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雲の話 「レンズ雲、吊るし雲」とは10/31

登山される方は見られたことがあると思いますが、山の斜面ではよく雲が発生しています。これは山にぶつかる空気も登山をしているからです。
空気は上昇するとき雲を作ります。それが、、、。


風に流され山の斜面で持ち上げられた空気は、山頂に到着するとそのあとは山を下りていきます。このような気流は山越え気流とよばれます。

風により水平方向に流されている空気が、山を越えるとき上昇した空気は、冷却されて周囲の空気に比べ重くなります。すると空気は復元力で下降して元の高度に戻ろうとします。こうして慣性の法則が働き上下を繰り返してしまうのです。まるでバネのように。~~~と上下するんです。

ウェザーニュースより


上昇するときに雲はできます。

流された風が富士山のように高い山ぶつかれば、跳ね上がったり山腹を回ったりします。
その時水蒸気が凝結して雲が発生する。


上空の強い風が高い山を越えたり回り込んだりするときに風下側で空気の波が起こり、風が上昇している部分で雲ができるのです。 時間が経過しても空気の波の形状は急には変化せず、風が上昇する場所で雲が出来て、風が下降する場所では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。

ウェザーニュースより

高い山に発生する傘雲。あるいは、レンズのように見えればレンズ雲。
条件が重なると綺麗な視覚的に美しい雲になりますね。
山が高いと大きな雲になります。

大きい!

でも、動いてないように見えていても、絶え間なく雲が出来ては消え出来ては消えと、繰り返されてるんですね。
どの雲も。

参考
「雲の中では何が起こっているのか」荒木健太郎著
ウェザーニュース



気象衛星ひまわ画像

おはようございます。
こちらの昨日は快晴、今日もよく晴れるようです。
あまり天気が良すぎても頭が痛くなったりする方がおられますし、お気を付けください。
今日もいい日にしましょう。
good time!

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