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総長ピッチファイナルに高校生が出てみて(レポート)奥西授・速水瑠奈

来る2020年12月19日立命館大学朱雀キャンパスとオンライン会場にて総長ピッチthe final2020が開催されました。高校生として唯一ファイナリストに残ったので、日記代わりに活動内容をここに記しておきます。高校生で総長ピッチへの参加を検討している人は是非参考にしてみてください(笑)

P.Sについて

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ここで少しだけP.Sについて説明しておきます。本番の様子が見たい人は飛ばしてください。P.Sは高校2年の速水瑠奈と奥西授の2名だけのチームです。ペアと言った方がいいかもしれませんね。確か、チーム名の由来は「potential sustainable~潜在的な持続可能性~」だったような気がします。二人ともユネスコ委員会(旧インパクトゼミ)に所属していて、主にビジネスコンテストへの出場しています(総長ピッチが初陣でしたが、、、)。奥西、速水両氏ともGENIEとBOIという別々のチームにも所属しておりキャリア甲子園には別々のチームで出ています。

なぜP.Sは一定の成果を収めたのか?

なぜ総長ピッチでファイナリストまで残ることができたのか?「ビジネスアイデアの成功には誰とやるかが不可欠」っていうのを誰かが言っていた気がしますが、個人的には次の3つかなと思っています。
①2人だった
②お互いの趣味特技がバラバラ
③単純に相性問題
①についてはやっぱり人手は大いに越したことはないのですが動きにくいんですね。昨年の先輩方が4人で出ていたので最初はしんどいかなとか思う部分もありましたが、2人でやる方が、効率も高いしめちゃくちゃ動きやすかったというのが大きいと思います。
②はインパクトゼミの発想ですね。似通った考えの人と話すよりも違う世界線?の人と話す方がアイデアは出てきやすいかなと個人的には思っています。
③は言葉の通りです。はい。

12月18日リハーサルin京都

今年はたまたまリハーサルが終業式の日と重なっていたので、16時40分スタートのリハーサルに余裕で間に合いました。学校を出る前に顧問の先生にプレゼンを見せてFBを送ってもらいくらいの余裕がありました。例年ならまだ学校なのでリハーサルに出るには早退が必要ですね。

着いたはいいのですがやはり会場の雰囲気に圧倒されました。たくさんのRIMIXスタッフ、映像学部の学生の方々がせわしなく動いていて、余計緊張感を駆り立てました。場違いとはこのことです。あとから知ったのですが、僕は緊張すると、顔がこわばって無口になるので、かなり怖く見えるそうです。この時の僕がそうなっていたらしいです。何がともあれリハーサルなので、前に出て話さないといけません。係員に誘導されるがまま舞台に上りました。

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リハーサルの時の舞台の様子です下の2つのモニターは一つはスライド、もう一つが残り時間が表示されるようになっています。総長ピッチは5分で強制終了なのでこの処置はありがたかったです。一番後ろには映像班がいて、前日に提出したスライドを移したり、ライブ配信の準備をしたり、マイクの切り替えをしていました。スライドは12:00 までに提出しないといけないので直前の変更は不可能になっていました。

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写真は原稿の読み合わせをしているときの物です。原稿を用意しているチームは僕たちだけでした。正直右手にクリッカーを持って左手にiPadを持って発表するのは大変でした。さてリハーサルで一回プレゼンを通したのですが、記憶が曖昧でよく覚えていません。とりあえず緊張して上手く話せなかったことだけは覚えています。そのあと他のチーム(大学生・院生)のプレゼンを見ました。やっぱり強いですね。僕より5、6年年上の先輩が話している内容はまとまっていて面白かったです。総長ピッチは大学生向けの大会だという当たり前の事実を思い出しました。半分絶望の中で前日リハーサルを終えました。慢性的な睡眠不足と疲労も相まってこの時のテンションは最悪でした。家に帰っても質問スライドと原稿の修正に追われていました。

12月19日総長ピッチ本番

当日は打ち合わせをするためにペアの住んでいる滋賀県某市の喫茶店で待ち合わせました。プレゼンは夕方からなのでずっと緊張しっぱなしですね。チームメイトが葉書に刷った名刺を名刺サイズに切らないといけないのにはさみを忘れて100均に買いに行きました(笑)やっぱり準備って大切ですね。ぎりぎりまでWEBサービスの更新をしていたらついに出発時刻になってしまいました。

