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キープ・ミュージック・ゴーイング

 そんなつもりはなかったのだけど、午前0時を過ぎてから田島貴男氏と木暮晋也氏のオリジナル・ラブライブ(昨夜の配信)を見始めて、まんまと眠れなくなってしまった。

 いや本当に、今日は夕方からちょっと、わけもなくブルーな気分になっていたのだった。変に空気は生温いし、誰かの話は難しすぎて意味がわからないし、飲みたいものはピンとこないし、かと言ってお酒を飲む気にもなれないし。眠いのだけど、なんだかまだ横になりたくない。もやもやしながら、机の前に座っていた。メールの整理でもするかとタブレットを開いたら、配信のお知らせを見つけたのだった。

 失礼な話ではあるが、はじめは調べものをしながら視聴していた。画面とノートを交互に見ながら、全集中ではないライブの方が自分には合っているかもとも考えていた。会場にいても見たいところははっきり見えなくて、他のお客さんの動きだとか違うところばかり見えることもままあるし。今回の配信はカメラワークが素晴らしくて、雰囲気のある照明も堪能できて心地よいなーと何やら上から見ている感じだったのだが、1時間が過ぎるあたりから、お二人の演奏に釘付けになってしまった。ゴッドブレスユーを繰り返す田島さんの声が響く響く、そして時々面白いことになってる。楽しそうに演奏する木暮さんも素敵だ。昔から木暮さんはいっつも楽しそうにギターを弾いている。だから、木暮さんの姿を見られるととてもうれしい。

 アンコールは「夜をぶっとばせ」。夏の夜、暗くなっても灯を点けずに寝転がって繰り返し聞いたなあ。今度、車で遠出する時は、最初の2枚組と「風の歌を聴け」のCDを連れて行こう。なんてソワソワしはじめたらブルーな気分もぶっ飛んで、ほら、眠れないで朝が来てしまった。そろそろ、天草辺り行きたいな。

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