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Atomic Heart 30th Anniversary
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昨年2023年はU2の“Zoo TV Tour”が日本に来て30年でございました。
Zoo TVといえば、ある意味で感激しちゃうくらいそれを模倣したMr.Childrenさんの“Atomic Heart Tour”を思い出しちゃうのですが、そのツアー自体は1995年ですけども、『Atomic Heart』というアルバムが発売されたのが1994年。今年30周年でございます。
ひさびさに聴きますとやはり私の無二の青春盤でございます。
ジャケはビートルズのWhite AlbunならぬBlue Album
10代の頃が劇的にフラッシュバックする『Dance Dance Dance』のイントロ
今聴くとまんまストーンズな『ラヴコネクション』も、自分はMr.Childrenが先だった。
『クラスメイト』のボーカルは今聴くと甘く気怠い感じが微睡んじゃうし
『ジェラシー』のダークさは当時より今聴く方が痺れる。
『雨のち晴れ』のイントロも、後にコッさんの『Strict Time』を聴いたときはニヤニヤだったし
『Round About』なんて、もろにYESを連想させるタイトルもある。
『ASIA』なんてタイトルの曲まであるし、
何よりアルバムタイトルはピンク・フロイドの『原始心母』の原題“Atom Heart Mother”からインスパイアされてる。
プログレ層へのクイ気味なまでの訴求が面白い。
そう考えると、幅広いリスナーを囲い込もうとする狙いも透けて見えてくるかのような。マーケティングの戦略の面からも、かなりストイックなアルバムだったとも思える。
そのほかの曲にもすべて強烈な思い入れがあるけれど、やはりラストの『Over』は無双。
これもKANさんの『言えずのI Love You』より『Over』が先だった僕だけど、結果『言えずのI Love You』も大好きでKANさん大尊敬のきっかけにもなりました。
30年前、まさか30年後の40代になっても聴いて語りたがるとは夢にも思いませんでしたが、そんな経験をさせてくれるアルバムに出逢えたことは人生のかけがえなきラッキーのひとつとも思える今日この頃です♫
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