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PK shampooの気持ちいいとこ

なんかタイトルエロくなっちゃった。他意は無いです。

今年に入ってからめちゃくちゃPKを聴きまくっているのですが、なんというか、本能的に最高なとこめっちゃ突いてくる。うわまたエロくなっちゃった。でも本当にそう。

セックスあんまり好きじゃないんですよね。もっと気持ちいいことがある。薬とか。音楽とか。音楽と薬とか。
「ライブはセックス!」みたいな安直なこと言うのは好きじゃないんですけど、いやだってライブの方が、音楽の方が気持ちいい。すごくない?人間の三大欲求に含まれていないのに気持ちいいって。性、食、眠じゃ利かない欲求ってコト……!?

そんなわけで、個人的に「ウワめっちゃ気持ちえぇ〜〜‼️」になれる瞬間、集めてみました。性癖大公開みたいなもん?恥ずかし。バキ童のニキは食わず嫌い王で性癖超絶大公開しまくってるからいいでしょう。彼を見ていると元気になる。レッツゴー。

①『m7』のギターソロ

初っ端から飛ばします。ココやべえよな〜⁉️⁉️
2サビ後、所謂「長宗我部ソロ」です。長宗我部に関しては本人がnoteで言及しているので是非。

一度この記事を見てしまったが終わり、この歌詞でしか脳内再生できなくなってしまった。前のツアーファイナルの時、生で聴けたけれどやっぱり歌詞がついてまわる。呪いとそう変わらん。しかし、弾いている本人もこの呪いに悩まされているのだろう。我々オタクは寄り添うしかないのである。
このギターソロ終わり、呻くような「ギュイーーン」というギターのノイズが入る。もう大好き。気持ち良すぎる。苦しすぎ。全員福島カイトをフォローしてください。外国の土産に変なチョコを買ってこないで、ください。
ちなみに曲全体を通しても大好き。「きっとまたどこかにある」、の「ある」部分これちょっと外した音程になってるよね?わからん。音楽理論全くわからん。ちょっとキモい音程好きすぎる。オタクだから……
そして「天国よりもマシな場所で」、キラーフレーズすぎるだろ。なんで思いつくの?頭良いんだろうな。

②『学生街全能幻想』鬱すぎる

某大学をボーカルとギターが7回生まで行ったので7つのコードが使われているでおなじみ学生街全能幻想、最初はギター一本のみで弾き語りスタイルになっている。徐々にバンドとしてのかたちが確立していくわけですが、にしても歌詞のリアリティよ。

「云々概論bの頃にはもう死ねない自分と向き合うばかり」
「春の訪れを期待してたシャツとカーディガン」
「他人と違う自分を信じたかった、就活写真屋の看板」
「授業をサボってライブハウス、つまんないけど“まあ、大学よりは……”」

学生街全能幻想

しんどすぎ。もう苛めないでくれ。
「学生街には何もなかったよ」、後半がなるように歌い上げられるのがもうダメすぎる。地元一緒だし関大近すぎるから余計無理。高一の時、関大にオープンキャンパスで訪れたことがある。みんなおったんかな。いや授業サボってたかも。

③『天王寺減衰曲線』盛り上がりとコーラス

コーラスがあまりにうますぎる。そのせいで主旋律よりコーラスの方覚えてしまった。それはどうなん。
そして、バンドインしてからの疾走具合よ。そうね、天王寺、まっすぐ行けば南港に辿り着くのか?大阪湾の話じゃないのかもしれない。どうなんだろう。まあどの方向でもまっすぐ行けば確実に海には着くわけである。島国だから。そこを限定しないのも良さなのだろうか。

あまりにもライブ映えが過ぎる。拳あげる以外に選択肢がない。「どこかで君の声がした」、ここ音ハメ超気持ち良い……ちゃんと半音下がるとこで半音ずつ下げていくのとか。秋元康、マジで見習え。ドレミソラシドの話です。全握行ったよ。絶対音感持ってなくてよかった。

④『翼もください』他人ウケとは?

バンドver.より先にヤマパンの自主制作ver.を聴いてしまった。

破滅的すぎる。
エヴァンゲリオン、ノイズだらけ(最早ノイズで成り立っている)の音、鬼気迫る歌詞。

人を殺した次の日の朝日
鏡月のゆず味
盗んだバイクで走り出すには歳をとりすぎて
仮設トイレの水道で流す血の痕 月明かり
メロディがなくても笑えるのなら
ギターはいらない

翼もください

何気に最後が好きなんだよな。ギターはいらない(反語)。問いかけかもしれない。いらないのだろうか、たぶんいらないんだよ。要らないものを欲するのが人間の美しいところだと思う。
こちらはシングル『奇跡』にバンド再録として収録されている。NU茶屋町のタワレコにはあった。ということは、廃盤にはなっていない。是非。

