【新シーズン】鹿島アントラーズの編成どうよ？

今回は鹿島の編成について。かなり人が動いたので自戒の意味でも整理しておこうと思う。

■ゴールキーパー

誰が柱になるかは置いておいてそれぞれのキャラクター、ポテンシャルなど個人的に充実しているなと思える編成。鹿島の歴史的にみても相当ハイレベルな陣容かと。ただ、この編成をそう何年も使い回すことはできないと思うので、新シーズンは試合に出れば鹿島での寿命が伸び、出れなければ退団（レンタル含む）が近づくぐらいのサバイバルだ。

■センターバック

町田、犬飼という看板が抜け、加入はキム・ミンテだけになった。キム・ミンテの補強は個人的にかなり優秀だと思う。そもそも国内のレギュラー級CBは日本代表レベルか、優秀な外国人で占められるので、強化部はグッジョブ。もう1人獲得しないのか？問題だが、ここは林尚輝に託したように見える。もちろん獲得に動いたのかもしれないが、未知数のCBを獲得するくらいなら、計算できる林に賭けているのだろう。また、ブエノもトップパフォーマンスになればレギュラー級なので彼がいることも1人取らなかった理由かもしれない。

■サイドバック

永戸が抜け、右専門に常本広瀬、左は溝口、両サイドが安西小田というバランスになった。このポジションの懸念点は安西が負傷した時。担当するであろう、溝口、小田では明らかに劣ってしまうのが事実なのでここをどうごまかそうとしているのか、はたまた、彼ら2人に賭けるのかが注目だ。

■ボランチ

フォーメーションは定かではないが、現在の編成ではボランチができる選手がかなり多い。そのため中盤に枚数を増やすフォーメーションを考えているのではないかと思う。実力的にJ1で実績のあるピトゥカ、三竿、樋口が中心になるだろう。その下に中村、名古、舩橋、小川かと。個人的にキーになるのは、中村、名古の2人がどれだけ試合に絡めるかだ。彼らのプレーがレギュラー格の3人を脅かすことになればバリエーションが一気にアップし、質、人数ともに申し分ないものになるだろう。特に名古は勝負の年。

■攻撃的MF

今シーズンの攻撃的MFの面々は正直、誰が試合に出てもおかしくない。万が一怪我人が続出しても仲間や樋口のようなマルチプレーヤーを揃えているため、準備は万端だ。また、キャラクターがいい感じにスピード、テクニカル、インテンシティ、トランジションと異なるので、昨年できたユニットを基本にレネエッセンスでどう変わるのか楽しみだ。

■フォワード

FWは1トップなら多すぎるし、2 トップなら1人少ないかもの異常現象。おそらく1トップになるとは思うが、鈴木優磨、エヴェラウド、染野は2トップ　のほうがやりやすそうじゃね？と思ったりもする。そこらへんをどう折り合いつけるのかが気にもなる。正直、これだけの戦力を抱えると全員が幸せになれるかはわからないな…。