雨の日のメッセージ
春雨、五月雨、梅雨、秋雨、霧雨、時雨..
日本には様々な雨の呼び方があるように、わたしたちは昔から雨を自然の恵みとして、共に生きてきました。
ところが、天気予報どおりにいかない土砂降り、舗装された快適な道路以外に溜まった水たまりなど、いつしか雨の存在を、快適な生活の邪魔としてとらえてきているようです。
しかし、雨はいまも農作物を育てるために、わたしたちの心と体に潤いを与えてくれるものです。
色鮮やかな紫陽花のきれいさにはっとしたり、田んぼの中で鳴くカエルの鳴き声に、遠く過ごした懐かしい日々を思い出したり、雨音の日にしか聞こえない部屋でふと、素敵な詩やメロディーが浮かんだり、雨上がりの公園の緑に虹がかかり、心が洗われるように感じたり、
雨の日だからこそ、いつもと違う角度から世界を見る。音が聞こえる。思索ができます。
そんなすてきな雨の日や季節もよいものです。
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