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food

我々の周りに、
食べるものに関しての情報が多く存在する。

これらの情報をインプットすればする程、これから何を食べて生きていけばいいのかを考えさせられる機会が増える。

人類が狩猟民族から農耕民族に変換を遂げ、
農耕革命・定住革命・牧畜革命を経て、食べるモノを変えて来たことが歴史の事実であり、食べるモノが時代と共に変わるのも至極当たり前なコトと捉えられる。

そもそも、「食べる」という行為は人間が活動する上で必要な栄養素を摂取するために存在する。

それは、非常に重要な行為であり、まさに生きるための行為であることは明確である。

宗教と同じくそこには、様々な派閥があり様々な食べ方がある。
そして哲学も存在する。

それらの考え方は、まるで宇宙だ。

そしてそれらがあまりにも美しく、美味であるコトで幸福度を高めると同時に、栄養過多な状況を作りカラダの肥大化を促進し、動きにくい体を作る原因ともなっている。

そうなった時に人間は、食べるモノを制限し健康な体を求める。
または、動きにくい体のまま生きていくコトを選択する。

勿論、我々はダイエットをするために生きているわけではない。

だがダイエットに紐付けられる食材が多すぎる気がする。

人間のカラダは良くできていて、食べられる時に食べることで体に、
栄養素を蓄えることができるのだ。
その結果が、栄養の過剰摂取における人間のカラダの肥大だ。

決してカラダが肥大することを悪いと言っているわけではなく、

それが人間・動物のカラダなのだから仕方がない。

それが「食べる」という行為である。

食べ物は、「匂い」「味」「見た目」があることによって、
嗜好性を高め、時に中毒を引き起こすことがある。それもまた食べ物の存在理由なのかもしれない。食べ物を作る側の、食べて欲しいという欲求がさらにバイアスとして乗ってくることで、過剰摂取を促しているのだ。

そんな中、重要なのはこの情報過多な時代に自分が何を見出すかである。

「organic」であれば、なんでも食べて良いわけではない。
「no calorie」だから、いくら食べても良いわけではない。
「made in japan」だから安全なわけではない。
「natural」だから、カラダに良いわけではない。

僕は、
お酒も大好きだし、お肉も大好きだ。
食べ物は全般的に大好きであり、美味しいモノを数多く食べたいという欲求がある。
そして何よりも、それらを愛する家族・友達と共に食べたい。

僕は、たまたま趣味がトライアスロンであり、
摂取する栄養素によって、カラダがどのように動くか、どのような栄養素を
摂取するべきなのかを考える機会が多い。
(トライアスロンにおいてのサイエンスは別途書きたいと思う)

摂取しているカロリーを消費しやすいカラダになっていて、
実際にランニング等によるカロリーの消費も多い。
それでも、嗜好性の強い食べ物を多く摂取すると、
勝手にカラダがそれらを栄養素としてカラダに蓄えようとする。

トライアスロンを含めた運動をしていなかったらどうなるのか、それは全く想像ができないが恐らく重たい体を持つ人間になっていたのだろう。

食べ物に関して、父として考えることがある、
子供にとって健康な食べ物とは??

子供たちにとって、健康な食べ物とは何なのか?

我々が子供の頃に食べたお菓子や食品と比べて、今の食品がどうなのか。
それは一概には比べることはできない。
しかし、それらを考え、子供と一緒に「学ぶ」ことはできるのだ。

とても難しい問題だ。

一緒に買い物に行ったり、一緒に料理をすることで、
食べ物がどのように作られ、どのような影響をカラダに与えるのかを
共に学ぶのだ。

食べ物に触れ、どのようなフィーッドバックがあるかを知ることも非常に重要である。

子供たちに対して敬意を払い、自らが
正しい選択をして、楽しませることが重要なのである。

自分たちが何を食べているのか、ということを一度考えてみると非常に
興味深いことが分かってくる。

例えば、、、

パンは、
小麦粉やライ麦粉などに水、酵母、塩などを加えて作った生地を
発酵させた後に焼いた食品であり、
世界各国で人々のカラダを作り、飢えを凌いできたモノだ。

パンのほとんどは「空気」であり、この「空気」によって、
人は旨味や匂いを感じることができる。
実際に最初の生地の状態から、焼きあがったパンを見てもらえれば、
その膨張率は言うまでもない。

実際に作って見れば、良く分かることだ。

食べているモノを知ることは、
今の自分を知るということであると言っても過言ではない。

そして、食べるモノに関しては先日に書いた「noise」が多く
含まれていることを忘れてはならない。

まさにシステムが生んだ、巨大なマーケットの中で
我々は食べるモノを選んでいる。

改めて言うが、我々の周りにある食べ物を食べてはいけない、
と言う話ではない。

我々が本来、何を食べ、それによって何を得るかを考えれば、
また違った世界を発見できる可能性がある、ということを言いたいのだ。

そこには、食べ物以外も含めた新しい発見が見つかることを強く信じている。

それらを発見し、証拠を見て何を選択すればいいか決めればいい。

人の意見を聞くことが健康に繋がるわけではない。

情報を見極めて、自分の行動を決めることが今の我々には必要なのだ。

taka

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