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【N◎VA】加賀美亨という男

 “不信官”加賀美亨。
 ブラックハウンド特別監察室(『ニューロエイジ・ナウ』では監査室。多分誤字)を率いる若きエリートで、隊内の悪徳警官を排除するために働いています。近年は、ハウンドに忍びこんだテロリストを排除したことで一躍英雄となったようです。

 そんな加賀美亨ですが、初登場時、機動捜査課の“暴走課長”レイと比べられることがありました。
 加賀美とレイ、どちらがうわてなのか。
 プレイヤーはあまり気にしないかもしれませんが、ルーラー(GMのこと)は気にすることがあります。

 以下、私見です。

 結論から言うと、加賀美とレイは、うまく綱引きをしてるのではないかと思います。
 無軌道な隊員が多い機動捜査課は、監察室がもっとも目を光らせておかねばならない部署です。プレイヤーキャラクターたちが活躍している裏で、レイは監察室と折衝していると思います。
 加賀美は真面目で頑固な印象があるので、レイがあの手この手で言いくるめたり、うやむやにしたりしていることでしょう。ときには、加賀美の方が引かず、プレイヤーキャラクターの行動に制限をかけてくることもあるかもしれません。
 それでも、「N◎VAの治安を守る」「犯人をつかまえる」というブラックハウンドの目的を忘れているわけではないので、加賀美はレイの提案や言い分をしぶしぶのんでいるのではないかと思います。

 イヌのみなさんは、「監察室の横槍なしに事件を解決できた」ときは、レイが言いくるめてくれたんだなと感謝しましょう。“暴走課長”なりに、“不信官”とやりあってくれているのですから。

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