合宿を終えて

あっという間かといわれるとそうでもない十日間だったように思う。というのも今回、私は初めて学習者としてではなくスタッフとして参加したからだ。その中で感じたことをつらつらと書いていこうと思う。

前半は年齢がいつもよりも低くワイワイしている雰囲気であった。しかし学習時間では静かに学習に集中しているようであった。
後半は中学生以上で構成されていたため前半とは異なった雰囲気であった。
’異なった’というのは’より集中していて静かであった’という意味ではない。
休み時間はどんちゃん騒ぎをし、あるものとあるものが言い合いを始めると周りがヤジを飛ばし始め当人たちはヒートアップ。飛び道具などが出てくる始末である。
いわゆる彼らは変人である。しかしこのコミュニティの中では変人を排斥するということはない。あるものは変人を観察し、あるものは変人を笑いといったようにそれぞれが自分と違うものを変であるとして排除するのではなく個々の中で状況を咀嚼する寛容性というものは非常に良いものだと感じた。

変人を受け入れる。

これは私の大学(SFC→慶應義塾大学環境情報学部)と同じであるなと感じた。大学以前は私はよく浮いた存在であったがSFCではそんなことはなかった。本当にこの大学に入れてよかったとつくづく感じるのである。
同時にこれと同じような環境が中学生の時から用意されている彼らをうらやましく思うのである。

前田先生を含めてスタッフの仕事ぶりは本当に感嘆するものがある。
天井が低い台所は熱がこもりやすくすこぶる熱い。そんななかで大量の料理を毎日高クオリティで提供する大変さは想像を絶する。

私はこの古民家合宿が始まった初期からいるがその雰囲気というものがいい意味で変わっているように思えた。

以下はスタッフの活動等々を収めた写真である。

パンを揚げるスタッフ


学習方針について生徒と話し合うスタッフ


夜ミーティングを行うスタッフ


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