週報:BOFよろしくお願いします、電子マネーを略せない、結戦事象ストロング・ゼロ

・ラフにやるということ。雑でもいいからやるということが大事である。

・最初から高い完成度を求めてはいけない。完璧主義に陥ってはならない。

・これは絶対にそうである。絶対に完璧主義になっちゃダメである。無印良品のお菓子が揃いも揃って不揃いであるように、決して均一にしてはならない。うっかり揃いそうになったら、ちょっと手を加えて不揃いにするぐらい、執拗に雑さを保つ必要がある。

・つまり何が言いたいかというと、先週更新を忘れていたけど、別に気にしないでださい、ということです。



・BOF:NTに参加してます。

・プレイしてインプレッションしてくれると一番嬉しいけど、曲を聴いたりしてくれるだけでも嬉しいです。

・一曲目はこちら。『chocmint』としております。

・BPMが遅めの皿曲が作りたかったという気持ち、2stepっぽいビートもやってみたかったという気持ちが軸。ピアノとかベースとか途中でポーーーーーって鳴ってる音とかは何なのかもわかっていない。俺たちは雰囲気でやっている。BGIはわりかし良い感じで描けた気がします。チョコミント美味しいよね。


・二曲目はこちら。Kei氏の楽曲『MURASAME』である。

・Kei氏、油断するとBPM140のサイケしか作らないんだけど、今回は油断しなかったみたいです。ちゃんとメロディと音を作れる人は凄い。後半の盛り上がりとか超好きなんだよな。BGIはムラサメなので雨降ってるよなぁのと、あとなんか曲的にどんより曇った雨というよりはちょっと晴れそうな感じがあったので朝の天気雨っぽくなっている。野良ちゃんロボと猫は趣味。


・三曲目はこちら。制作お疲れさまでしたコア、『TYFYHD』です。

・去年参加したときに「Thank you for your hard work」って言いながら低い点数でインプレッション付けられたとき「なんだァ?てめぇ……」「素直に下げてくれた方がずっとええわい」という負の感情が燃料になってます。いやまぁ未熟なのが悪いんだが、それとこれとは別である。

・Vitalの文字列を波形にする機能を使いたかったのと、ずんだもん使ってみたかったのだ。チャカポコしつつヘンテコなテクノにできて良かったのだ。

・動画はMicrosoft Clipchampっていう無料ソフトの無料素材だけで作成してみた。無料で結構できてすげ~。本当に意図も無く作っちゃったのでBGAに入れ忘れてるし、入れ方もわかっていない。次回からは前もって設定できるようにしましょう。



・真空ジェシカのガクさんがラジオで喋っていた、電子マネーだって本当なら"電マ"を略称として使いたかったのに、先約として”電動マッサージ機”の略称の”電マ”がエロ文脈で使われてしまってるから、略称として使えなくなってるという話、かなり好きだ。

・別にマイナポイントの導入するときだとか、コロナ禍で現金受け渡しを避けるのに電子マネーを推奨してた時期とか、なんぼでも電子マネーに対して新しい略称の普及も込みで電子決済を周知するキャンペーンを打つ機会は無数にあったはずだと思うんだけど。それでもこの数年、決して「コロナ禍こそ電マで濃厚接触を回避!」とは言わなかったわけである。

・言わなくて偉い。言いたくならなかったんだろうか。まぁ言っちゃったらたぶん社会人失格なんでしょうけど……。

・いやでも真面目に、別に「電子マネーの方がはるかに略称として優先度高いやろがい」「そんなん政府側がわざわざ下々の者のシモの生活まで調べるわけないに決まってんだろ」としてもゴリ押ししても良いんじゃないか、って気持ちぐらいはあったのではないかと予想する。

・電子マネーっていう社会を支える仕組みが、エロアイテム(別に本来はエロとは限らないんだけど)に負けちゃうの、電子マネーを普及したい側からしたら忸怩たる想いでしょう。心中お察しします。

・結果として電子マネーは電子マネーのまま、特に略称を提唱されずに過ごしている。いろんな決済方法が乱立したいまや、「なんとかペイ」が一番有力な略称となりつつあるし、結果として電マ略称ストップは正しい判断だった。

・私はこの、エロ文脈に対する知識を十分に持ちつつ、リスクを警戒し判断を保留したムッツリ電子マネー推奨ニキを尊敬したい。もしかしたら無邪気に「電子マネーの略称、電マにしましょう!」と提案したのち、裏取り調査していくうちに「電マ使われてるやん!」「しかもエッチな感じで!」と顔を赤らめたのかもしれないけど、とにかくリスク回避したのは間違いない。偉い。こういう地道な根回しで世界の平穏ってやつは保たれている。

・いやそうだよな、仮に「電子マネーの略称を電マにします」と政府が発表したときの世界を想像すると、かなり良くない。野党が「電マを使うなら濃厚接触しとるのではないか!」とヤジを飛ばす地獄の国会が想像できるし、変態パーソンがレジ打ちをする店員さんに「電マ……使えますか……げへへ」する事案が発生することが容易に予想できる。絶対ダメだ。

・電マを電子マネーで買う時なんかもう大変である。

・なんかこういう、事前に使われちゃってるとその文脈が否応なしに乗っちゃう現象、難しいよなぁ。単語側と意味に対してドメイン取得問題みたいなものがある。だから命名ってシンプルかつめちゃくちゃ難しい仕事なんだよな。

・114514っていう数字の列を見て「いいよこいよ!」って読ませる、みたいな工夫を普通に使いたかった人ってたくさんいると思う。でも某での使われ方を鑑みるとそう簡単にはいかないし。801とか893も別の読み方あってもいいだろうし、竿役とかも釣りの文脈で使用されてても良さそうなんだよな。これは調べずに喋っています。

・じゃあどうするかっていうと、略称以前の「電子マネー」を変えるのはどうだろうか。そもそもだけど「電子」が良くない。素粒子としての電子と混同する。物理的な貨幣に対してバーチャルな……メタマネーとか……使われてそうだなぁ……。



・そういう方面じゃなくても「もう使われちゃってる」って例はたくさんあって、たとえばストロングゼロって言えばもうあの酔うためだけの強烈な酒のことだけど、改めて文字列単体で見るとめちゃくちゃかっこいいと思う。

・ストロング・ゼロ。

・冷静に考えてめちゃくちゃかっこいい。ストロングもゼロもどっちも王道な厨二的ワードでそれ単体だとむしろダサめなんだけど、そこをシンプルに繋げられるとここまでかっこよくなるか。

・開発者の意図を越えて出力があまりにも強大だったため誰も制御できず、人目につかないよう封印されていた試作兵器みたいな名前だと思う。

・他の機体は流線形で魔法を利用した遠距離攻撃が主流なんだけど、ストロング・ゼロは無骨な機体と圧倒的なスピードと理不尽な膂力でもって物理的破壊攻撃がメインの異色な機体だと思う。

・戦地には敵味方問わず何も残らない。空間丸ごとを”ゼロ”にしてしまう。投入することはすなわち終戦を意味するため、戦争を行うための“兵器”とするのは不適切であり“事象”として定義される。

・原案は虚淵玄、監督は押井守だと思う。ラストシーンの解釈がファンの間でも分かれて続編が期待されるけど、敢えてオープンエンドのままにされると思う。

・結戦事象ストロング・ゼロ。サントリーより好評発売中。

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