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Fender American Ultra Stratocasterをゲットしました😊


いつものデジマート・パトロールで発見したUltraのCobra Blue

Fender American Ultra Stratocaster Maple Fingerboard Cobra Blue


私の毎日の日課は、デジマートのギター機材チェックだ。もちろん、ヤフオクやメルカリのパトロールも怠らない。
今は週4日の非常勤の仕事があるので、パトロールは基本夜だが、無職の求職中は、一日中仕事サイトとデジマートを見ていた。

で、見つけたのが中古のFender American Ultra Stratocaster。それもCobra Blueというラメのような塗料を使用した美しいモデル。実はまだ新宿三丁目のロックイン新宿があった際、出たばかりのこのUltraのCobra Blueを店頭で試奏しており、いつかは中古でと思っていたのだ。

注文したのは、2月に急逝した父の四十九日法要の前夜。なかなかホテルで寝つかれず、仕方なくデジマートを見ていて、迷ってウォッチに入れていたUltraを買うことにしたのだった。

クセのあるUltra Noiseless Vintage Strat PUに戸惑い

Ultra Noiseless Vintage Strat PUを搭載

ギターは、私が実家の整理をまだしている月曜に配送されたのだが、帰宅は深夜だったため、梱包をとき、ギタースタンドにUltraを吊るし、眺めるところでその日は終了。
火曜日、家内が出かけた後に、初試奏。
一番使い慣れているSuhr Corsoにつないで音出ししてみた。
フレットは多少減っているものの、特にプレイヤビリテイに問題はない。が、なんか音がBognerのキャビネットから出てくるのが遅いのだ。いつも弾いているSuhrのギターのようなレスポンスがなく、ひと呼吸置いてから音が出てくるイメージなのだ。また、大事な倍音成分を含む高温域がカットされているような感じがする。これはノイズレスにするための悪影響なのかな?と、思われた。

録画したサウンドは、なぜか良いのだ

私はいつもShureのiPadに直接接続出来るマイクで、演奏を録画し、再生して楽しんでいる。
そこで、Ultraでの演奏動画を再生してみると、なぜか高音が綺麗に前に出て、むしろ高音が過多気味なくらいなのだ。私は混乱した。

翌日、またUltraを今度はMarshallやYAMAHAのヘッドアンプにもつなぎ演奏し、またSuhrのギターとも比較してみた。
Bognerからの音は相変わらず高音域が制限されている感じはするが、出音の遅さは感じない。体が慣れたのか、昨日はギターがしばらく弾かれていなかったから遅かったのか…???

Ultra Noiseless Vintage Strat PUの構造を調べてみた

ということで、わたしはUltra Noiseless Vintage Strat PUの構造について、ネット検索してみた。
Suhr「SSC(サイレント・シングル・コイル)回路」は、60サイクル(60Hzと同義)のハムノイズのみをカットする回路を搭載しているのに対し、FenderのNoiselessは、DiMarzioピックアップが開発した方法で、コイルを上下に重ねるスタック構造で、シングルコイルのキャラクターのままに、ノイズを打ち消すという方法とのこと。そのため、ピックアップの高さが通常より高いらしい。

Fender公式サイトでは、以下の記述となっている。
ポリゾルワイヤーとAlnico 5マグネットのコンビネーションにより60Hzハムノイズをキャンセルしながらクラシカルなベルトーンを提供します。Ultra Noiseless Vintage Strat SSSピックアップはクラシックなStratocasterトーンを提供するために出力が控えめに設定されています。”

私が出音が遅いと感じたのは、出力の控えめな設定が原因なのだろうか?

ちなみに、購入した楽器店さんに無事届いた報告と感想を伝えたところ、以下のようなとても丁寧な説明があった。

「ご連絡頂いております”Ultra Noiseless Vintage Strat PU”に関してでございますが、
仰るようにハムキャンセル構造を利用したピックアップとなりますので、純粋なシングルコイルピックアップと比べると、サウンドやニュアンスに違いがみられます。少し丸みを帯びたようなサウンドと言いますか、そちらが高音域の聴こえ方に違いがみられる要因ともなります。
録画サウンドに関しましてはご使用環境によって変わりますので、正確には分かりかねますが、
ハムバッカー構造の特性上、少しミドル帯がでますので、ご使用のサウンドによっては幾分かハイミッドが強調されるので、そのように聞こえるのではないかと思います。
私の主観による意見とはなりますので、あくまでも一参考意見として受け取って頂けましたら幸いです。」

実はFender American Elite Stratocasterを購入した際も、最初同じような印象があり、ずっとそのイメージが変わらず直ぐに手放してしまったのだが、今回は録画サウンドが聴くたびに良く、これもFenderトーンのマジック?なのかとも思い始めている。
少なくとも、美しいCobra Blueのボディと、Mapleネックのコンビネーションには魅了されているので、しばらくは我が家にいることは間違いなさそうだ。

今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございます♪

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