石にちょっとげんなりしてしまう。

・結果として画面を見ないで消極的なデジタルデトックスを実施してしまっている。結果的にイーロンがX移行時に発言した「もっと外に出ろ」の通りになってしまった。全体的に癪だなぁ。

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・まぁ、なんていうか花粉か気圧で凹んでるだけかもしれないんですけどねぇ。

・ではまた来週。