一般よりも就職意識が低い修士学生の就活

こんにちは。
某国公立大学の修士課程を卒業した者です。
私の就活について自身の振り返り、そして誰かの参考になる可能性があるのであればと思いながら書きます。

筆者の略歴

まずは、簡単に私のことを。
学部は国公立大学の教育学部に現役合格。教員養成課程のところに入ったが、修士課程に進むことを考えていたので、学部3年生の時に、別の国公立大学に3年次編入学を決意。
翌年、別の国公立大学の教育学部に3年次編入学し、学部計5年かけて修了。
修士課程に進むことを前提としていたので、学部時代に就活はせず。
同大学の教育学の大学院に入学。
修士課程1年の1月に、ふと「あれ、就活ってしなきゃいけないんじゃないか」と謎の焦りを感じ、自分なりの就活を始めました。
修士課程の1年の1月に就活を開始するのは、おそらく、世間では就活戦争の波に大きく乗り遅れていると思います。そんな私でも内定はもらえたので、皆さん安心してください。

就活の流れ

私がしたことをリスト化します。その後、それぞれについて詳しく書きます。

  1. マイナビに登録

  2. セミナーに参加

  3. アドバイザーからのお言葉

  4. 業界研究もどき

  5. インターン参加

  6. エントリーシート提出

  7. 履歴書提出/面接

って感じです。なお、3,4,5は並行しています。

マイナビに登録

まず私がしたこと。それは、
マイナビに登録
です。

右も左もわからない私は「就活」で検索、そしてマイナビが出てきたのでそれに登録しました。
個人情報はしっかり入れました。それのおかげか、誰にでも送っているのかわかりませんが、スカウト・勧誘のメールはかなりの量来ました。
しかし、私は略歴の中で教育学部・教育学院とある通り、「どうせ働くなら教育ないし福祉関係でしか働きたくない!」と思っていたため、大半のメールは関係ないなと思っていました。今思えば、いろんなジャンルの職業に興味あるってしていたのを反省しています。

セミナーに参加

マイナビには、マイナビ主催の就活セミナーがあります。業界研究のことや志望動機の書き方、どういう心構えが必要なのかなど様々なテーマで色んな時間にやっています。隙間時間を作り、そこで私は5つのセミナーを受け、「就活ってこんな感じなんだ…」と焦燥感に駆られました。

アドバイザーからのお言葉

マイナビに登録すると、マイナビのスタッフの方から直接アドバイスをもらえることがあります。これはおそらく、マイナビに登録するときに「なにも準備してない」みたいな項目にチェックを入れたからだと思います。この方にはかなりお世話になり、おすすめのセミナーを教えてもらったり、インターンの斡旋をしていただいたりしました。ありがとうございました。

加えて、マイナビに登録すると様々なメールが届きます。
その中に、キャリアに関するアドバイザーを案内するメールも届きます。
履歴書を送って、面談して、それを基にどんな業界が向いてそうか、どういうことをした方がいいのかというアドバイスや志望動機の添削をしてくれるようでした。
興味深かったので2社のアドバイザーにお話を聞いてみました。
最初は、自分の履歴について質問され、まるで簡易版面接だなと感じました。その後、今不安に思っていることはあるか、など、就活に関することをいくつか聞かれました。
結果としては、私の意思がそんなに揺らいでいないという判断をされ、雑談チックにお話をしつつ、インターンをいくつか勧められました。不安の大きい方にはオススメです。

業界研究もどき

「業界研究って何?」ってなりました。
とりあえず、どんな会社、どんな仕事があるのかを一旦調べればいいんだろうと思いつつ、「業界研究」って検索して上から眺めました。
また、自分は教育・福祉関係と決めていたため、そこの分野における所謂大手企業数社の本社の位置や年収、経営理念、残業時間などを口コミサイト等を使って見てみました。加えて、マイナビ経由で応募できる教育・福祉関係の会社の一覧はざっくりと見て、事業形態や募集人数、役職等を調べました。今思えば、バイトとかしてればなんとなく分かることしか理解していないかなと感じています。

インターン参加

「インターンってなんですか?」っていう状況の私は、初めてのインターンは、アドバイザーの勧めるインターンでした。アドバイザー曰く、「初めての方に好評のインターン」らしいです。
てっきり志望業界に関係するところに行けばいいのかなと思っていたら、全く関係ない建設機械レンタル会社のインターンでした。全く知らない業界なので、不安に思っていましたが、実際行ってみると専門性を問われるわけではなく、新卒入社の方の就活エピソードやアドバイス、その会社の概要を伺ったり、「この会社の強みを活かしてどのような課題を解決できるだろうか」というテーマで班に分かれ、プレゼンをするというワークショップに参加したりしました。その日のことで完結できるインターンで初心者向けでしたね。
その後も、3回くらい行きました。たぶんとても少ないです。

余談になりますが、参加したインターンで大学院生を見ることはほぼほぼなかったです。人数が少ないところでは全員で自己紹介するのですが、大規模なところは班に分かれてから自己紹介だったので、まあ巡り合う確率は少ないでしょう。フレッシュな大学3、4年生に囲まれての就活は心に来る人もいるかと思います。中には、すでに内々定をもらった人、かれこれ30回くらいインターンを受けた人、履歴書は50か所以上に送りますと宣言した人などがおり、確実に波に乗り遅れていると実感しましたが、私は平気でした。むしろ気を使われるのがめんどくさかったです。
また、衝撃を受けたことがありまして、プレゼンをするという際にパワポを使う必要があったのですが、私のいた班は、私以外パワポ2回くらいしか使ったことないとか、そもそもPCではなくタブレットでの参加でそれしか持っていないという人しかいませんでした。必然とまとめるのも発表するのも私になり、タイピング速度もそんなに早くないし、ショートカットキーも多用するタイプではないのですが、班員の皆さんが驚かれていたのを見ると、日ごろからPCで作業していてよかったなと思うと同時に、社会人の皆様はPCを使わない時代も来ているんだなと感じました。

エントリーシート(ES)提出

ES提出が解禁されると同時に、マイナビ経由で応募できる11社に出願しました。独自に募集しているところもありましたが、志望動機だけ変えて後は同時に提出できるマイナビ経由が一番楽でした。あと、時々手書きで求めてくるところも未だにあり、そういうところはめんどくさそうなので個人的に省きました。

履歴書提出/面接

私はESが1次選考みたいな感じになっているのを初めて知りました。っていうか、「ESが履歴書じゃん?」って思っていましたが、それとは別に履歴書を提出しなきゃならんそうです。めんどくさ
結果6社、履歴書提出に進みました。履歴書は全てデジタルでよかったので、志望動機とPRだけ変えて同じものを作りました。ってか業界一緒だから大体一緒でした。他の人も業界一緒だったらそうだと信じています。
最終的に面接に行ったのは、3社でした。
面接内容は、修士課程が珍しかったのか、ガクチカに加えて修士に行った理由を軒並み聞かれました。教育・福祉業界って大卒・専門学校卒が多いんですかね。後は、大方どこでも聞かれるようなことです。どうしてこの業界なのかとか、どうしてこの会社なのかとか。
結果としては、全社で内定を頂きました。ありがとうございます。

と、まあ、こんな感じで就活を終えました。

駄文で申し訳ありません。
ここまで見ていただきありがとうございました。
何か質問があればお聞きください。

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