【TRPG】スターターセットが高すぎる
TRPGでは、スターターセットというものが発売されることがあります。
TCGでいうところのスターターデッキ、スターターキットと同じで、お試しで遊んでみたい方へ向けた商品ですが、それにしては値段が結構高い。
ざっと調べた範囲だと、
ソード・ワールド2.5スタートセット水の都に沈む闇 3500円(税別)
新クトゥルフ神話TRPGスタートセット 3520円
一つの指輪 スターターセット 5390円
FF14TTRPG スターターセット 5455円(税別)
正規のルールブックとさして変わらない値段か、少しお金を足せば正規のルールブックが買える値段になっています。正規のルールブックの半額ぐらいになっているものは、まだ良心的かもしれません。
この値段でスターターセットが「売れる」ならいいのですが、もうちょっと安くならないかな、というのが本音。フィギュア、マスタースクリーン、その他の小物が付属、そして販売形態が異なることからこの価格なのでしょうが、「どんなゲームか知る」ために最低限必要なもの以外は不要だと感じます。
最低限必要なものとは、ルールブック、サンプルキャラクター、2本ぐらいのサンプルシナリオ、すぐに遊ぶためのダイスです。これだけにしぼれば、もっと価格を下げられるのではないかと思います(なお、翻訳物は価格が高くなるのは仕方ない)。
小物を充実させるぐらいなら、入れるものを厳選し、ルールを簡易版という形で簡単にして、初心者でもすぐに理解できるようにした方がよいのではないかと思います。これが一番難しいのですが、そこがスターターセットの役割ではないかと。
少なくとも、B5版ルールブックより高いっていうのはちょっと問題がある気がします。『トーキョーN◎VA THE AXLERATION』で3800円(税抜)、昔出た『アルシャード』で3000円(税抜)なので、そのへんは意識してほしい。
……マーダー・ミステリーが、「高いうえ一回しか遊べないが、売れている」ことから、こういう強気な設定でやってるのかな。
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