登山をすると人生を考えるというけど本当だった。って話

こんにちは。もえのおと、ご覧いただきありがとうございます。

私は長野県出身なのですが、
そのせいか梅雨が明けてからはなんとなく登山にいきたくなってしまう性格です。
あんまり暑いと登山といえど危険なので、
涼しくなり始めるこれからの季節がトップシーズンだなー
と、ぼんやり思ったりします。

そんな、にわか登山家ではございますが、
登山中に人生について考えたことを思い出したので
書き留めておこうと思います。

昨年の秋だったと思います。
登山をしていて9合目あたりまできたところでした。
案内板を見ると
「あと15分」と書かれていたのです。

あともうちょっとだ・・・がんばれ・・・

と自分で自分にエールを送るのですが、
その先の道を見ると、そんな思いを裏切るように、
それまでの道のりとは打って変わって、
舗装されていない、岩場の道が続いていました。

とはいえ、ここまで大変な思いをして登ってきたら、
ちょっとやそっとのことでは諦めきれないのが人間の性です。

1歩、また1歩とすすめるのですが、
周りに他の登山客もいないこともあり、

本当にこの道であっているのだろうか・・・
実は山頂はもう通り過ぎているのではないだろうか・・・
もう、遭難しているんじゃなかろうか・・・

そんな不安が何度も押し寄せてくるんです。

10分、15分、20分、、、
不安な気持ちがありながらも歩みを勧めます。

なんとか無事に山頂に辿りついたのですが、
「あと15分」の標識からゆうに45分は経過。 

完全に登山道から外れていたと思ったので、
山頂についたのはうれしかったものの、
参考時間との差に驚きましたし、
下山のことを考えるとうかうかと喜んでいられないなぁ、
なんて、以外に冷静でした。

一休みしてから山頂から下山したのですが、
なんと標識のポイントまでは15分でたどり着いたんです。

もう少し詳細の条件を付け加えると、
火山口がある山で(活火山ではないので、その点はご安心を)
「あと15分」の標識からはぐるっと山頂付近を回るような登山ルートになり、
上り下りはあるものの標高はあまり変わらないので、
行きと帰りの難易度はさほど大きく変わりません。

行きは45分、帰りは15分
歩きにくさは同程度。

この違いから学んだことは

明確な目標(行き先)があると最短距離を選べるようになり、
迷いがあると歩みが遅くなる
迷って歩みが遅くなったとしても、目的地にはたどり着く


相対することではあるのですが、
これって人生にも当てはまることがあるような気がします。

明確な目標があるとそれにむかって突き進めるし、
逆に迷いがあってもちゃんと一歩ずつ進んでいると、
いつの間にかちゃんと目に見える成果が出たりする。

ただ、登山のようにわかりやすい順路があるわけでもなかったり、
明確な目標がわかりにくかったり、
そもそもその目的が見つけられなかったり、
というのが難点で、一番悩みどころですが・・・

人生は山登りだ、川下りだ、とさまざまな場所で言われているので、
もう聞き飽きたな、と感じる人もいらっしゃるかも?
と思ったのですが、
百聞は一見にしかず。
体感すると、納得度合いが違いました。

まとめ
実際に山に登ったら、
・明確な目標があると最短距離を選べるようになり、迷いがあると歩みが遅くなる
・迷って歩みが遅くなったとしても、目的地にはたどり着く

みなさまにとって、素敵な一日になりますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。


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