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深まる秋 清流通りを歩く

山口県周南市鹿野を応援する「まちづくり応援団えーる」団長のふみぞうです。
今回は、鹿野の町なかにある遊歩道「清流通り」の秋をご紹介します。

平成の名水百選に選ばれた清流

平成6年、旧鹿野町の頃に整備されたこの遊歩道は、鹿野の台地を潤した農業用水の用水路である潮音洞ちょうおんどうからの清流を横に歩くことができる場所です。

潮音洞と清流通りは、平成20年に平成の名水百選として環境省に選定されており、全国的にも認められた名水なんですよ。

本稿では、清流通りを歩いて見つけた「秋」をご紹介します。

二所山田神社

この清流通りの途中には、二所山田神社があります。
7月30日には、神社の境内に併設されている菅原神社のお祭りである「鹿野天神祭」でにぎわうこの神社も、今は紅葉で色づいています。

秋めいてまいりました。
赤と緑のグラデーションになっているのも、今の時期ならでは。

池に流れる水と水車小屋

二所山田神社を右手に歩いていくと、水車小屋が見えてきます。
その手前には、ちょっと趣ある小さな水の流れを見ることができますよ。

遠めに見える、紅葉と水がすてき。

水車小屋のそばには橋が架かり、付近では休憩所もあります。
腰を下ろしながら、水車小屋と紅葉の様子を楽しむこともできますね。

水車は、あまり回っているところを見たことがありませんが……。
わらの屋根がいい感じ。

約600メートルの道を歩くと、終点付近にある漢陽寺かんようじが見えてきます。

潮音洞は、この漢陽寺の裏山に掘り抜かれた用水路。
実は、漢陽寺側がスタート地点と言えなくもないような……。

紅葉の向こうに見える漢陽寺の屋根。

水車小屋も、神社の参道も、秋めいてきたことを感じる散策でした。
風も涼しく、太陽が高いうちは心地よさを感じるぐらい。
落ち葉の舞う遊歩道を歩くにも、ちょうどいい季節ですね。

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