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【2020シーズン振り返り】10月

2020シーズン振り返り企画。今回は10月編。

9月編はこちら↓

【10/3】明治安田生命J1リーグ 第20節 VS G大阪 0-2 ×

パトリックを抑えつつも、PKとアディショナルタイムの追加点に沈んだ「もったいない試合」であった。結果的に2位となるガンバ相手にゴールだけが奪えなかった。ザーゴの言う通り、代償を支払う形になった。

前半から数多くの得点チャンスを作りながら決めることができず、後半の入り方も非常に良くて、明らかな得点場面がありながらそれを決め切れず、そこからPKで失点して、そのあともチャンスを作りながら、最後は追加点を許してしまったゲームではないかと思います。こういう主導権を持って数多くのチャンスを作って、それを決め切れないと代償を払うことになる。上位に食らいつくためには落とせない試合でしたし、それを実行できなかったことが残念です。

【10/6】ユース所属 舩橋の2021年トップチーム昇格発表

【10/10】明治安田生命J1リーグ 第21節 VS 横浜FC 3-2 ○

【10/14】明治安田生命J1リーグ 第22節 VS 鳥栖 2-0 ○

横浜FC戦、鳥栖戦共に白崎の活躍が光った。連敗中だったチームにとって、起爆剤的な形で刺激が入ることは大きい。

【10/18】明治安田生命J1リーグ 第23節 VS 札幌 0-1 ×

ゼロトップ、マンツーマンという2つのシステムに対してひたすらお付き合いをしてしまい、消耗したショッキングな試合であった。
以下、自身のマッチレビュー

鹿島は今シーズン、これまで以上に主導権を握るサッカーを目指している。それに反して、今節は主導権をひたすら握られてしまった。もちろん、札幌の戦いぶりは称賛に値する。リスクも承知で勇敢に戦ってきたのだから。今回の敗戦で改めて主導権を握るサッカーを考えると、決してボールを持つことや自らハイプレスを仕掛けることだけではないなと再確認させられた。個人的には今節のように相手から仕掛けられた時に、あえてお付き合いをしないことが主導権を握ることに入るのではないかと思う。例えば、ポジションを入れ替えてくる相手に対して、あえて放置して自陣に城壁を組むことで無効化したり、マンツーマンならCBがオーバーラップ仕掛けてみたりと。後出しジャンケンを続けることで戦いの幅も広がり、もはやどの相手にも主導権が握れるのではないだろうか。

【10/19】白崎の負傷

■受傷名:右大腿二頭筋損傷

■治療期間:約2か月

鳥栖戦で活躍した白崎が負傷。白崎のようなインテリジェンスあるプレーヤーは鹿島の中でも希少性が高く、メンバー編成的にも痛かった。

【10/21】明治安田生命J1リーグ 第33節 VS 神戸 3-1 ○

【10/24】明治安田生命J1リーグ 第24節 VS 広島 1-0 ○

【10/31】明治安田生命J1リーグ 第25節 VS 名古屋 0-2 ×

ザーゴのコメントが今シーズン一番少なかった試合。そのくらい

結果については、忘れなくてはいけない結果となり、次の試合に切り替えてやっていかなければいけない。これもサッカーの勉強の1つとして、選手たちもわれわれも身につけた苦い経験ではないかと思います。

PKで先制し、試合を塩漬けにしてくる相手に鹿島は退場者を出し、バランスを崩した。そして最後にトドメを刺されるという「自滅」した試合であった。

10月は各チームの「鹿島対策」が本格化し、それに対する選手の質以外の解決策や対応で上回れることができなかった。シーズンのサイクル的に、どれだけ凄い戦いを序盤から中盤で見せても分析は必ずされるので、これを教訓に次シーズンは戦ってもらいたい。

【参考】






 


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