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魅力のある人は、つねに、さらなる上を目指しながら、今を楽しんでいる人

みなさん、こんにちは。西村です。三人の子どもの父であり、また特別支援学校で教員として働いています。

からだづくりのこと、健康のこと、障害のある子どもたちとの関わりからの気づき、息子や娘との関わりからのこと、読書からの学んだことなどで、考えたこと、感じたことを発信しています。少しでも参考になればうれしいです。

さて、今回は、「魅力のある人は、つねに、さらなる上を目指しながら、今を楽しんでいる人。」についてお話をします。少しでも参考になれば嬉しいです。
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イチローの言葉。

僕は今まで、矢澤さんのように五十歳を超えられた方、あるいは四十歳を超えられた方とお会いしてきました。様々な四十代、五十代の方々とお話をさせていただいて、感じたことがあるんですよ。それは何かというと、その年代で、失礼ですけど魅力のない方って、もう自分が行くところまで行っちゃったみたいなんです。若い人に対して、ちょっと上からものを言ってくるんですね。そういう方たちは、なんか上からものを言う姿勢で来られる傾向があるんですよね。自分は、世の中のことをたくさん知っている。色々な経験を積み重ねてきている。だから、何でも聞きなさい。私は、教えてあげるよ、っていうスタンスなんです。そういうスタンスで来られると、「ああ、なんか、この人は限界なんだろうなぁ」って思うんです。

それとは、逆に、輝いている人って、つねに、さらなる上を目指している。つねに、誰かと対等。いくら、年が違っても、つねに目線を僕らと同じところまで持ってきてくれる。そんな懐の大きさがあるんですよ。それが、まさに矢沢さん。


それに対して、矢澤さんの言葉。

僕は、こう思うんです。欲求。つまり、何かをもっと欲しいだとか、もっと自分はハッピーになりたいんだっていう人。そういう人は上から言うとか言わないとか、そういうことすらないと思う。僕は、「さて、今年のオレ、どういうライブにしようかな」っていうこと、ただそれだけ。これは永遠に変わっていないんですよね。自分はもっと楽しもうとか、自分がやるべきことがあるとか。自分には、今年はどういうテーマがあるかなとか。そういう自分に対して、新たなテーマがある人には、上から言うだの、言わないだの、年の差があるだの、ないだのってことすらもないでしょう。世代が変わると、考え方も違うけど、やるべきテーマがある人間同士が向き合えば、お互いの会話は普通の会話になる。

共通のものは、何かというと、現役ってことなんです。僕は、まだ現役なんですよ。おかげさまで。現役をやっていると、「さて、今年はどうしてやろうかな」って思うんですよ「去年はああしたしな。」だから今年はこうしてやろう。って。今年はどうしなくちゃいけないんだろってことに対して、僕はずっと変わっていないんです。十年前も、二十年前も、ちっとも変わっていない。それってすごく幸せなことなんです。毎年、やるべきことがあるという人間は、そんな上だの下だの、右だの左だのってこなんかありゃしないんだよね。だから、イチローさんが感じられた、「この人、限界なんだろう」って。人に対して、「教えてやろう」って言った段階で、その人はもう熱くないんです。もう絶対に熱くないんです。そういうこと言っている人は、実はもう現場にはいない人なのかもしれない。

三十代のときから、オレ、五十歳までやるから、よろしく、って言い続けてきたからできたとか、そんなことじゃないんですよ。結局、イチローさんもそうだし、僕もそうだけど、絶対に、今を楽しんでやるんだ、やるべきことがあるから、うれしいんだっていう人は、理屈なんてないんだよ。ただやってんだよ。ひたすらにやってんですよ。理屈言っているやつは、僕、嘘だと思う。
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いかがでしたでしょうか。今回は、「魅力のある人は、つねに、さらなる上を目指しながら、今を楽しんでいる人」についてお話をしました。参考文献は、「イチロー、矢沢永吉、英雄の哲学」です。それでは、今日は終わりにします。ご静聴いただき、ありがとうございました。

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