【N◎VA】バババーバ・バーババ(10月例会レポート)
2023年10月8日に開催された、「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」10月例会で、「トーキョーN◎VA THE AXLERATION(ジ・アクセラレーション)」のルーラー(ゲームマスターのこと。以下RL)をしました。
■成立卓
・新クトゥルフ神話TRPG
・ゆうやけこやけ
・トーキョーN◎VA THE AXLERATION
・モノトーンミュージアムRPG(書架ver)
・トラベラー
■参加人数
・総数 23名
・内新規参加者 2名
■ちょっとだけ宣伝その1
私・Aketaは、YouTubeにチャンネルを作っています。
TRPG初心者向け動画、ゲームマスター向け動画などを配信しています。
「期待値なんてない!-TRPGについて語るチャンネル-」
■ちょっとだけ宣伝その2
Aketaが所属する「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」は、大阪で活動するTRPGサークルです。
月一回、TRPGのフリープレイ例会を開催しています。
新規参加者は常に募集中。TRPG初心者も大歓迎です。
参加方法については下記のページをご覧ください。
■9プラチナム(900万円)ぐらいパチってもバレへんか。
今回は自作シナリオ「1万プラチナムの女」をプレイしました。参加キャラクターは下記のとおり。
▼ババア
カブキ◎レッガー●カタナの河渡組組員。
79歳の女性ゆえ「ババア」と言われている……のではなく、そういう名前である。ババ(馬場)ではない。
バー「ヤロール」のバーテンダーでもあるが、年齢のせいで、ドーリスよりもこちらの方がママだと思われている節がある。2階に住んでいる甘党と、大食らいの大型犬に困っている。
イメージは「銀魂」のお登勢さん。
波切のことは「厄介な相手」だと思っている。
▼波切耕介
フェイト◎シキガミ●カブキの、アーマードドライバーという人体を強化させるベルト型デバイスを持つ探偵。
黒コート姿であり、イメージは「シン・仮面ライダー」。ストイックで厳しい反面、若者を優しく諭す一面もある。26歳の男性。
アヘンテのことは「情報源」だと思っている。
▼アヘンテ・ロッホ
イヌ◎カブトワリ●カブトのブラックハウンド機動捜査課隊員。18歳の女性。
かつてはストリートチルドレンとして大変な生活を送っていたが、色々あって、公的警察組織ブラックハウンドに入隊することとなった。
「お嬢ちゃん」と相手にはなめられがちだが、やるときはやる女。
リンのことは「注意が必要な相手だ」と思っている。
▼リン・秋山・ヒカル
カブト◎●バサラ、シキガミの24歳男。
藤咲組の組員で下っ端。組長やその他幹部の警護につくことが多く、現場ではその能力を遺憾なく発揮している。
ババアのことは「同じ連合の仲間だが、甘い汁を吸い尽くしてやる」と思っている。
今回のシナリオは「河渡白夜がマネーロンダリングした1万プラチナムを取り返す」というもの。一行はそれぞれの立場から事件にかかわっていきます。
◆ ◆ ◆
「ヤロール」で働いているババアのもとを河渡白夜組長が訪れ、1万プラチナムを強奪した女を捜し、金を取り返せと命じます。
RL「『こういうときに役に立つのは、ジジイよりババアだ。苦しいとき、そんなとき、頼りになるババア。略して』」
ババア「クソババアじゃねえかこの野郎!」
◆
殺された三葉達也という少年の敵を討つために、学友たちが波切のもとを訪れます。犯罪組織同士の抗争に巻きこまれ、流れ弾で死んだと思われていた達也は、実は命を狙われていたのです。
RL「『あいつ、いつも波切さんの話をしてました。だから、力になってくれると思って……』」
波切「うむ、わかった。俺も知らぬ仲じゃないからな。調べてみよう」
のちに達也は、自分の腕一本で生きている波切への「憧れ」が原因で、命を落としたと知るのでした(シナリオの詳細にかかわるので省略)
◆
女を追うババアは、女が最後に接触したという情報屋のジジイのもとを訪れます。
RL「『まあ、何も知らないわけじゃないんだがなあ』そう言って、左手を出します。報酬点よこせって言ってますね。蛇の道は蛇、わかるだろって感じ」
ババア「ババアの道はジジイってことか」
RL「そうなの……か?」
◆
紆余曲折あって、ババアは若干目減りした1万プラチナムを回収します。しかし、
ババア「1プラチナム減ってる……あと9プラチナムぐらい取ってもバレへんやろ。女がいくら持っていったかわからないんだし」
だが、白夜に二秒で看破され、女の事情を知った白夜は、ババアに女を連れ戻せと命令します。
◆
調査の結果、達也が「あること」をしていたと、波切は突きとめます。
波切「頭脳は子供、身体は死体、その名は……」
一同「こわいよ!」
RL「でれてーてーでででーでーででー(あのBGM)」
アヘンテ「ぶっ!(噴きだしそうになる)」
◆
波切「いったん集合して情報まとめるか」
ババア「じゃあ私のバー〈バババーバ・バーババ〉で」
一同「ボーボボみたいな名前だな!」
アヘンテ(笑い転げる)
◆
女の目的、達也を殺した犯人を突きとめた一行は、主犯であるチャイニーズマフィアのもとを訪れます。
一進一退で戦いは続き、マフィアの腹心は最後の神業を使い切ります。
RL「ぬおおお! 《黄泉還り》でその攻撃を白刃取り……!」
ババア「じゃあそれは《チャイ》で打ち消し」
RL「ぎゃああ! 何てことしてくれんだこん畜生……!」
腹心が倒れ、最後まで残ったマフィアですが、
RL「《腹心》を使う! 死体バリアー! と叫びながら、倒れた仲間を盾にして防ぎます。」
一同「何じゃそりゃあ!?」
波切「じゃあその肉体を拳で粉みじんにします」(アーマードドライバーで変身済み)
ノリとしては「無能警官バリアー」です(魔術士オーフェン無謀編)。
最終的に、命乞いをするマフィアですが、ここでアヘンテは、《とどめの一撃》で殺してしまうか、《制裁》によって裁きを司直に預けるか悩みます。
リン「好きな方でいいと思うよ。神業だし」
アヘンテ「……じゃあ、《制裁》。逮捕です」
RL「『嫌だー!』と叫びながら、マフィアは手錠をかけられます。これにて一件落着ですね」
◆
達也の無念を晴らしてくれた波切のもとに、高校生たちが訪れ、礼を言います。
RL「『波切さんは、達也の言うような人だった。憧れるはずです。探偵になりたいって言ってましたから』」
波切「彼は正義感にあふれた少年だった。しかし、自分の身を守る術を持たなかった。まず、自分の身を守る力を身につけろ。すべてはそれからだ」
RL「少年たちは神妙な顔つきでうなずきます」
◆
ババアはというと、9プラチナムをパチったことが白夜にバレたため、1万プラチナムを盗んだ女の指導を任されます。
RL「『こいつはまだまだ未熟だが、才能がある。しっかり見てやれ。金は労働で返すんだな』」
ババア「まったく、面倒な」
◆ ◆ ◆
セッション後、もっとも驚いたある会話。
アヘンテ「ラスボスのマフィアいたじゃないですか」
RL「うん」
アヘンテ「うちの体育の先生そっくりなんですけど」
RL「あんなに太ってるの!? そんなんで実技できるの!?」
アヘンテ「実技は女の先生がやってくれるから」
RL「そっか、体育の先生は男子と女子でちがうんやったっけ。うちもそうだったなあ」
実演できない体育教師って、どうなのよ。
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