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【N◎VA】岡目八目?(オンラインセッション)

 2021年6月20日にオンラインで、「トーキョーN◎VA THE AXLERATION(ジ・アクセラレーション)」のルーラー(ゲームマスターのこと。以下RL)をしました。


■私をゴリラと呼んだ者は、例外なくぶん殴っている(『空の境界』)

 今回はR時代の公式シナリオ「サムライオーヴァドライヴ」をプレイしました。参加キャラクターは下記のとおり。
(オンラインキャラクターシートに書かれていたものを一部修正)


・勧修寺晴人(かじゅうじ・はると)

 クグツ◎●バサラ、トーキーの22歳男。
 千早重工の新入社員。父親が千早重工のエグゼクで、千早グループのアーコロジーで生まれ、千早グループの製品に囲まれながら育つ。父親から千早グループの素晴らしさを教え込まれており、自分も”世界と人々の暮らしをより良くする千早グループ”に入社して、千早グループの技術力とサービスで多くの人々を救うのが夢。
 広報課を希望し面接を受けたが、後方処理に配属された。
 子供の頃からバサラの力を持っていたが、他人と違うことは悩みの種で、今でも隠したがっているナイーブなお年頃。性格は甘ちゃん。
 なお、大護りら(後述)のことは「ゴリラ」と思っている。いつか殺されるだろう。

 余談だが、晴人の父親は千早重工の部長である。が、部署が不明なうえ、社長を「雅之さん」と呼ぶと謎の人物。しかし息子を溺愛し心配もしている。

・大護りら(だいご・りら)

 「私をゴリラと呼んだ奴はぶん殴ります」
 クグツ◎カブト●シキガミの25歳女。
 千早の社員である両親のもとに生まれて、何となく千早に入社した。
 ごく普通の社員であったが、ある日平均的な身体能力の女性という事で開発中のインテリジェンスアーム(式神装備)のモニターに選ばれ、終了後は何故か肉体改造を施され後方処理科第三班に所属することとなった。
 黒い仕事の数々にドン引きしつつもお給料が前の仕事とは段違いなので何とか頑張っている。護衛の仕事に高い適性を示しているため、第一班への異動が検討されている。
 受け値の鬼にしてカゲ殺し。
 笹塚諒一(後述)とは幼馴染であり、「りょーちゃん」と呼んでいる。が、諒一は「大護さん」と呼んでいる。温度差……。

・笹塚諒一(ささづか・りょういち)

 コモン● ニューロ◎ カリスマの26歳男。
 ごく普通の一般家庭に生まれた。ウェブ関係の才能があり、情報処理系の大学に進んだが、腕試しのにとブラックハウンドへのシステム侵入を試み、見事逮捕される。学歴も人生も棒に振り、現在はフリーランスのホワイトハッカーとして生計を立てている。
 一度やらかした経験から「真っ当に大人しく生きる」を信条として、コツコツと仕事をこなしている。
 町ですれ違っても誰も振り返らないような眼鏡モブキャラ。自分の秘められた能力には全く気付いていない。
 肉体的にはさほど強くはないが、精神への攻撃能力を持つ。
 塚原卜伝(後述)のことは、常人以上の凄い人だと尊敬している。

・”一之太刀(ひとつのたち)”塚原卜伝(つかはら・ぼくでん)

 カタナ◎●シキガミ、クロガネ(突然変異)の、英雄、偉人をクローン技術+サイバネ化して兵器として運用する計画で生まれた存在。
 計画の誤算は、戦国乱世を生き抜いた修羅が、従順な精神を持ち合わせていなかったことに誰も気づかなかったことだ。洗脳や身体拘束を当然のように無効化し、研究所を刀一本で壊滅させてしまう。
 その後あてもなく歩いていると成り行きでネバーランドの子供を助け、そのままフリーランスの荒事屋としてネバーランドの子供達に用心棒兼剣術を教えながらこの時代を満喫している。
 見た目は10代半ばだが精神は生前死んだ直後83歳。常識は元亀2年(1571年)のネジが最新技術だった戦国時代のまま。
 野太刀一本で、途方もない肉体ダメージを叩きだす。
 勧修寺晴人(前述)のことは、手段と目的が入れかわった、大変痛ましい人物だと思っている。手段と目的、すなわち「生きるために働く」のではなく「働くために生きている」ことをかわいそうだと感じている。ニューロエイジのクグツは「サムライ」と呼ばれているが、卜伝の価値観では主とは「御恩と奉公」の関係にある(武士らしい忠誠心は、卜伝が生きた時代よりあとの価値観)。


