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【新人保育士のための保育のねらい】サッカー日本代表から保育のチームワークを考える

昨日の(2022年11月23日)の夜見た、日本チームのサッカーの試合を見て強く感じたことがあります☺


チームとして一つになるということ

サッカーと保育を一緒にしていいのか?!という問題はありますが😓


良い点は取り入れよう!ということで、、笑


何でも保育に例える私の悪い癖です😨


まず、試合の結果や内容は専門外なので、おいておくとしまして、汗


日本のチーム全体が、一つになっていました!


試合に出ている選手、出ていない選手、途中から出る選手、おそらく、

スタッフコーチ、裏方さんなど日本から来たすべての関係者が一つになっていたようです!!


観客の方も日本人以外の方まで巻き込んでいたようですね!


このことが試合の内容や結果にとても影響をしたんだと思いました!


選手は自分の使われ方や試合に出る出ないでモチベーションが変わってしまうものです。


でも、それを一切感じませんでした。


ある選手は、


『ベンチの雰囲気が相手と全然違った!試合に出る選手出ない選手も全員で戦っていた!それは言える!』


と言っていました。


監督の本当の仕事

日本代表の監督の仕事は言うまでもなく、試合に勝つこと!です。


そのためにいい選手を探して選ぶ!ということが一番大切です。


でも、個人としていい選手が=チームとしていい選手!なのかはまた別です。



ここまでチームとして一つになれる姿を見ると、


選手の人選からそれを強く意識していたと思われます。


チームとしての輪を乱す恐れのある選手は、最初から選ばない!


という選択をしたのではないでしょうか。


それは個々のキャラクターを理解することも大切になりますし、監督など上の立場の人が選手に個人よりもチームを意識してほしい!と指導することもあったと思います。


個性を見極め、チームを意識するように指導して、その上で一つになれる選手を選ぶ!ということだったと思われます。


チームが勝つために一つになれること!そのために控えの選手や裏方の人など、細部にも気を配る。


これが監督のとても重要な仕事だと思います。


ある意味では勝つためよりも大切なことなのかもしれません。


監督と園長、主任のリーダーシップ

これを保育の現場に言い換えますと、


まず、担任が居ます、補助の先生が居ます、加配の先生が居ます、看護師や調理師が居ます、他に事務員さんや用務員さん、清掃業者も居るかもしれません。


それらの人たちが、サッカーでは勝つために!ですが保育では、子どものために!という目的のために、一つになれているということかもしれません☺


一人一人は仕事も違いますし、役割や立場も違います。なので扱われ方にも不満があったり、、


それを園長や主任など上の立場の人が、まとめて子どものためという、一つの目標に向かって、保育が出来るようにするということが大切なんだと思います。


保育現場が一つになるために必要なこと

保育現場が一つになるために園長や主任など上の立場の人の役割はとても重要です。


そのために必要なことって何でしょうか?


保育現場で不満が出やすいこととしましては、


1,考え方の違い

2,働き方の違い

3,能力の違い

4,待遇の違い


のようなことがあげられます。


他にもあるかもしれませんが、、😓


考え方の違い

これは園全体の方針が全員に伝わっていないことが原因としてあります。


サッカーでは意思統一や共通理解がとても重要です。個々の11人が好き勝手にバラバラの動きをしたら、絶対に勝つことは出来ません。


保育や保護者対応などでは何を大切にして仕事をするのかという、理念みたいなものをしっかりと意識出来るくらいに伝えることが重要だと思っています。


これが曖昧だと、現場に考え方の違いがある人が複数居ることになって、それに合わない保育士が苦しんだり、不満を持つようになります。


チームとしてバラバラになります!


ですので、立場が上の人は大きな目標といいますか、ぶれない理想を掲げる必要があると思っています。その上で、現場で指令を出す人が複数にならないように、上下関係の立場を明確にしておくことだと思います。


働き方の違い

働き方については、個々の事情が違います。


子どもが居る方も居ない方もいますし、それをお互いが受け入れることが必要です。


あの人だけいつも早く帰る!とか、自分だけいつも遅くまで残らないといけない!とかになりますと、当然不満が出てきます。


仕事の量や働き方の調整をすることや事情を全員が理解をしていることが大切です。


個人的な事情がある場合もありますが、それも含めて上の立場の方がお互いに納得できるように調整をする必要があると思います。


能力の違い

保育の能力の違いについても当然あります。

有能な保育者はそうではない、イマイチ要領が悪かったり上手く出来ない保育者に対して、不満を持つことになります。


私も不満を持たれていたかもしれません😓


サッカーにおいても、一つのチームでも能力に差がある選手が一緒に試合をします。

そんな時はどうするのかというと、


弱点をお互いにフォローしあいます。失敗をしたらすかさずカバーをしたり、相手の強みを活かせるように動いたりします。


それは保育でも出来るんじゃないかなって。


保育者もそれぞれに得意不得意があります。


それを一度みんなで書き出してみるのもいいのかもしれません☺


趣味や過去にしていた部活などが、保育に活かせる!ということもよくあります。


評価をする立場の人は、個々の保育者がよりモチベーションが保てるように、いいところを評価する!ということもとても大切だと思います。


子どもも失敗を叱るよりも、出来た部分を褒めると伸びますし、それは大人も同じなんだと思います。


上の立場の方に認めてもらっている、信頼されていると感じますと、意欲がわくものです☺


待遇の違い

能力差がある場合は、当然サッカーでは報酬に差が出ます。

保育現場でも評価に少し差をつけることで、納得していただくしかない場合もあるかもしれません。


しかし、待遇に差をつけるとそれ自体が軋轢になる場合がありますので、園長など責任のある立場の方は、十分な説明などをすることが必要になります。


保育の能力は仕事も保育だけじゃなくて準備や記録など、多岐にわたり、サッカーのように数字で表せない部分がありますので、そういう意味では評価が難しくなります。


自己評価を個々にしてもらい、他の保育者からの評価もした上で!という方法もあります。


いずれにしても、個々の保育者が評価や待遇に納得をして、チームとして一つになれるようにしていくことが、とても大切だと思います。


チームワークの大切さ

そして、

園長や主任の想いを受け、


一人一人が多少の考えの違いはあるけれど、子どものためなら!とチームを意識して一つになれること


が理想かなって。


チームワークは上の立場の人しか築くことが出来ない重要な部分だと思いますので、もっと意識していただけたらって思います。


全員がチームワークを意識することで、いい保育者が途中で辞めることも防ぐことが出来ますでしょうし、一人の力だと小さいものですが、保育者同士の連携が上手く取れることで、何倍もいい保育にが出来ると思います!!


子どものために一つになれる保育者集団だったら、保育士にも子どもにとってもいい結果(この場合は勝ちじゃなくて、幸せ?笑)に繋がるんじゃないかなって思います。




ここまで保育現場のチームワークを考える!を読んでいただき、誠にありがとうございました。

もしご意見ご感想などございましたら、コメントから頂けたらとても嬉しいです☺



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