今日の雨音とJazz

今日は変わりやすい天気。

雨がザッと降ったかと思ったら、雲間から漏れる太陽の光。そして、また降り出す雨。

夏の空も随分と忙しいみたい。

そんな忙しい空を横目に、カフェで流れるような心地よいJazzを流してコーヒーを飲む私。

外の雨も特には気にならず、あいかわらず穏やかだなぁ。

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最近は、怖いくらいに自分の時間を楽しんでいる。こんなに穏やかに流れていく時間が人生に訪れるなんて、1年前の自分は想像もできなかったであろう。

たまに穏やかすぎて不安になる。

不協和音がない完璧なJazzのように、私はゆらゆらと毎日を過ごしているからだ。

今日の空、例えばザッと降る雨のように感情を揺さぶられたり、その後に差し込む太陽の光のように、気持ち晴れやかになったり……

それが今はないから、か。

社会と切り離れて生きてる今は、なんだかゆるゆると時間だけが穏やかに流れていって、感情が置き去りになっているような気がしてならない。

とても穏やか。けれど人間は欲張りで、Jazzばかりでは飽きてしまうのだ。

今は早く、雷にでも遭遇したい気分。雷の後の晴れ間が、とんでもなく美しく感じて、大好きだから。

何かに没頭して、悩んで、それでも頑張るのっていうのは、その時は湿気ってて鬱陶しい事だけど、後の晴れが素敵な事を知っているから向き合えるんだよね。

30歳でJazzを聴きながら穏やかにゆらゆらするのも悪くないけど、もっと先にとっておきたい楽しみかも。

なんていうのを、今日の雨音を聞きながら思っていた。