 シナリオは、「突如占拠された後方処理課がかかわる強奪作戦と、千早重工に降りかかる災難を防ぐ」というもの。いきなり《買収》《制裁》が飛ぶという、ホットスタートもいいところなオープニングでした。
 なお、晴人の異動先が「廊下を24回曲がり、24回階段を下った先にある第24会議室」というのは、完全なアドリブです。あとで「第23会議室」が出てくることを完全に忘れていました。

 ……「24回階段を下る」ってなんやねん。

 ◆ ◆ ◆

 キャスト間コネにつて。

晴人「りらのことは、『ゴリラ』と思ってます(口には出さない)」
諒一「なにかとバナナをすすめるとか

 ひどいいわれようです。

 ◆

 いきなり《制裁》を受け、[抹殺]される諒一。しかしそこに手をさしのべたのは、汚いネズミであった。

RL「『俺は“ビビビのラットマン”と呼ばれている、ケチなクロマクさ』」
諒一「はぁ……」

 ゲゲゲの鬼太郎ネタが通用しなかった……。

諒一「なんでこんな目に……と、ソシャゲやってます」
RL「セイバーのクラスで塚原卜伝が召喚されそう」
卜伝「いやバーサーカー」
りら「バーサーカーなの!?」

 ◆

卜伝「ペンドラゴンで〈白兵〉〈粉砕剣〉その他でダメージ50越え!」
RL「卜伝なのに西洋剣使うんかーい!」
卜伝「野太刀相当品です」
RL「あ、はい」

 なにも間違ってはいないので、みんなもやろう(勧めるな)。

 ◆

 最後の最後でクロマクから協力者を聞きだそうとするも、設定的に絶対にしゃべらないことが確定しているクロマク。晴人は交渉するも、有用な神業もなく、手詰まりになってしまいます。

RL(うーん、せっかくのエンディングフェイズなのにうまくいかない……何か、状況を打破できる人は……あっ!)
RL「じゃあ、取調室のドアがバーン! と開いて晴人のお父さんが現れます。『話は聞かせてもらった!』」
晴人「親父!?」

 実はセッション前半で、晴人が父親と連絡をとり、情報を得るシーンがありました。もともと「晴人の父親はお偉いさん」という設定があったので、できた演出でした。
 クロマクはどうなったかというと、親父預かりとなり、引っ張られていったのでした。
 これでよかった……のか?

 セッション後のチャットで、

りら「《友情》でもうひとりの敵をよみがえらせて、そっちから聞きだした方がよかったかも」
RL「それだ!」

 うーん、岡目八目(ちょっとちがう)。

 ◆ ◆ ◆

 昨年からはじめたオンラインセッションも6回目。ようやくなれてきました。
 今年はオフもオンも積極的に遊んでいきたいなあ。セッション回数が倍近くになるので、公式シナリオも多用しようと思っています。プレイヤーのみなさんも構わないと言ってくれたので、キャラクターに合わせた改変を加えつつやっていきたい所存。

 ……オンラインキャンペーンもできそう。

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 私が所属する「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」は、大阪で活動するTRPGサークルです。
 月一回、TRPGのフリープレイ例会を開催しています。
 新規参加者は常に募集中。TRPG初心者も大歓迎です。
 参加方法については下記のページをご覧ください。

◆F.I.N.公式サイト(外部)
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◆ツイッター(非公式)
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