⑤『君の秘密になりたい』にしけん頑張って、ノスタルジーと歌モノ一直線の情緒破壊メロディ

よく見ていたライブ映像で、曲終わり、ヘロッヘロで歌い上げた後(恐らく二日酔い)この曲に繋げる時に「ベースニシオカケンタロウ、頑張って」とあまりに無責任にぶん投げていて好きだったのだけれど、この間のライブでも同じようにぶん投げていた。これ口上なんかよ。

当たり前にイントロのベースで上がるし、あとシングルの時の音源、やはりウンベすぎる。どんなベース使ってたんや。
そこから入るギターリフ、というかもう世界観全部?泣かせにかかっている。ずるいよーーこんなの。思えば初めて好きになった曲です。仕事終わりの帰り道、見える夜景と合わさってうるっとしてしまった。音作り、曲をまるごと作るのが上手すぎん?絶対生涯で一度はこんな曲作ってみたい、と思うけれどこれヤマパンが初めて作った曲なんよな。化け物。トラッシュノイズ時代の音源もYouTubeにアップされている。

アウトロの転調、これもうダメだと思う。情緒破壊。テロか?通称ジブリリフ、ほんとに切ない気持ちにさせてくるな。

⑥『3D/Biela』タイトルに隠された永遠の別れ、再見/別了

印象的なバスドラムと、「何があったって構わない、君と生きていくよ」「ただ君のために」と力強く歌い上げられるイントロ。しかし、ここには対照的な意味を持つのがタイトルの『3D/Biela』。

ビエラ彗星(英語: Biela's Comet、Comet Biela、3D/Biela)はかつて周期彗星であったが1852年に分裂して消滅した天体。

ビエラ彗星/Wikipediaより引用

今まで周回していた彗星が、分裂し、消滅。これをヤマトは「永遠の別れ」とかけている。その不穏さは、「僕ら情熱を何故か正義か何かと決めつけて」、「平衡定数と二度でぶつかるコーラス」といった歌詞に表れているといえる。二度は不協和音だもんね……。

せ、切ないよ〜〜!!!!

個人的には、ベイキャンプのライブ映像も好き(コメント欄でヤマトが沖縄の魚と言われていたやつです)。もうなんか、二日酔いだったのか歌ヘロッヘロだけど、情熱、迫力、苦しそうな表情、こんな必死で歌われたら泣いちゃうよ。イントロの「振り向かないことさ」でドンッ!と鳴らすカズキ、好きです。めっちゃきれいに映っとる。
ちなみにこのライブは、先ほど『君の秘密になりたい』の項目で書いたものと同じ。

また、自身のnoteで別了[bié le]について語られている。エモすぎ。エモいって言葉嫌いだけど、あまりにエモすぎる。読め。全員読め。

https://note.com/net_chinpira/n/ndc91ea4d8296

⑦『奇跡』マジでお前らに言いたいよ、PK shampoo、統計学上の人たちにならないで

なんぼほど書くねん。

さすがに全曲書いてしまいかねない勢いなので、キリよく7曲にしておこうと思う。

あと一曲、何にしようかなあ、と考えた時、奇跡を外せなかった。
珍しくアップテンポ、明るくて夏の疾走感を感じさせるイントロ(このリフも大好き……)勢いを崩すことなく曲はAメロへ。

まるで僕ら奇跡だ、わかりあうために買った缶ビール飲み干して。

それからもう、何本ギター鳴ってんねん、な間奏でぶち上げた後に落ちサビ。
こんなんアイドル用語なんだけどケチャしてしまいそうになる。(わからなければググってください。)緩急で風邪引く。最高。「道を〜」から下降していくの定番だけどめちゃくちゃ好き。

曲の中で何度も繰り返される、君よ、統計学上の人にならないでというフレーズ。

本当にそうだよ。パンチラインすぎ。そしてあなたたちのことすぎる。
こんな、歌モノなのにノイズばりっばり、歪みがたくさんかけられていて、それでいて泣かせにくるメロディ、苦しそうな音、苦しそうな歌、唯一無二の歌詞。
統計学上にこんなんねえよ!!!

𖤐˒˒まとめ𖤐˒˒

誰にどれだけ否定されようとも、誰にもわかってもらえなくてもこのバンドが本当に好きです。大好き。好きすぎて語彙力皆無の気持ち悪い記事書いちゃった……///

それだけしか言えないな。それだけしか言えないよ。本当はもっとたくさん書きたくて、二条駅の「分度器〜♪」とか、S区とか、神崎川とか、京都線、夜間通用口、いやもうどれも大好きなんだけど。昔から京都線ユーザーだし。
ちょっと読みづらくなりすぎそうなので割愛。こんなん読まんでも聴いたらわかるしね……

新規ファンの戯言でした。ほな!

↑ジミヘンに勝った全然隠れへん忍者こと、福島カイト氏のnote

↑PK shampooの大将、アル中天才オタクくんことヤマトパンクス氏のnote

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