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新規事業のプレゼン資料の作り方【テンプレ付き】

本記事では、新規事業を提案する際のプレゼンに必要な項目について解説しております。


新規事業プレゼンのポイント

新規事業のプレゼンで見られるポイントとしては、大きく下記の3つです。

①課金してでも使いたい!というユーザーニーズがあるか(需要性)
②儲かりそうかどうか(収益性・市場成長性)
③提案者の熱意(こいつならやってくれそう感・実現可能性)

そもそも新規事業のプレゼンが必要なシーンとしては、社内新規事業プレゼンや、資金調達、ビジネスコンテストなどがあげられますが、その際、誰に提案するかによって何を記載すべきかが決まります。
社内プレゼンであれば、経営層。資金調達であればVCや銀行員。ビジネスコンテストでは審査員。これらの人たちが、何を聞きたいのかを逆算して、プレゼン資料を作るのがベストです。

ビジネスコンテストでは、下記のような審査項目が提示されていることが多いので、ぜひ参考にしてみて下さい。

【ビジコン審査基準例】
・需要性(ニーズや課題・その深刻さ)
・市場性(課題を抱えるターゲットの多さ)
・課題解決力(ソリューションの良さ)
・収益性(儲かるかどうか)
・市場成長性(今後も継続して収益につながるか否か)
・実現可能性

新規事業プレゼン資料に必要な項目

それでは、具体的にプレゼン資料に盛り込むべき内容について紹介してゆきます。

【新規事業プレゼン資料に盛り込むべき項目】
①サービス名&キャッチコピー
②Why?Why You?(きっかけ・なぜあなたがやるのか)
③解決する課題・本サービスの必要性
(ターゲットの課題やニーズ・現状不満)
④解決策(サービス概要)
⑤サービス詳細(5W1H)や利用方法(ステップ)
⑥競合優位性(=UVP)
⑦ビジネスモデル(=稼ぎ方)
⑧売上予測や市場規模感(=どれくらい儲かるのか?)
⑨実現可能性(実績・実現フロー・ユーザー獲得方法)
⑩ビジョン(このサービスが普及した先の嬉しい未来)

プレゼンテクニック&チェックポイント

プレゼン資料がある程度出来上がってきたら、下記の4点を意識して盛り込んでみてください。

✅冒頭に「問い」や「クイズ」を入れる!
 →聞き手の注意を惹きつける効果が◎
※プレゼンの中身の中で、聞き手に考えさせたいことで問いを作ろう

✅冒頭のスライドでどんなサービスなのかイメージつくようになっているか?→「一言で伝わるキャッチコピー」と「画像」で視覚的に伝えよう

✅ロジカルに筋道が通っているか・伝わる資料か?
 →課題・解決策・優位性・ビジネスモデルの一貫性

✅応援したくなるような共感ポイントがあるか?
 →このサービスがあるときの未来と無いときの未来のGAP
  (Nice to have < Must to have)
※その業界の人でなくても応援したくなるようにVISIONを抽象化してみよう!

【DLリンク】新規事業プレゼンテンプレ

新規事業プレゼン資料に盛り込むべき項目をテンプレ化した下資料をGoogleスライドでご用意したので、こちらのリンクからダウンロードもしくはコピーしてご利用ください!


【作成例】新規事業プレゼン資料

必須項目を入れた参考プレゼン資料として、筆者が過去にビジコンなどで受賞した「旅する薬剤師」のプレゼン資料を下記に共有致します。

※旅する薬剤師は現在も運営しているサービスですが、この資料から利用料など若干変更になっている部分がございますのでご了承下さい。


オシャレに作るなら【Canva】

事業プレゼン資料をオシャレに作成するなら、「Canva」という資料作成ツールがオススメです。

Canva

プレゼン作成のテンプレ検索で「ビジネスピッチ」と検索すると、新規事業プレゼン資料向きのデザインテンプレが出てくるので、そこから自分たちのサービスに合いそうなデザインを選んで、作成してみましょう!


AIに作ってもらうなら【Gamma】

事業アイデアの概要を箇条書きで書くだけで、プレゼン資料を作ってくれるAIプレゼン作成ツール「Gamma」もぜひ活用してみてください!

下図のように、英語表記から日本語表記に変更すると、日本語で資料を作成してくれます。マッチする画像も勝手に挿入してくれます!
作成後、修正したいポイントは上から自由に編集可能です。

Gamma


以上、新規事業プレゼン資料の作り方について、ご参考になれば幸いです。


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