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春の畑

やっと暖かくなってきた。
家の内より外の方が暖かくなってきたら、ようやく私は外仕事に取り掛かる。

庭の手入れや花の世話もしたいけど、とりあえずは食べる物が先だから、畑仕事に取り掛かる。
寒い間は収穫に出かけるのみ畑。
暖かい日があれば草取りくらいはするが、家の裏ではあるが出かけない。
畑に行けば、やることはたくさんあって、やり始めるとキリがないから、なるべく行かないことにしてる。

野菜作りはもう20年近くになるから、スケジュールはわかってる。
最初の頃はそれなりに頑張っていたけど、今は趣味と言うよりは私にとっては家事的である。
やらねばならないことだけど、他にやりたいことがたくさんあるので、そればかりにかかってはいたくないのだ。
もちろん、家事といっしょでそれなりに楽しむこともあるのだけど。

今、私の畑には、うまく巻かなかった失敗の白菜と、鳥に食われた貧弱なブロッコリーと今年はうまく出来なかった大根がある。
それから、どんどん育っていく予定の玉ねぎと。

白菜はもうじき花が咲く。花が咲く前のつぼみは菜花のように料理して食べる。
白菜のつぼみは菜花よりも苦みもなく美味しい。私は大好きである。
サラダやお浸しにして食べるだけ食べたら、花を咲かせ、お彼岸の墓に立てる。
だから白菜は上手く出来なくてもたくさん作る。
ブロッコリーは貧弱でも小さなブロッコリーが出来るので、枯れるまで置いておく。
今年は失敗して大きく出来なかった大根は、小さくても食べて片づける。
大根の後、じゃがいもを植えるから忙しい。

とりあえず、じゃがいもを植えてから、ぼちぼちと夏野菜の準備をする。
豆類や葉物野菜を植えながら、暖かくなっていく日差しを楽しむ季節だ。



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