ネットカフェの本気度
ネットカフェの鍵付き個室には注目が集まったのではないだろうか。一体ネットカフェはどこに向かっているのだろうか。やはり居住型を目指しているのではないかと。「鍵付き個室」?いや今のところ居住には向かない。オフィスとしての利用だ。ネット環境とPCがあればオフィスとして使う事が出来る。プライベートPCと仕事用PCを使い分ける為、ネットカフェ備え付けのPCは必要だ。自分のノートPCを使うだけなら飲み放題カフェでも良いだろう。デスクトップ型PCを使える空間だからこそネットカフェは人気なのだ。安定固定型がネットカフェの売りなのだ。そして眠る事が出来る場所であり、これはカフェや格安レストランとの違いだ。横になって休憩する事が出来る場所が他にあるだろうか。ない。帰宅途中で気分が悪くなった時、駅のホームなら座る事が出来る。ファーストフードのお店やソファーのあるレストランに入りぐったりしていたい。こんな時近くにネットカフェがあれば休憩場所としてお薦めだ。気分が良くなるまで個室で寝ていたい。炭酸飲料も揃っているので飲みながら。温かいオニオンスープを飲んだら帰路に向かおう。自分なりに活用出来るのもネットカフェだ。旅の途中の宿に。TVを持っていない若者も多いのでTVを見る為にたまに利用。図書館代わりに飲み放題カフェで勉強。或いは個室で勉強。でも必ず眠くなるので個室にしておこう。そして鍵付き個室の次の大型サービスは、電子ピアノのある共有ルームがあり、好きな時に弾く事が出来るという内容だ。そうなのだ。どこでもいつでもピアノのある場所は素晴らしい。その場所はネットカフェなのかも知れない。ネットカフェの企画力は目を見張るものがあるのだ。きっと皆が感嘆するサービスを近いうちに用意してくれる事だろう。電子ピアノのある共有ルームは防音室である方が良いと思う。ヘッドホンを外して弾けばbarに早代わり。ここがカラオケとレンタルスタジオの融合で新しい空間が出来上がる。後はアプリ開発ルーム(開発統合環境が充実しているPC群)など。まるで総合学園だ。ネットカフェは教養空間を目指すのだろうか。目が離せない存在である。
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