第98回箱根駅伝振り返り2区

・人選

経験者はWヴィンセントとムルワ、田沢、松山、前々回2区の鎌田の6人。

前回他区間からだと1区が4人、4区が3人、3区7区8区9区が1人。

全日本は2区7区が3人、3区6区8区が2人、4区5区が1人です。

予選会からは大体チーム1位、せいぜい3位ですが吉田が9位、並木は5位の選手でした。

三浦、中村は当初1区の予定だったそうです。野村、橋本が2区回避したので2区に入りました。

・雑感

放送では田沢、Y・ヴィンセント、三浦&藤本、手島とせいぜい近藤くらいがほとんどでした。

松山など気がついたらこの結果だった選手もいます。

Y・ヴィンセントは5㎞で足首を痛めて完走できる走りに切り替えたそうです。

それで1:07:02ですからスケールが違いますね。

三浦&藤本はタスキを受ける前から一緒に行くことは決めていたようでしたね。

藤本を待ってお互い引っ張り合ってタイムを伸ばしていくスタイルにしたのでしょうか。

一生懸命逃げようとするより賢い選択をしたと見るべきでしょうか。

2区をちゃんと走るための練習はほとんどしてなかったようですから仕方ないですね。

課題もありますが3000mSCに差し支えたら意味ありませんからこんなもんって印象です。

手島は抜かれまくりましたが繋ぐ2区に徹したというとこでしょうか。

ここを手島で粘ったからこそ全体的にうまくいった印象です。

サッカーでいうと手島が前田遼一風の1トップ、2列目に吉居、三浦、阿部という感じですかね。

三浦、近藤にも同じことが言えます。

田沢は逆にもちろん本人の最高の走りだったでしょうが

チームとしてはうまくいったようないかなかったようなという感じですね。

京都サンガ時代の三浦カズのような感じでしょうか。

中谷、鈴木はエースの自覚で2区を走りましたが思うような結果にならず無念でした。

大学記録は駒沢1:07:27→1:06:13田沢廉、創価1:07:18→1:06:41ムルワ

国士舘1:06:46→1:06:41R・ヴィンセント、帝京1:07:29星岳→1:07:10中村風馬

法政1:08:16坪田智夫→1:07:11鎌田航生、農大1:08:20木下潤哉→1:08:16並木寧音

駿河台1:10:57西沢晃佑→ブヌカ1:10:19です。

駒沢、国士舘、法政は連続大学記録ですね。

特に鎌田は坪田監督のタイムを越えました。

坪田監督の記録が出たシーズンに生まれたのが鎌田でした。

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