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『The CLASSIC』の感想

アントラーズとマリノスのオリ10対決はマリノス側からはThe CLASSICと呼ばれている。僕はそのネーミングが結構気に入っている。そんなThe CLASSICはまさにリーグ屈指のレベルを見せてくれた気がするので、今回は記事にして見ようと思う。※鹿島のサポーターがThe CLASSICって呼んだって個人の自由だろスタンスなのでそこはよろしくです。

■サッカーの特性

The CLASSICと言われると僕は伝統とか古典的なイメージを持つ。古臭いとは異なる、より本質を突くようなイメージだ。そういう意味で言うと今節の鹿島にはクラシカルさを感じた。※都合のいいことに原点回帰中なのはあれですけどね。

サッカーはどんな形であれ、得点を多く取り、失点が少ないチームが勝つ。手段は問わずだ。現代的なサッカーをするマリノスとは打って変わって、鹿島は現実的且つ、一番勝つ可能性の高いサッカーを実行した。ある意味、これぞThe CLASSIC。「サッカーってこうやるんだよ!」って突きつけられた気もした。

■ほこたて

リーグでも最強の攻撃スタイルを誇るマリノスと、スペースを埋めて守備ありきのアントラーズという対照的な両チームだからこそ、序盤から強度高い主導権争いがあったと思う。このプレッシャー下でプレーした選手は間違いなく成長しただろうし、これがリーグのスタンダードになってくれればと思う。

■最後に

改めて見応えある充実した試合だった。まさにエンターテイメント。スコアにかかわらず毎回、レベル高い試合を繰り広げてくるマリノスには大変感謝だ。もっとマリノスを圧倒できる鹿島のサッカーが見たいし、それができれば優勝できるだろう。

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