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#13 モチベーション

大学生後半は就職活動だけが人生ではありません。就活や学業など、壁にぶち当たる度に努力を行うためには、その他の場所で息抜きが必要だと考えています。就活を楽しむことができ、壁を壁と捉えずストレスフリーにできるのが良いのですが、ストレスを避けられないのが現実。今回は、今までのような堅苦しい内容ではなく、私の息抜き方法を紹介します。


質の良い息抜きとは

息抜きには、内に向かうような「得る」形のものと、外に向かうような「発する」形のものがあります。例えば、好きなお洋服を買いに行くのは「得る」息抜きで、サウナで汗をかくのは「発する」息抜きです。買い物の中でも、道具を買って何かを創ることは新たな形へと形成する点では「発する」息抜きの面もあります。私がおすすめするのは「発する」息抜きです。「得る」息抜きは気持ちのコントロールの舵を得たものに取られてしまいます。得たものの質に気持ちが左右されてしまったり、感じられる幸福感の上限があると思います。得ることで生まれたモチベーションは有限です。「発する」息抜きによって、自分にしかつくれないモチベーション獲得の機会を生成することこそが、気持ちのコントロールができると考えています。質の良い息抜きとは、外に向かう形が理想です。

息抜き例

「発する」息抜きをしようと試みると、なかなか思い浮かばないと思います。そこで、私の息抜き例から自分なりの「発する」息抜きを見つけてください。
・ジェルネイル
道具を揃えて自宅でジェルネイルの技術を磨きました。ネイルは顔のメイクと異なり、日常の中で常に視界に入る美容だと思います。デザインを考えたり、新しい道具を試したりすることが、月1の息抜きでした。
・K-POPダンス
K-POPダンスを動画サイトで見て覚え、ひとりで踊っていました。ダンスは楽しく運動ができ、どこでもできるので、自宅で簡単に汗をかくことができました。
・友達と電話
夜1時間だけ仲の良い友達と電話をしていました。就活の話ではなく、何気ない日常の話や、4年生でやりたいことをリストアップしたりしました。
これらの息抜きは全て「発する」息抜きの面を持っています。「得る」息抜きがNGというわけではなく、多面的に捉えた時に発していると考えられる面がある息抜きがおすすめです。

息抜き失敗談

実は私も、最初は息抜きの取捨選択に困った経験があります。私も「得る」息抜きと「発する」息抜きがあるという考え方は最初から持っていたわけではありません。
最初の頃、よく行っていた息抜きは「好きなものを食べる」「ネットショッピングする」「SNSで好きな情報だけを集め続ける」でした。食べるという行為は、不健康な生活や血糖値の上昇による眠気を誘発し、モチベーションにはつながらなかったです。ネットショッピングでは、衝動買いをしてしまいがちで、届いたものの記憶がないこともありました。必要なものを買いに行くのと違い、ネットショッピングは必要なものがなくても買いたくなってしまいます。情報収集は、情報の正誤にかかわらず気持ちが左右されたり、余計な悩みが増えてしまったりしました。
これらの息抜きはあまり質が良くなかったと思います。

趣味がないあなたへ

私が述べた息抜き例は、趣味が転じて行っていることも多いです。しかし、趣味がな人もいるでしょう。そこで、私のおすすめや私も今後やってみたい息抜きを紹介します。この中から選ぶのも良いと思います。

ジェルネイル・パズル・お絵描き・自転車で行き当たりばったり旅・4年生でやりたいことを書き出す・美術館巡り・工場見学・ヘアアレンジ研究・入っていた部活を再度行う・サウナ・地元の銭湯・部屋の片付け・ダンス・キャンプ・料理・靴を洗う・バイト先で新しい役割を見つける・画像整理…

私は、「得る」息抜きすべてに意味がないとは思っていません。しかし、長期的に見たときに以上の息抜きはおすすめです。また、意味がない時間を過ごすことだけで息抜きになることもあると思うので、無理に「発しなければならない」と思わないようにしましょう。1番の目的はストレスを解消することです。

まとめ

モチベーションのコントロールは、ゴールにご褒美を設けることよりも適切なタイミングで息抜きをすることが大切です。これを頑張ったらあれをできるというご褒美お預けシステムだと、モチベーションを持ち続ける要因としての効力が有限です。こまめに息抜きをして、就活だけで人生のその時間を過ごさないでください。


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