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牛島スカウトについて

正式的なリリースはないが、鹿島のスカウトに新任で湘南から牛島氏が就任したという情報が流れてきた。個人的にはほぼ確定だとみている。そこで今回は、その牛島氏についてまとめていく。

■どんな人物なのか

牛島氏の経歴について。

サガン鳥栖で分析とスカウト
湘南ベルマーレで強化担当兼スカウト
(福島の提携クラブである湘南と福島のスカウトグループリーダー)

2クラブを経たのち、今年鹿島のスカウトに就任。ちなみに自身は佐賀大学時代に選手として天皇杯を経験しているらしい。

プロ経験はないが、佐賀北高時代には1学年上の“平成の怪物”平山相太を擁する国見高と何度も試合を重ねた。同学年には日本代表を長年支えた本田圭佑、昨季JリーグMVPの家長昭博らがいた。本物を肌で感じ、目撃してきた。

■獲得に携わってきた選手

彼がどのような選手を獲ってきたのかについて。

・鎌田大地

今や日本代表の常連でもあり、ブンデスリーガのフランクフルトで結果を出し続ける鎌田大地も牛島氏が担当だった。強化部への直談判エピソードは有名だ。

「もっとできる。もう1度見てほしい。高校生が1回の練習で自分の力を見せるのは難しいもの。お願いします」
約5年前の夏。当時、サガン鳥栖のスカウト担当だった牛島真諭(現・湘南ベルマーレスカウト)は、獲得を渋るクラブ幹部に直談判した。そして、頭も下げた。東山高(京都)の鎌田が、初めて鳥栖の練習に参加した後の思い出話だ。

・坂圭祐

・松田天馬

・清武功輝

・坂井達弥 など

■どんな選手を獲得してきそうなのか

牛島氏が獲得を検討する選手を見るポイントは「ストロングポイントがあるかどうか」。足の速さやテクニック、フィジカルの強さなどをチェックするそうで、湘南のサッカーに合うかどうかも「午前中の練習では絶対にグラウンドに出ているので、こういう選手が合うんだろうな、というのは肌感覚で分かる」という。

鹿島でどのようなミッションを課されているかは不明だが基本的なスタンスは大きく変わらないはず。特に独特な雰囲気を持つと言われている鹿島に馴染めるかは、さまざまな要素が要求されるため、湘南時代「肌感覚でわかる」というコメントは頼もしい限り。また、ストロングポイントを見ているということは、これまでにいなかったようなヘディング特化型FWやスピードスターなど一芸が尖ったプレーヤーもくるかもしれない。

彼がどんな選手を獲得してくるのか、今から楽しみだ。


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