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新人保育士のための10の講座

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近頃、保育士養成校卒業組と保育士試験合格組を分けて見られるようになってきました。私自身、保育士試験を受けて保育士資格を取得した身なので、複雑な気持ちです。そんな国試組保育士さんの… もっと読む
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#日記

講義3 人間関係で保育士を辞めないためには?

講義3 人間関係で保育士を辞めないためには? 保育士の退職理由のアンケートやSNS上でも保育現場でとてもしんどいことの一つとして、子どものための支援よりも同僚との人間関係がよくあげられています。せっかく子どもが好きで保育士になったけど、同僚と上手くいかず退職してしまうケースも少なくありません。それを出来るだけ避けたいと思っています。 保育は個々の子どもを理解した上で、継続性を持って保育することが大切で、短期で担当している保育士がコロコロ替わってしまうのは、子どもの負担や不利

講義6 なぜ障害のある子どもの支援が保育の原点と言えるのか?

講義6 なぜ障害のある子どもの支援が保育の原点と言えるのか? 私自身、障害のあるお子さんと関わることが多く、専門とも言えるのかもしれませんが、なぜ講義の中にあえて入れたかというと、障害のある子に対する支援は保育の原点だからです。なぜそう言えるのかをお話いたします。 保育所に居る子ども達の中には、さまざまな課題を抱えているお子さんが居ます。講義4や5の中にも出てきますが、お勉強、運動、お友達関係などに課題を抱えていたりします。そのような課題がより強く表れているお子さんが発達障

講義8 保育士としての遊びの見方と引き出し

講義8 遊びの見方と引き出し みなさんは子どもの頃の好きな遊びは何でしたでしょうか?私は幼児期の遊びをほとんど覚えていません苦笑 辛い時期だったのかもしれません涙 唯一覚えているのは、幼稚園に新しく出来た、ロケット型の滑り台に繰り返し登っては滑り、登っては滑りをしていた事です。実際に幼児期にしていた遊びを覚えていたら、それが引き出しとなり、それぞれの時期にどういった遊びが有効で、どう遊びを組み立てていたかをそのまま子ども達に提供すればいいのかもしれません。でも、保育士試験で合

講義9 保育士として子どもがお友達ともめた時、どうする?

講義9 保育士として子どもがお友達ともめた時、どうする? 子ども同士のトラブルの対応は、保育士が一番対応に悩む事の一つではないでしょうか。そのような場面に直面すると、新人の保育士はどうしていいのかわからず、オロオロしてしまうことも少なくありません。 では、子ども同士のトラブルが起きた場合は、どのような支援が保育士として正しいのでしょうか? みなさんが誰かと喧嘩をしたとき、第三者が居たとすると、その方にどうしてくれると嬉しいでしょうか? もちろん、状況にもよりますよね?!どちら