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漢陽寺庭園登録記念物プレート除幕式

山口県周南市鹿野を応援する「まちづくり応援団えーる」団長のふみぞうです。
今回は、昨年12月26日に行われた、漢陽寺庭園の登録記念物プレート除幕式についてご紹介します。

雪の中で式典が開催

令和3年10月、国の登録記念物として認定された漢陽寺庭園。その認定時に送られたプレートが、2年を経てお披露目されることとなりました。

本堂で行われた式典には関係者だけでなく鹿野に住む皆さんも列席。
杉村住職のあいさつや、プレート設置に尽力された「重森三玲庭園の会」の事業説明、漢陽寺の動画上映が行われました。

動画の上映

式典の後、山門をくぐってすぐの場所に設置されたプレートの除幕が行われました。来賓の藤井市長や、漢陽寺庭園を造った重森三玲さんと言葉を重ね、寺内に庭園を造るため、熱い思いを持って取り組まれた先代住職の手により、無事除幕は完了しました。

モニュメントに取り付けられたプレート

半世紀もの昔に「鹿野の地に人が寄り添い、心癒される日本庭園を造りたい」と庭園造りに心を尽くした先代住職の思いと、「漢陽寺に唯一無二の庭園を造りましょう」とそれに応じた重森さん。

鹿野の人々も造園を手伝い、8年の歳月を経て完成した庭園は、こうして登録記念物に認定されるまでに愛され続けています。

除幕された、ぴかぴかに輝くモニュメントには、庭園の説明や30人を超える功労者・寄付者の名前が刻まれています。たくさんの人たちの思いが集まり、こうして形になったのだなと感じました。

漢陽寺を訪れ、プレートを見かけたときは、庭園に関わった人々の思いを感じながら、庭園をご覧になってくださいね。


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