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【2020シーズン振り返り】9月

2020シーズン振り返り企画。今回は9月編。

8月編はこちら↓

【9/5】明治安田生命J1リーグ 第14節 VS 名古屋 3-1 ○ 

個人的、今季の中でもベスト3に入る好ゲーム。理想通りの得点と内容。試合後のザーゴのコメントでも、手応えが感じれる。

今日は勝ったことを評価するべきだし、内容的なものも評価できるものがあると思います。今週になって準備してきたものを選手たちがしっかりと表現できたところもありますし、そのほかの試合では自分たちのサッカーをしても勝点に結びつかないところがありましたけど、今日は内容と結果が合致したところがあると思います。唯一、もう少し点を取れた場面があったので、もう少しそういうところで取れたらな、と思いますが、準備してきたもの、狙いとしてきたものを選手たちがしっかりピッチで表現したと思います。

【9/9】明治安田生命J1リーグ 第15節 VS 仙台 2-1 ○ 

【9/10】常本のJFA・Jリーグ特別指定選手承認

【9/12】明治安田生命J1リーグ 第16節 VS 清水 2-1 ○ 

仙台、そして清水に勝利したものの、この時期の日本の気候に対してザーゴも「チューニング」し始めてきた。おそらく、2021シーズンは夏の戦い方も洗練され、消耗しすぎない戦い方も見せてくれるだろう。

--後ろからボールをつないで即時奪回。これは今季ずっとやってきたことなのか?
それは前半はできていたけれど、後半はできていないことでした。それはずっと僕が目指していることの1つで、今季ずっと変わりないこと。ただ、どうしても蒸し暑さと連戦の影響で、後半はそれができていなかったタイミングで選手交代して、盛り返して、もう一度それをやろうとしたが、うまくいった場面もうまくいかなかった場面もありました。間違っていなければ、おそらく前半の2得点もそういう形で生まれたと思います。

【9/19】明治安田生命J1リーグ 第17節 VS C大阪 2-1 ○ 

個人的、今季のベストゲーム。端的に言えば、互いにやりたいことを思い切りぶつけて、いかに自分らの土俵に引きずり込めるかの戦いであった。この時期絶好調だったセレッソに対して、結果的に鹿島の土俵で叩くことができた。

【9/23】明治安田生命J1リーグ 第18節 VS 湘南 1-0 ○ 

アラーノ味濃いゴールによって11年ぶりの7連勝を達成。振り返ってみるとこの時期が2020鹿島にとって一番勢いのある時期であったのだ。

【9/27】明治安田生命J1リーグ 第19節 VS 大分 0-2 ×

劇的な形で7連勝を達成し、ブーストが完全にかかったに見えたが、思わぬ形で流れが途絶えてしまった。満さんもコメントしていたが、せっかく上昇気流に乗ったのにアウェイで快勝した大分に屈したのは痛かった。

【9/30】須藤・小川の2021年加入内定発表

昌平高校から2選手の獲得内定。テクニカルさや創造性豊かな選手を獲得したのには、鹿島が抱えている課題が影響していると考える。序盤戦でも苦しんだファイナルサードでのフィニッシュだ。満さん曰く、ザーゴはファイナルサードの崩しを選手自身の質に委ねると。それならば、もっと自由にやらせるべきだと提案したそうだ。そうなると、元々の素質としてアイディアを持っていそうな選手や、かつての野沢・本山のような選手が必要になる。その期待もあり、須藤と小川獲得に至ったのだと考える。

結論から言うと、9月は鹿島の月だった。8月後半あたりから狙い通りの得点が増え出し、継続して9月は熟成段階に入り始めていた。満さんも今シーズンは夏ごろに勝負できるぐらいのペースを予想していたようなので、ここまではなんとかシナリオ通りにきていた。

【参考】





 

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