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リサイクルショップに来るめんどくさいお客様TOP3 (続)

前回あまりにも長くなったので前回の続きです。

今回はできるだけ短くして、読みやすくして行きたいのでよろしくお願いいたします。

最初に

これはただお客様をディスるのが目的ではなく、リサイクルショップにはこんなお客さんが来るんやなっていうのを面白おかしく紹介していき、少しでも楽しんで頂けたらいいなと思っているだけなので、よろしくお願いいたします。

では、行きましょう!!

第二位 鬼滅の過激派ファン!!

これも私が経験した話しでございます。

話しの系統で言えば3位の話しと一緒ですが、何故これが2位なのかと言いますと、このお客様に使った時間と印象の強さですね。

ちなみに私はこのお客様のおかげで鬼滅の刃が嫌いになりました。

というので、今回はお客様自身だけではなく一つのコンテンツを嫌いにさせたっていうのがありまして、今回2位にランクインしました!(怒)

これは、大体半年ぐらい前ですね。

まだ鬼滅の刃が大人気真っ盛りの頃ですわ。

鬼滅だろうが鬼退治だろうがそれっぽければ何でも売れた頃、あるお客様が来店されました。

確か若い女性のお客様だったような気がします。

まあ、いつもの如く「買取お願いいたします」と言ってきたので、私もいつもの様に「かしこまりました」と言ってお品物を確認すると、プライズ品の鬼滅のフィギュアとラバストだったんですわ。

お、鬼滅の刃か人気商品キター!とテンション爆アゲになり、よし!気合い入れて査定すっか!と思い査定を開始しました。

知っての通りだと思いますが、鬼滅の刃は物凄く人気です。確かに高い商品もありますが、その時お客様が持って来たのは、まあ、いうてゲーセンで取れるプライズフィギュアだったんですよ。

ラバストに関してはガチャガチャの商品だったし。

ネットで調べて見てもそんなに高額でもなく、普通に出回ってるレベルでした。

ですが、当時鬼滅グッズが枯渇していたのもあって少し無理をした値段にしました。確かですが、フィギュアは500円(普通なら200円ぐらいが丁度いい)ラバストは200円(普通なら50〜100円ぐらいが丁度いい)少しの誤差はあるかもですが、大体これぐらい付けたはず。

まあ、鬼滅グッズ確保の為だ。少し怒られるのは承知の上だ。と覚悟を決めてお客様をお呼びしました。

マイク放送でお客様をお呼びすると、お客様は直ぐに買い取りカウンターにやってきました。

私が「お待たせ致しました」と言い終わる前食い気味に「幾らですかあ?」と言ってきたので、若干のイラつきを覚えつつも、あ、急いでいらっしゃるのかな?と思い「はい。こちらのお品物全部で幾ら幾らになります」といいました。

私はこの金額なら置いていくだろうと確信していました。

ですが、その金額を見るなりお客様は明らかに納得していない表情をしていたのです。

明らかに不満そうな表情を浮かべながら次にお客さんが放った言葉は、「あの。これ、鬼滅の刃ですよ?なんでこんなに安いんですか?ちゃんと調べました?」

……Why?

いや、まて。

安いだと?!こんなに頑張ってさ、後で怒られるのを覚悟でこの値段を付けたのに安いだと?!

ま、まあしょうがない。

お客様が納得出来んのだからそれはしょうがないことだ。

「申し訳ありません。当店では、こちらのお値段が限界でございます」

私はいつもの様に安っぽい頭を下げでさっさと帰って貰おうとしたのですが、ここからが私のフラストレーションを急上昇させる展開になったのです。

帰ってくれるのかな?思ったのですが、次にその鬼滅大好き侍が言ったのは、「あのぉ。この子とこの子は今人気で、どこそこのお店に持って行った時は、もっと高い金額でしたよ?」

……

んじゃあ!その店に持って行ったらいいんじゃないんですかねぇ?!?!


と、言ってやりたいのは山々だったのですが、どうにか押し殺して、「申し訳ありません。当店の基準では、こちらのお値段が限界でございます」と言ったら今度はスマホを取り出して、「あのさ、メル〇リでもこれぐらいはするんだよ?」と言いながら私にその画面を見せてきた訳ですよ。

……

んじゃあ!!てめぇもメル〇リで売りゃあいいじゃねぇか!!!!


本当は店員がこんな事を言っては駄目なんですが、こっち側もめんどくさくなっていたので、「どうしても、お店を間に挟むと、これこれこういう訳で、どうしてもお客様の御希望通りの金額がご提示出来ない場合がありますので、もし、この金額でご納得できないのでしたら、そちらのメル〇リでお売りした方がいいと思います」とクレーム覚悟の説明をしたら今度は、「私もそうしたいんですけど、発送とかめんどくさいし、私は買い専門なんで」

……

めんどくさい?!?!

こっちもめんどくさいんですけど!?!?


そんな感じの押し問答を何十分と繰り返しているうちに、「んじゃいいです。この値段で置いていきます」と半分ふてくされながら帰って行ったのです。

もうね。

この日以来鬼滅の刃を見る度にあの日の光景を思い出してイライラします。

どうしてくれるんです?

何でもかんでも人気だからと言って自分の思い通りの金額になると思ったら大間違いだし、自分のそういった言動が原因でコンテンツそのものから人を引き離してしまうっていうのをわかって欲しいですね。

以上!

第二位の発表でした!

次は第1位の発表です!

お楽しみに〜

(*>∀<)ノ))またねー











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