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アレルギーの最先端医療と研究    【#1.アトピー肌からツルツルお肌に】


【アトピー性皮膚炎について】


アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、は現代病と言われるくらい今の子どもたちは何かしらのアレルギーをもっているのではないでしょうか?


うちの3人の子たちも全員アレルギー持ちである。

長男:アトピー性皮膚炎、ハウスダスト、ネコアレルギー        長女:アトピー性皮膚炎、慢性的鼻炎
次男:アトピー性皮膚炎、くるみアレルギー


私たち夫婦もアレルギー持ちだ。

夫: 動物アレルギー、ハウスダスト 
私:アトピー性皮膚炎(幼少期)、花粉症(スギ)


そもそも親のアレルギーは遺伝する。
ということで、残念なことに私たち夫婦のアレルギーは受け継がれてしまった。

だけれども、そのアレルギーを悪化させないように、成長していく過程で少しずつ治っていくようにするのは親の役目ではないでしょうか?


私たち夫婦も最初からこんなにお肌への思いが強かったわけではありません。
長男のときは初めての育児でどこの病院が良いとかもまったくわかりませんでした。

薬を塗っとけば治るでしょ!なんて思ってました。
案の定、長男の肌は治らず悪化するばかりでした。

そんな中で保育園のママ友に聞いたり、近所の人の評判を聞いて現在のかかりつけになった皮膚科を知り、やっと長男のお肌が安定しました。

その先生はおばあちゃん先生でしたが、いつも指示が的確でわかりやすかった。
アトピー性皮膚炎は、とにかく皮膚を清潔に保ちしっかり保湿することが大事。
子どもは汗をかきやすいから、汗をかいたら濡れタオルで押し拭きしてから保湿してね。

ステロイドの使い方も症状に合わせて教えてくれます。

 皮膚科でオススメの先生といえばと聞くと、だれもが口をそろえて言うくらい、そのおばあちゃん先生の名前が出てくる。いつも2時間は待つくらい人気なんです。


2人目、3人目が生まれて、妹弟たちもその皮膚科に通っています。
次男が生後1ヶ月半くらいのとき、なかなか治らない皮膚を見てこの子は兄弟の中で一番ひどいし、もしかしたら食物アレルギーもあるかもれないからと言って、アレルギー研究で有名な成育医療センターを紹介してくださいました。


そこで最先端のアレルギー治療を知り私たちは衝撃を受けたのでした。

まずはお肌に関して最初にやること。

①いつも清潔にする
②全身たっぷり保湿する
③肌がきれいになるまでステロイドの軟膏をたっぷり塗る

①から③はお肌がツルツルになるまで続けなければならない。見た目はきれいだけどお肌がザラザラしているのはまだまだ。


まずはそれが第一段階。
その肌が安定してきたら次のステージに進みます。

①②は同じ
③ステロイド軟膏を1日おきに塗る(例:月水土)


肌が安定したらまた次のステージ、途中で肌が悪化したらまた一つ前のステージに戻って肌が安定するまで続けます。

①②は同じ
③ステロイド軟膏を2日おきに塗る(例:月→木→日)


何週間、何ヶ月もかけて徐々にステロイドの量を減らして最終的に保湿剤だけにしていきます。

私たちの知識の中でステロイドというものはあまりよくないものとして認識されていたので、正直始めはこんなにたくさんステロイドを塗っていいの!?と思っていました。

ですが、これが最速で肌を治していく治療だったのです。

いったんしっかりと治った肌は、肌のバリア機能がよくなっているので以前より悪化しにくい肌へと変わっていきます。


ぜひ上記のサイト内にアトピー性皮膚炎ハンドブックというPDFがあって、とてもわかりやすく説明されているのでぜひ読んでほしい。


この治療のおかげで一番心配されていた次男は3歳になった今、兄弟の中で一番肌がきれいで丈夫になっています。



また、成育医療センターの臨床研究の結果、乳児期のアトピー性皮膚炎は、食物アレルギーなどのアレルギー疾患の発症誘因となることが示唆されました。(2014)


食物アレルギーに関してはまた次回のNoteに、、、















































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