時間通りに集合したことまでは覚えているのですがそこから何をしたかあまりよく覚えていません。もう一回リハーサルを通しで行いました。出場チームはかなり早くに呼び出されるので、3チームくらいのプレゼンしか聞くことができませんでした。リハーサル時にiPadだと重たかったので携帯電話で原稿を見ていたのですが、やっぱりIPadに戻しました。リハーサルが終わって2時間くらい暇な時間があったのですが、ここが一番つらかったですね。一つ上の階で原稿の読み合わせをして、本番に向けて備えていました。速水が過去にバレエを習っていて舞台での細かい立ち方なども念入りに確認しました。いろんな大学生に「緊張してるね」って言われましたが当時の僕からすれば何故緊張しないのかが不思議なくらいでした。本番直前に映像学部の人に取材をされましたが、いまの気持ちは?という問いに対して「帰りたい」と答えるほど緊張と不安に押しつぶされていました。

ついに本番が始まりました。youtubeライブの方もかなりの参加者がいて緊張はピークに達していました。同級生の女の子(廣田)が務めていたナレーション付きの動画も完成度が高く、どうしようもないくらい緊張していました。そんな中でもGENIEメンバーがinstagramで応援してくれました。

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本当にいい仲間を持ったなと感じました。今回はGENIEとして出場していないのに自分事のように応援してくれたGENIEメンバーには感謝しかないです。P.Sは6番目に発表(名前順)だったのですが準備の為に2番目が終わった段階で招集がかかりました。階段の踊り場で待機しました。僕のiPadがリハーサルのときにオフラインになり原稿を読むことができなくなったので、内ポケットのスマホに原稿を用意しておきました。スタッフの人にマイクを付けてもらって、一つ前のプレゼンターの人を挨拶してついに本番です。原稿が頭から抜けないか、スライド送りを忘れないか、時間配分は適切か?などいろいろなことを考えていました。以下にスタッフの人が撮った写真を貼っておきます。

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発表中

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多分最後の挨拶の時

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圧倒的TED感w

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4つのレベルに分けるところ?

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ライブ配信の様子

なんとか発表を終えることができました。ゆっくり話していたので10秒しか余らずかなりぎりぎりで焦りました。発表後は3分間の質疑応答がありました。ここで奇跡?が起きました。審査員から受けた二問のうち一問は数日前に友人からされた質問と全く一緒だったのです。やっぱりいろんな人にFBもらうって大切ですねと改めて感じました。

全ての人のプレゼンが終わり30分間の審査時間になりました。ここまで来ると自分としてはやり切った感じが多きかったのでどんな結果が出ても動じないつもりでした後ろのチームと雑談していたら結果発表の時間になりました。P.Sは、選ばれませんでした。やはり上位2チームには勝てませんでしたね。半年間の挑戦が一区切りついた瞬間でした。で終わらないのがP.Sクオリティー。悲しみと諦めに包まれていたチームが一気に転換する出来事がありました。立命館学園総長が全体総評で「印象的だったのはP.Sですね。実は僕の中で上位2チームを選ぶのに困った理由は、賞を取った2チームの他にP.Sがあったからです。高校生であるにも関わらず、非常に高いレベルでプレゼンしてもらいました。」と発言していただき、立命館学園理事長からも、閉会の挨拶で「私は一番良かったのは高校生です。自分の点数見たら17点で自分の見たら厳しいんですけど17点で。ほかの人はそれ以下なんですけどね。よくこういうことに目をつけたなあと思うんですね。」と取り上げていただいてもう少し頑張れば勝てたのではないかなという悔しさも出てきました。
理事長、そんなに褒めるなら理事長賞作ってください、、、

結果発表後はフリーな時間があったので他チームの人や審査員、スタッフの方々とたくさん話しました。取材も受けました。結果的に勝ったのか負けたのかよくわからなくなりましたが出てよかったです。

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全体での撮影

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理事長とのショット

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総長とのショット。

最後に
P.Sがここまでこれたのは応援してくれる人がいたからです。ありがとうございました。これからもP.Sは社会にインパクトを与え続けられるようなチームを目指します!
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