セーフスペースにじいろみやぎってどんなとこ？-その1

セーフスペースでは、みんなの思いついたこと、やってみたいことができる場を目指しています。

セーフスペースにじいろみやぎ（2024年1月13日（土）13:30～17:30）報告

2024年のスタート、1月と3月は、お芝居をやってみたいなという声も聞こえていたので、東京の世田谷でとてもユニークな不登校児の支援、こども食堂、B型就労支援施設を運営している楽ちん堂さんのスタッフをゲストとしてお迎えします。
参加者のみなさんと楽ちん堂さんとの出会いは、どんな感じになるか、うしちゃんは少し緊張して声が少し高目になっていました。
そんな中、淡々と湯を沸かし、お茶道具を並べる本日のスタッフさん。
そこへ「こんにちは！」と楽ちん堂スタッフが入室。
まずは、楽ちん堂さんに1日の流れを説明しながら会場づくり。
白壁を背に舞台をつくりつつ、日差しの入る窓際に長机を並べ、好きなことをやるスペースにしましょう。

13時30分を過ぎると、ぽつりぽつりと参加者が入室。まずは、呼ばれたい名前を書いてもらって好きなところに腰掛けてもらう。参加者が集まったところで、スタッフが前に出て、グランドルールの説明をします。
その後、簡単に自己紹介。
本日の一言テーマは「お正月に食べたお正月らしい物。」
みんなの声は少し緊張ぎみ。
楽ちん堂の女将さんが「演劇ってなんですか？と言う質問をいただいたので…」と話し始める。「私たちのやろうとするのはね、みんなが考える演劇から、はるかかなたの宇宙に行ったみたいなものなの。タエちゃんやってみて。」
座った位置のまま、楽ちん堂スタッフのタエシマさんが語りだす。

ショコラをつくる人、スケッチブックとペンを持ち絵を書く人、45度身体をタエシマさんの方に向けた人。隣の人と話ししながらチラッとタエシマさんの方に目を向ける人。
タエシマさんの正面に椅子を動かす人。
タエシマさんの語りが、静かに室内に響く。
琴線の触れたところなのか「う〜ん。」と頷く声。思わず飛びだす「あはは。」の笑声。声は聞こえないけど、背中が上下に揺れてる人。
お初におめにかかりますの緊張の空気が少しずつ緩んでいく。
「はい。休憩しましょう。」と女将の声。
タエシマさんの、声が止まると、みんなが少しずつ動きだす。
「せっかく、ピアノがあるのに〜」
「弾いていいんですよ。」
「ピアノ習わされた世代？」
「うん、うん。私も。」
「お母さんがピアノの先生で〜」
と、ピアノの前にあつまる人々。
ポロン、ポロン。変わりばんこに、ピアノの前に座る。
休憩時間が終わると、休憩前の作品づくりに戻る人、やってみようかなと思った人が、前に出てきてやってみる。それを観ていて私もやってみようかなと思った人が前にでる。
タエシマさんの歌声に合わせた空手の型は、まるで勅使河原三郎さんの倒れそうで倒れないダンスに見えたのはうしちゃんだけかな（ちょっと古いね）

「Irodori」仙台支部から参加いただいたバレリーナも、タエシマさんの歌にあわせて踊り出す。地を這うような声に逆らうように、ルルベするバレリーナたちの表情がどんどん変わっていく。パフォーマンスが終わった後の女将の一言に、あら、私が見落としていた視点だわ。
聞いたことない言葉と思ったらスペイン語の歌が聞こえてきて、意味がわからなかったけど思わず手拍子しちゃいました。次は、フランス語のシャンソンも聞こえてきて…ここはどこ？冷蔵庫で冷やし固めたショコラも完成。うしちゃん味見できずちょっと残念でしたが、味は〇×△だったみたいです。

絵画グループは、「2インコ」「味噌ラーメン」「憂鬱な顔」の三作を一気に描いた方、手がパステルでまっ黒になりながらセーフスペースにとっては3作目の「黒猫」も完成しました。用事があり遅くれて参加の方は、すてきな貝殻作品を持って駆けつけてくださいました。

これらの作品をワクワクしながら眺めていたら、いつの間にか窓の外は日が落ち終了時間となりました。

次回のセーフスペース

次回3月9日（土）は、スコーンづくりをしてアフタヌーンティーを楽しめたらなと思ってます。スコーンづくり名人に参加依頼中！一緒につくってみませんか？
楽ちん堂スタッフさんも、前回に続き参加していただきます。
お芝居をしたり、歌を歌ったり、ピアノを弾いたり、絵や手芸などの作品づくりもできます。お茶とお菓子を食べながらお話しするスペースもあります。
みんなの作品をみるだけ参加もOK。興味を持たれた方は、ぜひご参加ください。

セーフスペースにじいろみやぎは、奇数月の第2土曜日13:30～17:30で開催しています。お申し込みは、こちらからお願いします。
https://forms.gle/FYBRff6c3ps1Tdcf6

セーフスペースってどんなとこ？

みんなでいっせいに〇〇しましょうというのではなく、みんなの思いついたこと、やってみたいことができる場になればなと思います。実現できないこともあるかも知れませんし、お互いゆずり合いが必要な事もありますが、こんなことやってみたいというリクエストがあったら、スタッフにこっそり教えてください。

文責　スタッフうしちゃん

楽ちん堂さんのブログにもセーフスペースの様子がアップされています。お時間のあるときにみてください。

※掲載されている写真や動画は、承諾を得た方のみとなっています。
https://ameblo.jp/rakuchindoukafe/entry-12836308841.html
https://ameblo.jp/rakuchindoukafe/entry-12836537876.html
https://ameblo.jp/rakuchindoukafe/entry-12836527445.html

『今日の楽ちん堂　2024年1月14日 〜この場所がいつまでもありますように〜』

セーフスペースのルールや詳細についてもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。