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町田浩樹の可能性

今回は、東京五輪メンバーに選手された町田浩樹の今後について個人的な考えを話していく。簡単に言うと「マチのポテンシャルって世界的にもスゴくね?」って話。

そもそもこの記事を書くにあたっての僕の思いを先に話すと、町田は東京五輪でベンチ外が続き、最後まで悔しい思いをしてきた選手。しかし、もう少し先のことを考えると飛躍できるポテンシャルをたくさん持っていると思う。早くステップアップして吉田、冨安、板倉を追い越せという期待を僕は勝手に持っている。

テーマは「ポテンシャル」。彼の潜在的な能力を市場での希少性などと共に考えていく。参考にするサイトは「移籍情報版ウィキペディア」とも言われるトランスファーマルクトから。

>メジャーからマイナーまで3桁以上のリーグに所属する膨大な数の選手情報がデータベース化されており、加えてオリジナルの「市場価値」を掲載することで他サイトとは一線を画するドイツの移籍情報専門サイト『トランスファーマルクト』。

■左利きCB

現在、トップレベルを誇る欧州のサッカーで左のCBに左利きを置くことはボールを保持する上で必須となりつつある。キエッリーニ、ダビドアラバ、バストーニ、ラングレ、ラポルト、キンペンベなど、ビッグクラブでスタメン級のLCBは左利きばかりだ。

一方で国内はというと、Jリーグにはわずか33人。スペインが170人だったので、このポジションの人材が日本サッカー的にもいかに人材難かが伺える。

■190cmの長身

先述の左利きCBに加えて、次に町田の特徴と同じ高身長(190cm以上)の選手がどのくらいいるかを調べてみる。まずは国内から。国内は町田とSC相模原の梅井の2人のみであった。しかし、梅井は年齢的にはベテランであり、仮に欧州クラブが日本からギリギリ若手且つ190cm以上の左利きCBを獲るなら町田しかいないのだ。(※国際試合出場経験あり/所属リーグが2部以上)

次は海外市場で若手の長身左利きCBを探してみる。
検索条件は、欧州出身/24歳以下/左利き/CB/190以上/所属リーグが2部以上。検索結果は140人。

市場価値が一番高いのは、スクデット獲得インテルのバストーニ。

ちなみに一番若い選手はPSGの16歳の選手で、身長が196cmという化け物

おそらく、市場価値的なことでネックになるのは24歳という年齢。そのため、年齢を24歳に限定して検索してみた。ヒットしたのは6人であるが、現在上昇中の町田の市場価値を当てはめると上から4番目くらいなので、十分欧州クラブからの需要はあると思う。

■今後のキャリア

ここまで若干、町田の海外移籍前提で話を進めてきたが、仮に鹿島でずっとプレーするとしても、本質は変わらないように思っている。それは自分の持つ希少性は国内外問わず、非常に高いものであり、特別であるということ。それを生かすも殺すも自身の努力次第、、、と言いたいが育て上げた鹿島というクラブもその一端をになっていることを忘れないで欲しい。それが結果的に海外移籍という形であっても。


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